サソリ座からの招待 Invitation from Scorpius #GFX50S
南天の比較的低い位置に赤く輝く星がある。
それがサソリ座の盟王「アンタレス」。
一度これがアンタレスだよ、と教えられたらけして忘れられない印象的な星だ。

アンタレスは美しいパステルカラーの散光星雲に包まれて、まるで多くの天女たちに傅かれ
優雅に暮らしているように見えるのだが、実はウラで暗黒帯の触手を伸ばし、天の川銀河と絡み合い
穏やかな様でいて複雑な様相を呈しているのである。

この美しく複雑な星域を撮影することは一つの夢だった。
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FUJI GFX 50S & GF 120mm F4 Macro 画像クリックで拡大できます Click to enlarge



ところがこのアンタレス周辺の領域、簡単に写ってはくれないのである。
さすがのNikon D810Aでも短時間の露出では二本の触手のような暗黒帯はおろか、パステルカラーの「カ」の字も見えてこない。
かなりの長時間露出をしないと描出されないのである。

素人ではちょっと難しいか?と思っていた或る日、たまたまこの星域をGFXに23mmをつけて1分の露出で撮ったものを
あとでPCで見たらこの暗黒帯が綺麗に写っていたし、パステルカラーがかすかに見えていた。
これはいけるかもしれない!と空の状態が良い日に山の中へ出かけた。

事前にステライメージ7(天体観測ソフト。任意のレンズの写角を天体の任意の場所に投影できる)で何ミリの画角でアンタレスをどこに置いたらいいのか
何度もシミュレーションを繰り返し、現場では一回で構図をキメ、総露出時間15分、15枚の画像をコンポジット、加算平均した。
そして最終現像を始めた途端、この写真!

思わず椅子の上でのけぞった(笑)

右側のオレンジに光る星さそり座の一等星「アンタレス」のすぐ右下に星のように見えるM4球状星団。
左上の明るい星の直下にS字状暗黒星雲(Sが横倒しになっている有名な暗黒星雲、拡大してもこのサイズでは確認しづらいですが)があり、
左下には赤い発光星雲NGC6357、通称「彼岸花星雲」が見えている。何本もの光芒が触手のように伸びていて彼岸花を連想させる。
これらをすべて一画面に収めるように工夫したが。もちろんこれらの星雲は見えていないので明るい星を基準にして
えいや!っと配置するだけで、あとは出来上がってのお楽しみなんであるよ(笑)





# by nontan91 | 2017-07-27 21:58 | GFX50S | Comments(4)
流れ Stream #GFX50S
関東甲信は梅雨が明けたらしいが、「越」はまだらしい。
当地も朝から大雨雷の注意報が出ていて結構な雨が降っている。

こんな日はアンプに灯をともしてバロックを流しているのが良い。
バロック音楽は概して音の強弱が少なく、淡々と流れていくものが多いので
ゆっくりと落ち着いて聴いているにはぴったり。

コーヒーでも飲みながら優雅な気分に浸って背もたれに身を預ける。
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FUJI GFX 50S & 32-64mm F4



直前までの雨のためか、あるいは雪解けの水が豊富なせいか、川の流れはいつもに増して速い。
昇ってきたばかりの朝日を受けてまぶしく輝いている。
メシを食うのも忘れて、さっさとリュックを下ろし三脚をセットした。




# by nontan91 | 2017-07-23 11:42 | Comments(8)
パックマンの見た夢 Pacman Nebula #NIKOND810A
宇宙に浮かぶ星雲の中には、その見え方によって様々なニックネームがつけられています。
たとえば馬頭星雲(Horsehead Nebula)魔女の横顔星雲(Witch head Nebula)かに星雲(Crab Nebula)などいくつあるのかわからないくらいあります。

その中であのゲーセンで昔大活躍したゲームキャラの名前がついている星雲があるのです。
それは「パックマン星雲 Pacman Nebula」といいます。

百聞は一見にしかず、まずはご覧ください^^
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Nikon D810A & Nikkor ED 300mm F2.8 トリミング


どうですか?
まさにパックマンですね。

私には破れ提灯の妖怪のように見えるのですが(笑)

これがどこにあるのか?というと、カシオペア座にあります。
この季節カシオペアはちょうどいい具合に北東の空に上がってきて撮影するのに都合よくなります。
右側の黄色い明るい星がカシオペア座のα星、W型の右下の頂点にあたりますね。
左側の青白い星は同じくカシオペア座のη(エータ)星。

下の写真はトリミング無しの300mm画角のオリジナルです。
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Nikon D810A & Nikkor ED 300mm F2.8


もちろんこれは肉眼では見えません。ファインダーでも確認できませんから
こういった明るい星を目印にして大体の場所を見当つけて撮影するのですが、EVFではノイズがちらついて見難いことも多いので
上等な光学ファインダーがついている一眼レフのほうが構図を取り易いような気がします。

最後の写真はPENTAX K-1にBORG 55 FLという天体専用のレンズをつけて撮影したものです。
レデューサーを装着して200mm相当で、軽くて高性能、解像力はNikkor 300mmよりずっとよく、各収差も強力に補正されており
天体撮影の強い助っ人になってくれますが、人気がありすぎてこのシリーズは納期が数ヶ月待ち。
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PENTAX K-1 & BORG 55 FL


K-1で撮影し始めたときには空に薄雲がかかり、しまいには星が見えづらくなって途中で断念。
明るい星の周囲には滲んだようなハロがつき、まるでソフトフィルターを装着したみたいです。
この星雲は10分くらいの露出で色がよく出てくれるのですが、総露出時間5分ほどで中断せざるを得なかったにしては、
そしてIR改造無しのノーマルカメラの割りにはこのペンタックスはよく写ってくれます。

