「あなたと夜と音楽と」
Jullie Londonのハスキーボイスがたまらんかったですな~^^
で、今宵はジャズではなくてクラシック。
これもたまらん組み合わせ!
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ワレリー・ゲルギエフ指揮のロンドン交響楽団と諏訪内晶子のバイオリンの競演。
これが新潟で聴けるというのが何と言ってもすごい!
それに! 東京公演でのチケットよりも格段に安い^^
新潟にこんなホールがあるということ自体が奇跡のようなものだが、こういう箱モノを作ってくれたことには感謝する。
いったいこの前はいつ来たんだっけ? ミッシャ・マイスキーのチェロだったような気がする。
で、今日のプログラムは、シベリウスのバイオリン協奏曲とマーラーの交響曲第一番「巨人」。
このマーラーの一番、恥ずかしながら最後まで聞いたことがない^^;
最初の5分で寝てしまうか、立ち上がって別のことをし始めるかどちらかで、いつの間にか演奏が終わってしまっているという難曲だ(笑)
演奏はなかなかのもので。
諏訪内晶子のシベリウスは、重厚なロンドンフィルの演奏とあいまって、これから始まる新潟の鉛色の空が
目の前に浮かんでくるかのような演奏だったし、その後の例のいつ果てるともわからないマーラーは
明けることのない新潟の長い冬の季節を暗示するようで、これでもか、これでもか!と右から左、上から下へ
怒涛のように頭の中を引っ掻き回してくれる。
ああ、いったいこれは、なんという選曲なのだ!?
どっぷりと頭から音楽の波につかって放心したように夜の町へ出た。
M : Color Scopar 21mm F4P