時代
新発田路地探訪。
ひとまわりすればお腹がすく。

新発田に登喜和寿司あり!と謳われた、老舗中の老舗。
せがれリターンズ♪

親子二代でカウンターに立つ。
実はあとで話が出たのですが、この3人のお客さんは東京での修行時代の大先輩たちで、
今の仕事ぶりを偵察に来たのだとか。和気藹々の中にも緊張感が漂っていました。
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鮨は、当たり前ですが美味しいのです。
妥協を知らないお父ちゃんの目利きもあるのでしょう、昔から変わらぬウマイ寿司です。
そして裏方さんのお母ちゃんもなくてならぬ存在です。
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忘れてはいけないのが、看板娘↓
この人がいなければ、お店が成り立たない。
歳は知っているけど言いません(笑)

この看板娘のご主人、先代のときから私はここへ通っているので、親戚よりもお付き合いが長い。
記憶があるのは小学校の低学年、年端も行かない子供のわたしに、先代はワサビたっぷりの寿司を出すのです!
まるでワサビ込みの味がオレの味だから慣れろ、と言わんばかりに情け容赦なく子供にもワサビを食わせる!

それでも寿司が食いたいばかりに、泣き泣きお茶で流し込んでいたのを、つい昨日のように思い出します。
「サビ抜きで」なんて言えるようになるのはだいぶ後になってからの話なのです^^
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この看板娘の豪傑譚は数多くあるのですが、それはまた次の機会に(笑)
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今日も大勢のお客さんが「登喜和」の味を求めて通ってきます。
昔から受け継がれてきた変わらぬ味、と時代によって進化してきた味、二つの味が微妙に絡み合って
「登喜和」のお店の今があるのですね。

新発田へお越しの際は、ぜひとも寄ってみてください。
「のんたんのブログ」を見た、と言えば、きっとお茶の一杯くらいはよけいに出してくれるでしょう(笑)
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実は、このお店、先日アップした「2楽章」の斜め前にあるのです^^

M : ①②③ Nocton 35mm F1.2 : ④⑤ Summilux 50mm F1.4
by nontan91 | 2010-10-07 00:02 | M9
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