ゲームキャラの名前がついた星雲はこのパックマン以外には見当たらないのですが
スペランカー星雲とかロードランナー銀河とかあったらもっと楽しいでしょうね^^



今日の一枚は

MONPOU PLAYS MONPOU
作曲者自身が弾いた自作のピアノ曲集、CD4枚組です。
アナログはどうやっても手に入らず、輸入版のCDで聴いています。

モンポウはBGMくらいにしか思っていない方も多いのですが、技量の無いピアニストが弾けばそうなりますけど
本物が弾けばこうなる、という見本がこのCDです。

ピアノ曲のうち何曲かは、スペインの生んだ偉大な女流ピアニスト、アリシア・デ・ラローチャに献呈されています。
モンポウ本人の演奏は確かに余人には真似のできない音楽性を持っていますが、実はラローチャの演奏はさらにその上を行きます。
まるで泉の淵に立ち、底の見えない暗い深遠を覗き込んでいるような、引き込まれたらもうお終いみたいな凄みを感じる演奏で、
初めて聴いたときは、これはヤバイ!

なので、彼女の演奏には滅多に針を下ろしません(笑)





# by nontan91 | 2017-07-21 01:11 | Nikon 810A | Comments(2)
光芒は予報の誤り Light and shade #GFX50S
自分の中で晴れる予想は60%。
外れたら雨の中をトボトボとブナ林の中を歩くことになる。

出発は4時過ぎ。やはり雨で、傘を差しながら2kmほど林道を歩く。
ところが林道の終点近くになって雨が止み、川に沿ってモウモウと霧が湧いているのが遠くからも見える。

そして太陽が山間から顔を覗かせた。
直前まで降っていた雨が猛烈な勢いで蒸発する、気温差で川霧も湧いている。
雨の中歩いてくる登山者は二人だけ。もちろんカメラマンなどいないから独占生中継^^
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FUJI GFX 50S & 32-64mm F4


ところがいいことばかりではなかった。
バッテリーが乏しくなってきたので予備のバッテリーを探すが、どこにも無い!?

おかしいな?
持ってきたはずなのに??

あ、車の中で充電していてそのままだった!
二キロを歩いて取りに戻るわけにもいかないし、結局なんとかごまかして10枚ほど残りを撮りきり、終了。
ああ、疲れた(笑)



しばらくブログの更新が出来ませんでした。
いろいろとありまして、今は一段落したのでまた再開して行こうと思います。
お休みの間、お越しいただいた方々には大変ご迷惑をおかけしました、陳謝!


# by nontan91 | 2017-07-17 13:54 | GFX50S | Comments(8)
私の寝ぐら Sweet home #PENTAXK-1#GFX50S
港を歩いていたら暗い水面に何か浮いていて、その上に何かいる?
背景に明かりがあるところまで移動してみたら、鳥のシルエットが浮かび上がってきた。
形からしてサギだろうと思ったが、なんでこんな夜中にここにいるのかわからなかった。

一度だけ、すぐ近くを船が通過したときだけ飛び去ったが、じきに舞い戻ってきた。
きっとこのブイの上がこのひとの寝ぐらなのだろう。

しばらくモデルになってもらった。
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PENTAX K-1 & SIGAMA APO 70-300mm




最初にこの鳥を見つけたときは120mmしか持ってなくて、それもよいだろうと
何枚か撮影した。PENTAXとはまったく別の写りかたをするので、これはこれで面白い。
港にまだほとんど船が戻ってない時間に撮影した二枚目の写真は大伸ばししてみてもいいかもしれない。
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FUJI GFX 50S & GF 120mm F4 Macro

とか思いながら、両方のカメラともAFでは後ろの水面にピンがきてしまうので、ライブビューでMFでピントを合わせた。


そういえば、PHASE ONEからIQ3 100MP AchromaticというXFシステム用の
モノクロ専用デジタルバッグが発売されましたなぁ。

ほぼ645フルサイズ、そこらの中判カメラのように8掛けなんぞというけちなサイズではありません、
一億画素ですぞ!!

これは究極のモノクロデジタルバックですね~
ただお値段も究極で、545万8000円!!
消費税分で5Dsが買える(笑)

カメラボディとレンズが付属するお得なセットが615万8000円也(笑)(笑)
宝くじ買わねば^^V




# by nontan91 | 2017-07-09 20:05 | PENTAX K-1 | Comments(2)
干潟星雲と三裂星雲 M8 Lagoon Nebura & M27 Trifid Nebura #NIKOND810A
M8は、いて座にある散光星雲で3900光年の彼方にあります。
え? どんな距離なのかわからない?
しょうがないなぁ、3.7X10の16乗kmです。

え?
ますますわからない?
まあ、私もよくわかりません(笑)が比較的近いところらしいですよ。
5.8等の明るさなので肉眼でも条件がよければ確認することが出来ます。

画像は300mm F2.8で撮影したものをトリミングしてあります。
Nikon D810Aのファインダーでも光のシミとして見ることが出来ます。
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Nikon D810A & ED Nikkor 300mm F2.8


上方にある小さいほうの星雲は三裂星雲。
暗黒帯によって三つに分かれて見えることからその名がついたとされています。
距離は5600光年ですから、私たちは縄文時代の光を見ていることになります。
今この瞬間の三裂星雲の現地ではどんなになっているのでしょうか?想像もつきませんね。

三内丸山の遺跡がおよそ5000年前とされていますから、遠い過去から旅をしてきた光なんですね。

このときから赤道儀がUNITECのSWAT-350に変更になりました。
私のサンニッパは古いMFのものですが、やはり重く、同じくMFの500mm F4はさらに大きく重いため
耐過重15kgのSWAT-350にしたのですが、望遠でのガイドの精度は上がったようです。

500mmに交換したところで、急に地上付近にモヤが立ち込め始めシーイングが悪化しました。
天頂付近は綺麗に見えていたのですが、低い高度の星雲は残念ながら綺麗な画像が撮れなくなりました。
今日の写真は300mmの画像を500mmの画角とほぼ同じにトリミングしたものです。
次回はリアル500mmの絵をお目にかけられるよう努力したいと思いますが、この雨と台風ではいつ晴れ間がやってくるやら・・・



今日の一枚は

サラ・ヴォーンで SARAH VAUGHN in the LAND OF HI-FI

Mercury原盤のLPで、キャノンボール・アダレイのアルトサックス、ロイ・ヘインズのドラム、ジョー・ベンジャミンのベース
ジミー・ジョーンズのピアノをフィーチャーしたビッグバンドをバックに実にいい声で歌ってます。
A面一曲目の Over The Rainbowをはじめ、Cherokee、How High The Moonなど名曲がガンガンとスウィングして
最高に楽しいJazzレコードの一つです。

# by nontan91 | 2017-07-04 21:39 | Nikon 810A | Comments(6)
今年は熊が多いみたい around a fishing port with GF23mm F4 #GFX50S
今年はN潟、熊情報がひっきりなしです。
市内には結構有名なT岡温泉があるのですが、先日そこのど真ん中に熊が出現しました。

Mというホテルの池で、熊が手を伸ばして池の鯉を捕ろうとパシャパシャしているのをお客さんが見つけ
大騒ぎになって、追い立てたら隣のホテルの松の木にしがみついてずり落ち、
それから行方不明となり、さあ大変!
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FUJI GFX 50S & GF23mm F4



足湯に入っていたお客さんたちを誘導して車の中で待機させ、一般のお客さんたちはホテルの中へ避難してもらい
一時騒然となったらしいです。まあ、それだけで何事も無かったからよかったですけど。
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それからは連日のように携帯に熊出没の注意喚起情報が入ります。
安心メールというのがあって、市のホームページから登録しておくと
火事や、事件、気象情報など連絡が入るのですが、熊情報の数がめっきり多くなりました。
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その情報があった地名を見ていくと、T岡温泉の半径数キロで目撃されていることが多く
きっと同じ熊だよね?っと話題になっています。問題なのはそのあたり、私の撮影場所のテリトリーと重なっていることでして(笑)
猫ならいいですが、熊のポートレートは撮りたくないし・・・ちょっと困っています。
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そういうわけで、今年は森の方へ入っていくのがためらわれ、どこへ行こうか?と考えたときには
海辺へ車を走らせていることが多くなっています。早く熊の季節が過ぎてくれるといいのですが・・・

で、23mmの初撮りの続きです。
快晴の夕方、小さな漁港を中心に歩き回りました。
猫だけ撮っていたわけではないのです(笑)

日が暮れてからはコンビニで夕飯を仕入れて、今度はそのまま恐る恐る山の中へ。
熊が出ても星空の誘惑には勝てず、結局夜中まで星を撮っていましたが
幸いなことに熊には出会いませんでした(笑)

このブログを書いている途中に洗濯機の終了を告げるブザーが聞こえたので
中断して洗濯物を干しに行きました。洗濯は機械がやってくれるからいいのですが、
干すのは人力、そのあとたたんでしまうのも人力。
先日テレビで何度か紹介されていましたが、たたむのまでやってくれる洗濯機がついに登場!しましたね^^

えらい時間がかかるし、まだとても高価ですが、カメラにうつつを抜かしている場合じゃないですね。
みんな売ってしまえば買えるかもしれない(笑)




# by nontan91 | 2017-07-02 17:55 | Comments(8)
日暮れる頃 GF23mm F4 #GFX50S
晴れた日に23mm一本だけ持って海へ出かけました。
これが初めての撮影になります。

お天気はいいし、海辺に出たら釣りをしている人がいて
後ろで猫が一匹、釣れるのを待っています。
持って帰ってもどうしようもないような小さいのが釣れたとき、その魚をもらえるのです^^
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FUJI GFX 50S & GF 23mm F4 画像クリックで拡大できます Click to enlarge


「ちょっと待ってろよ」
このあと、5cmにも満たない小さなアジが釣れて
ピチピチ跳ねているのをもらって踊り食いです。

「すいません、撮らせてください!」
と一声かけて猫とおじさんの釣りの一部始終を撮らせていただきました^^
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そうこうしているうちに、他の猫たちも寄ってきて総勢4匹が私のまわりをウロウロ。
たくさんポートレートを撮らせてもらいました。

家に帰ってPCで画像を確認して「あれ?画角がおかしい??」
そうだったのです、家で画角を3:2に設定して、そのまま戻すのを忘れていたのです。
どおりで構図が決めやすいと思った(笑)

一般的な3:2の画角は嵌れば一番緊張感の高い絵が撮れます。
645の画角は4:3で昔のテレビの画面とほぼ同じ、若干ゆるくなってしまうので実はあまり好きではありません。
初撮りだというのにレンズをフルに使えなかったうらみは残りますが、仕方ないです、ごかんべんを(笑)
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世の中にモンスターと呼ばれるレンズはいくつかありますが、最近のものではフォクトレンダーで出した
HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6なんかそのひとつでしょう。
E-マウントのフルサイズ用レンズですが、いったいどうやって撮ったらいいかわからない(笑)

他にはライカのAPO SUMMICRON 50mm F2でしょうか。
撮り始めは何が凄いの?という感じですが使えば使うほどにその恐ろしさがわかってくる。




で、この23mm F4(18mm相当)ですが、これだけの広角レンズなのに当たり前に撮れてしまう。
周辺のゆがみや収差もなく、まっすぐのものはまっすぐに、まるで標準レンズで撮っているかのごとくです。
いや、へたな標準レンズよりよほど普通に撮れてしまう。

この当たり前に写る、ということがとても凄いことで、広角ということをまったく意識しないで撮影できる
唯一のレンズかもしれません。そういった意味で私の中ではこれをもモンスターレンズとして認定することにしました(笑)



# by nontan91 | 2017-06-30 00:25 | GFX50S | Comments(6)
気分はハッセル II GFX Photo with Hasselblad Lenses II #GFX50S
先日のハッセルレンズによる試写、思ったより反響が大きかったので、
というわけでもないですが、ハッセルと言えばやっぱりモノクロームをはずせませんので
今回は6X6のままモノクロームの設定にしてあちこちウロウロしてみました。
レンズはすべてDistagon 60mm F3.5 です。
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FUJI GFX 50S & Carl Zeiss Distagon 60mm F3.5 画像クリックで拡大できます Click to enlarge


風景でハッセルと言えばカラー写真のほうが多いかもしれませんが
ポートレートやスナップなどではむしろモノクロが主流だったでしょう。
あの上から覗く独特のスタイル、明るくはっきりとしたミノルタ製のスクリーンに
映る景色は本物よりも本物らしかったかもしれません。
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GFXに可動式のアングルファインダーを装着して、上から覗けば
これはもうハッセルで撮っていたころの気分が蘇ります。
ただ、左右反転像ではなく正像であるということだけが違う部分ですが、これは、気になりません。
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明るいミノルタのスクリーンではともするとピントが合いにくいと感じることもありましたが
GFXではEVFですから、拡大してMFアシストをつかいフォーカスピーキングを作動させれば、
かつてのハッセルよりピント合わせがしやすいかもしれません。
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今回の撮影はすべてISO100で手持ちですが、特に困ったこともありませんでした。
胸の前で構え、上から覗くスタイルは思いのほかホールディングがよくぶれも少ないようでした。
水面を行く漁船を追いかけるとき、最初は反転像のつもりで見えているのとは反対方向へカメラを振ろうとして慌てたこともありましたが(笑)
正像ですからそのまま追いかければいいんですね、ハッセルになりきってました(笑)
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いろんなレンズを試すつもりだったのですが、気分が60mmだったので結局最後までこのレンズで撮りきってしまいました。
写りはごらんの通りで、webだけで見ればフィルムをスキャンしたものか、デジタルなのか区別はつきません。
オリジナルでもよくわかりません(笑)これは嵌っちゃいそうですね^^
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今日、FUJIFILM純正レンズの23mm F4(18mm相当)が届きました。
これもまたどんな写りがするのか楽しみです。

# by nontan91 | 2017-06-26 19:56 | GFX50S | Comments(2)
気分はハッセル GFX photo with Hasselblad lenses #GFX50S
RAYQUAL(宮本製作所)からHS-GFXのマウントアダプターが届いた。
発売前にコンタクトして送ってもらったのだ。これでハッセルVシリーズのレンズがすべてGFXで使用できる。

現在のGFXのラインナップでは長玉がないので不便と言えば不便このうえない。
これで250mmが使えれば、言うことなし。

ただ、超古いレンズなので一抹の不安はあったが、それはまったくの杞憂というものだった。
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FUJI GFX 50S & Carl Zeiss Macro Planar 120mm f4 画像クリックで拡大できます Click to Enlarge



GFレンズのマクロも優秀だが、Macro Planarの画像を見てビックリする。
デジタルではなく、まるでPRO 400のネガフィルムを見ているようだ。
コントラストはあまり無いが、そのかわり階調の再現性がものすごい。
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Carl Zeiss Macro Planar 120mm F4



それともうひとつ驚いたのは、色収差、いわゆる色ずれがまったくと言っていいほど見当たらないこと。
デジタルになると画素に向かう光線の角度が厳しくなるので、Canon 、Nikonと言えども古いレンズでは色ずれが起こったため
デジタル用にレンズを設計しなおさなければならなかったというのに、この古い本家Carl Zeiss、どれも文句のつけようが無い!
早い話が、フィルム、デジタル関係無しに色収差など完璧に封じ込めてあったHasselbladのレンズが素晴らしい!ということだ。
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Carl Zeiss Macro Planar 120mm F4



せっかくハッセルのレンズをつけたのだから、GFXのアスペクトの設定を1:1、つまり正方形にしてみる。
すると、ファインダーの中もモニターも真四角になって気分は突然ハッセルになった!
しばらくぶりで正方形のファインダーを見たので最初は構図がうまく取れなかった。
ハッセルを使っていた頃なら黙っていても正方形の中に構図が納まったのに、なんたることだ?(笑)
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Carl zeiss Distagon 60mm F3.5



それでも何枚か撮っているうちに645の画角でモノを見ていたことに気づき、
幻影を振り払って真四角の風景を探し始めた。うまくいかない。
しばらくしたらまたこの画角に慣れるだろうか?
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Carl Zeiss Sonnar 250mm F5.6


この250mmというのは風景写真を撮る人には「標準レンズ」とも言われ、風景屋さんは絶対持っていなければならなかった。
なので自分の手元にもちゃんと残っている(笑)ただ、今回はそれほど使いたいシーンに出会わず、
夕陽が海に沈む中、帰港する小さな漁船が視界に入ってきたので、そのときだけレンズを交換した。
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Carl Zeiss Distagon 60mm F3.5



沖の漁船に灯がともった。
暗くなってきたのでこのまま星を撮ろうかどうしようか?と空模様を見ていたが
どうもうす雲がかかって取れそうにないのであきらめることにする。
いずれこのレンズで星空を撮ってみたいものだ。
古いレンズだからダメだろうと思っていたが、今日の試写の結果ではいけるかもしれないと感じた。
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Carl Zeiss Distagon 60mm F3.5


もう撮れなくなって帰り際、突堤に誰がおいたのか石ころと流木が転がっていて
いったんは通り過ぎたが気になって戻ってきた。暗くてピントが合わないのでこの流木の上に携帯を開いて置いて
光る数字にピントを合わせてISO 1600で30秒の露出をかけてみた。
わずかに空に残った夕焼けの色がほんのりと流木をピンクに染めているのがわかる。
何とやさしい写りだろうか!?


お腹が空いたので、すのまま車を走らせて「すき家」でうな丼を買って帰ることにした(笑)




今日の一枚は

カラヤンとベルリンフィルで「WAGNAR ワグナー」

若き日のカラヤンでまだ誰に文句を言わせない溌剌とした演奏がそこにある!
COLUMBIAの初期盤、いわゆる33CXの記号がついているレコードで、トリスタンとイゾルデ、
タンホイザー、ニュールンベルクのマイスタージンガーから美味しそうなところを録音している。
重厚でいて華やか。カラヤンでなければベルリンフィルをここまで鳴らせなかったであろうと思われる逸品。
フルトヴェングラーとはまた違った素晴らしさがある。




# by nontan91 | 2017-06-23 23:40 | Comments(12)
聖籠の赤い宝石 Red jewels of June #GFX50S
今年もこんな季節になりました。
生産者の方から直接届いた赤い宝石。
聖籠は隣町。さくらんぼの産地です。
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FUJI GFX50S & GF120mm F4 Macro 画像クリックで拡大できます Click to enlarge



丹精こめて作られたこの宝石。
いただく前に礼を尽くさねばバチが当たる。
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右側からの自然光のみで撮影した。
スタジオで撮るように様々な角度からライトを当ててもいいが、それではプロの撮った写真になってしまう。
絵を描くときのように窓からの光をカーテンで調整して様々な角度でさくらんぼを山のように置いてみたり、ひとつにしたり。
背景のビロードはこのときのために4月から用意しておきました(笑)


今日の一枚は
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲 Symphonie Concertante モーツアルト W.A.Mozart。

ヴァイオリンはアイザック・スターン ISAAC STERN : ヴィオラは稀代の名人、ウィリアム・プリムローズ WILLIAM PRIMROSE
そして指揮者はなんと、パブロ・カザルス! PABLO CASALS

Orchestre du Festibal de Perpignan

特にこの二楽章はモーツアルトの作品の中でも絶品で、道ならぬ恋の逢瀬、切なさと苦しさ、そしてその燃えるような愛の深さが
演奏から浮かび上がってこなければならぬ。今どきの演奏者にこの曲は弾くことが出来まい。
驚くほどのゆっくりとしたテンポからスターンの切ないヴァイオリンが流れてくる。
それをプリムローズが受けていく。カザルスのおそろしく古風なオーケストレーションが二人の演奏を引き立て物語を作っていく。
そしてヴァイオリンとヴィオラは燃え尽きて第二楽章を終えるのである。

この二楽章にはいくつかの名演があるが、彼らの演奏はそのベストに数えられるかもしれない。
古いColumbiaのモノラルレコードで、CD化されているかどうかはわからない。
何枚か最近の演奏者によるこの曲を聴いたことがあるが、てんでお話にならない。



# by nontan91 | 2017-06-20 22:46 | GFX50S | Comments(6)
日は落ちて The day was over#NikonD810A
各社のレンズのフラッグシップに、いわゆる「サンニッパ」というのがあって
300mm F2.8で、どれもとんでもない写りをするというので垂涎の的になってるシリーズがある。

10年ほど前に数寄屋橋のニッコールレンズ専門店に時々通っていた頃、「いいのが入りましたよ。」と
見せてくれたのがそのサンニッパだった。ところがそのレンズ、フィルム全盛期のMF時代のものでオートフォーカスは無い。

「でかくて重くてMFなので、動きモノを撮るには相当の慣れと体力が要りますが風景などには最高でしょう。」
隣には500mm F5.6もあってそれぞれ立派なアルミケースに入っている。
「いや、そんな高いものは使えませんよ~」と言ったら「今じゃAF、手振れ補正付が当たり前で、この頃のレンズは誰も使わなくなったんですよ、これが底値でしょう。」
探していたNoct Nikkorの半分以下の値段だったのでそのままアルミケースをぶら下げてN潟に連れて帰ってきてしまった(笑)

しかしながら、いくら体力があった頃とは言えこのサイズと重さでは車以外に運ぶ手段が無くいままでお蔵入りに。
ただ、最近になってこのレンズでなければ撮れない世界があることに気づき、このところ出動回数が少しずつ増えているのです。
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Nikon D810A & ED Nikkor 300mm F2.8





今日の一枚は
「EXODUS」 : BOB MARLEY & WAILERS

ボブ・マーリーの後期の重要アルバムで、オリジナルが発売されてから40年がたったことを記念にして作られた3枚組みのCD。
ボブ・マーリーの名声を利用しようとした政治闘争に巻き込まれて暗殺者の銃撃を受け、ジャマイカからバハマへ逃れた。
こうしたEXODUS「出ジャマイカ」の直後に作られたアルバムで強い政治的メッセージとラブソングで満たされており
タイム誌が「20世紀最大の音楽アルバム!」と評していた。
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EXODUSのTシャツつきのCDがあって予約しなきゃな、と思っていて次に見たときにはTシャツ付きは無くなっていた!
仕方なくCDのみの予約となって金曜日に届いたばかり。

オリジナルは1977年だが、当時のレコードの記憶では音のバランスが悪く、高音寄りで音も細くあまりいい印象は無かったが
今回のリミックスでとてもバランスが良くなったのでボブ・マーリーのメッセージがより直接的に伝わってくるような気がする。

# by nontan91 | 2017-06-18 13:10 | Comments(10)
まだ風邪が抜けない #GFX50S
スカッと風邪が抜けてくれればいいのだけれど
年取るとなかなかそうはいかないみたいだ。

こういうときは静かな海辺に出て潮風を吸い込んでみるのもいいかもしれない、と
勝手に考えて海岸線を20kmほど北上する。

だいたい自分は、ここ!という場所を決めたらそこから動かないでじっと待っているというタイプなので
ところどころ良さそうなロケーションは覗いてみるのだが、結局最初に考えていた場所にたどりついてそこに碇を下ろす。
砂地を歩いて荷物を何度か運び、そして小さな椅子など持ち出して腰掛けてそのときが来るのを待っている。
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FUJI GFX 50S & 32-64mm F4


静かな静かな夕暮れ時の入り江の風景。
こんな時の流れ方が一番好きだ。

雲が日の光をさえぎる、華やかに色づいていた風景が一瞬暗転すると、それまでとはまるで違った世界がそこに出現した。

ぱちり。


月末には23mm(18mm相当)が来る。
周辺が流れない超広角レンズはどんな風景を見せてくれるだろう?


# by nontan91 | 2017-06-15 23:55 | GFX50S | Comments(10)
病み上がりの星 #PENTAXK-1#GFX50S
実は前回の一ノ倉沢で雨に打たれて風邪を引いてしまいました。
翌日の日曜日の夕方ごろから急に動けなくなり
月曜日はバッタリ!

2日間寝たきり状態となり、やっと回復の兆しが見えてきました。
今日もお天気が良かったんですけど、ぐっと我慢して撮影には出ませんでした。
いや~、久しぶりの本格的な風邪引きです。


で、「亜鈴星雲」

風邪を引く前に、K-1とGFXで撮り比べてみました。
ところが撮影した日は空は晴れていたのですが風が強く長時間露光では星がぶれてしまいます。
仕方なく40秒だけ露出して14枚シャッターを切りましたが拡大してみると使えたのは7枚のみ。
これをコンポジット合成し加算平均してノイズを少なくして出来上がった写真をトリミングしたのが一枚目の写真。
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PENTAX K-1 & BORG 55FL(レデューサー装着で200mm相当)

なんとなく鉄アレイのような形に見えてきませんか?
もうちょっと長い露出をかけられられれば、あるいはあと10枚くらいよけいにシャッターを押せれば
もっと星雲が滑らかに写しだされたでしょうに、ちょっと残念でありました。

で、この「亜鈴星雲」は、こぎつね座という星座にあるのですが
こぎつね座と聞いて、ああ、あれか!と思い浮かぶ人はまずいないと思います(笑)
なので、探すのは結構大変で、200mmレンズの実視界オリジナル画像は下の写真ですが
中央付近に青っぽい、周りの恒星とは違う写りをしている天体がわかりますか?
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PENTAX K-1 & BORG 55FL オリジナル画像

この小さな天体は肉眼では見えませんし、カメラのファインダーにも背面モニターを拡大しても見えません。
なので近くの明るい星をさがしてそこから少しずつ移動、この辺だろうというところで試し撮りしてみます。
ISO12800くらいで短時間露出したものを再生してさがすのですが、これだけ小さいとカメラのモニター拡大でも時間がかかります。
画面の端っこにあると全画面をさがさないといけません。

それがレンズの倍率が小さくなるとファインダーの中に周辺の星座が入ってきますので探すのは楽になりますが
今度は拡大の無理が効きません。倍率を上げたいのはヤマヤマですけど、上げれば上げるほど探すのは大変になります。
下はGFXの120mm(96mm相当)の視界です。
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FUJI GFX50S & GF120mm F4 Macro

このサイズだと画面上部に白鳥座のアルビレオ(中央上部の←)とη(エータ:左上部の←)が視界に入ってきますので
このアルビレオとエータ間と同じ距離だけアルビレオから下にさがれば、そこにアレイ星雲がいるはずです。
見つけましたね?(笑)

GFXを取り出したときにはさらに風が強くなっており、時折り体が揺さぶられるようで三枚しかシャッターを押すことが出来ませんでした。
倍率が低いのと枚数を多く撮れなかったので拡大画像は厳しいのですが、集光力と色の乗りかたはさすがで、たくさん枚数を重ねられたら
きっと良い画像が得られるのではないかと期待しております。
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FUJI GFX 50S & GF120mm F4 Macro トリミング


夜空に星が一杯見えていたなら、いろんな星雲を探してみたいのですが、年々空の条件は悪くなってきます。
市街地の灯りの光害のためです。今のうちですね、やれるのは。

見えているのものを撮るのはもちろん面白いですが、見えていないものを探し出すというのも
大変面白いものです。写っていたときの喜びは何物にも替えがたいですね。
もっともっと研究して綺麗に写し出せるようにしてみたいものです^^



# by nontan91 | 2017-06-11 23:04 | PENTAX K-1 | Comments(6)
一ノ倉沢、雨 Ichinokura-sawa , Mt. Tanigawa-dake #GFX50S#PENTAXK-1
土曜日が臨時の休みになったので通行規制が始まる前の雄国沼に行こうと思っていたら
すでに通行規制、シャトルバスで上がるしかなくなったので断念し、第二候補の飯豊石転び沢の出会いへ雪渓歩きを目論んだが
ここは雨の予報でまたも断念。第三候補の谷川岳一ノ倉沢、ここは何とか晴れ間がのぞきそうだったので、ここに決定。
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FUJI GFX 50S : 32-64mm F4 画像クリックで拡大できます Click to enlarge 午前4時9分撮影、日の出前。




真夜中は月が顔を出し、星も見えていたので仮眠するのものどかしく午前2時過ぎにヘッドランプをつけながら歩き出す。
ところが、先ほどまで見えていた星はほとんど見えない。月も沈んでしまったので真っ暗な中林道を登る。
駐車場からだと約4kmの道のり。途中道端で「グゲゲッ!!」という大きな鳴き声にビックリ!
沢でカエルが啼いていた(笑)大きな音がするたびに振り返りライトを向けて確認するが何も無し。
この時期、夜中の山道一人歩きは肝を冷やすことばかり。冬場の方が精神的に楽だ。
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FUJI GFX 50S : 32-64mm F4

午前3時過ぎ、一ノ倉沢に到着する。
かすかに山影が見える。尾根の方は雲がかかっているが風向きが谷から吹き上げているので、いずれ雲は取れるだろうと踏んで小休止。
真っ暗で星もないので、仕方なく10年間ご愛用のEPIgasストーブで湯を沸かしコーヒーを飲もうと準備していると
突然雨がパラパラと降ってきた。気がついたら風が山からの吹き降ろしに変わっている!?
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PENTAX K-1 & SIGMA APO 70-300mm


これでは雲は稜線からこちらへ向かって降りてくるばかり。
山を覆い隠してしまうのでなんとか明るくなるまで持って欲しいという願いもむなしく本降りとなった。
リュックをくるんだ防水シートの上に雨の水溜りが出来る、コーヒーは雨水で薄まってしまう(笑)

今年は昨年の同時期に比べるとはるかに雪がたくさん残っている。
雪渓の厚みはかなりあり、登山者は苦労して雪渓に登りついている。
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PENTAX K-1 & SIGMA APO 70-300mm

それでもここから大きな岩がごろごろしている沢筋を登っていくよりは雪渓の方がずっと楽だ。
ただ、雨はどうしようもなく降り注ぎ、ここまでやってきて登山をあきらめたグループもある。
「この雨では岩場を登る自信がないよ」きっとそれが正解でしょう。
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PENTAX K-1 & SIGMA APO 70-300mm
雨に煙る衝立岩の基部。
もちろんわたしゃ登りませんけど、みなさんここを上がっていくんですよね。


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PENTAX K-1 & SIGMA APO 70-300mm


帰る途中で撮影したマチガ沢。
初冬の厳しい風景はありませんが、誤算がひとつ。
木が育ちすぎて下の方がまったく見えません。この時期に来たことがなかったから予想はしていたものの
もうちょっと上が見えるかと思ってた(笑)


カメラ2台とレンズが3本、がっちり三脚に食い物、水、ストーブ、椅子など全部あわせると重さは10kg近くになってしまった。
近くの低山では大丈夫なはずのトレッキングシューズでは重量を支えきれなくて、このあたりで足に違和感を覚え、しまいに足指の付け根が痛くなってしまった。
次回は山登り用のがっちりした靴が必要になる。


# by nontan91 | 2017-06-04 16:45 | GFX50S | Comments(6)
水田に日は落ちて Sunset at rice field #SONYα7II
田んぼシリーズ、第2弾。

山の中、急に開けたところがあって水田が広がっていました。
まだ田植えが終わったばかり、水面に夕焼けの雲が映っていました。
こんな光景は今の季節だけのものです。車を停めて三脚をセットし、いいなぁ!とか言いながらシャッターに指をかけていました。
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SONY α7II & 16-35mm F4


こういう場面に出くわしていつも困るのがどこに露出を合わせようか?ということ。
空が飛ばないように設定すれば影の部分は全部真っ黒になってしまう。
それはそれで写真に撮れば当たり前のことなのですが、実は人間の目には土手の緑も見えているし
空も飛ばないで見えている。カメラの機能を大きく上回る我々の眼と脳ミソ。

両方とも描写するためにはハーフNDフィルターを使って明るさを調整するのが手っ取り早い。
しかし、取り出して装着して、というのが面倒だし、だいたい持ってくるのを忘れていることが多い(笑)
HDRという手もあるが、なんとも不自然で絵画のようになってしまう。

ところがこのαシリーズのカメラには強い味方がありました!
本体に必要以上の装備を載せないで必要なものをソニーストアから、あとでアプリとして購入すればいいという。
その中にデジタルフィルターシリーズがあって、なんと画面を二分割、三分割してNDフィルターをかけ、それぞれに露出や絞りを設定できる。
さらに、フィルターの境界部分のぼかし具合まで調整できるすぐれもの。斜めがけまで出来ちゃうんですね^^

やってみましたよ。
まずは二分割して1stパートの空の部分が飛ばないように露出を決める。
2ndパートで田んぼの部分の明るさを調整し、土手の緑が薄っすらと不自然に見えないように描写できるように境界部のボケ具合を調整する。

極端にしてしまうとそれこそヘタなHDRの見本みたいになってしまうので、モニターを見ながら微妙に調整をして撮影したのが一枚目。
肉眼で見えているものとは違うけれども、写真と肉眼視のよいところ取りが出来るかもしれない。
そんな可能性を秘めたアプリでありました。
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さらに、さらに。
この同じアプリの中にはカラーフィルターもついているのです。
それもどこまでかけるか簡単に決められるし、強さ、露出も設定できます。
二枚目はアンバーフィルターを空の部分にのみかけてみました。

こういうeffectをかけるとほとんどのカメラはjpegでしか保存できないのですが、αはRAWのまま保存ができます。
それがありがたいですね。
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ただ、このフィルターには問題点があって、二分割ならシャッターが2回、三分割なら3回のシャッターが少し間をおいて切られることです。
手持ち撮影には自信があったので(笑)試しにやってみました。
うまくいった!

いい感じに撮れてるじゃないですか?
空がいい具合に落ちていて、田んぼの緑は日が当たって明るく描写されている。空がここまで落ちる露出で撮ったら田んぼは暗くなりますからね・・・
やったね~とPCでよく見てみたら、右端の方は見事にずれていた(笑)
つまりは三脚が必須ということです^^

こういうeffectをかけることを嫌がる方もおられますが、肉眼で見たものが正しいのであれば
写真にした時点で肉眼視したものとはすでにかけ離れてしまっているのですから、うまく調整することはかまわないわけです。
いろいろ試してみて良いものを取り入れていくのもいいのではないでしょうか?

これらのアプリはα7シリーズだけでなく、α6000や6300、6500などのAPS-Cカメラにも対応していますから
お持ちの方は試してみるのもいいですよね、有料のものも無料のものもあります。
一度購入すると、登録したカメラ10台まで使用できるらしいですからね^^


# by nontan91 | 2017-05-30 21:07 | α7II | Comments(6)
古都逍遥 Nara city #SONYα7II#RX1RII
モノクロームで歩く奈良の町。

廣目天 東大寺。
きっと大映の大魔神のモデルに違いありません。
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SONY Rx1RII 画像クリックで拡大できます Click to enlarge


日輪山 新薬師寺。
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SONY α7II & SUMMILUX-M 50mm F1.4



飛火野。
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SUMMILUX-M 50mm F1.4




若宮神社 春日大社。
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SUMMILUX-M 50mm F1.4




飛火野。
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SUPER ELMAR 21mm F3.4




日輪山 新薬師寺。
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SUMMILUX-M 50mm F1.4




JR奈良駅前。
c0065410_01230652.jpg
SUMMILUX-M 50mm F1.4


モノクロームで撮るには最初からモノクロに設定しておかなければならない。
カラー画像をあとでモノクロ化しようと思ってもろくなものができない。
最初っからモノクロの目で見ていることが肝心だと思う。

いつも後から思うことだけど、もっとモノクロを撮っておけばよかった!
後悔ばかり。





# by nontan91 | 2017-05-27 02:11 | RX1RII | Comments(6)
久しぶりの雨 rain,rain #GFX50S#RX1RII#DP0Quattro
今日は久しぶりに雨が降っています。
このところお天気が続いていたのでカラカラに乾いた地面も少しは潤ってくれるでしょう。

先日の天王の春祭り、いつもの巫女様の写真はどうした?と言われ
出し忘れていたことに気がつきました、いや、出し惜しみじゃないんですよ(笑)
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FUJI GFX 50S & 32-64mm F4  画像クリックで拡大できます click to enlarge


これは4月19日ですからだいぶ時間が経ってしまいましたねぇ。
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SIGMA DP0 Quattro



7月になると今度は夏祭りが控えています。
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SONY RX1RII



天王祭りは雨祭り、とはよく言ったもので
今年の春祭りも雨、そして風が強かったのです。
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SIGMA DP0 Quattro



あまりの風雨にお宮の正面入り口を閉めたまま執り行われたのを見たのは初めてでした。
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SONY RX1RII



今年も巫女様はご健在、そしてますます美しくなられておりました。
アップの写真もありますが、もったいなくて出されません。
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SONY RX1RII


本日の一枚は
TITO GOBBI ティート・ゴッビで「A LA SCALA」という一枚。

イタリア生まれのバリトン歌手です。
1913年生まれで1984年に亡くなっていますが演技がとてもうまく、よく通るバリトンで
私の好きな歌手の一人です。レコードはフランスのパテという名門のレコード会社から発売されたもので
ライナーノーツがフランス語なものですから、何が書いてあるのかよくわかりません(笑)

ミラノスカラ座でよく公演された演目から、ということでしょうか?
トスカや椿姫、リゴレットなどからおいしいところをミラノスカラ座オーケストラと共に
気持ちよさそうに歌い上げています。






# by nontan91 | 2017-05-23 22:11 | GFX50S | Comments(6)