予想以上に仕事が長引き、夕焼けは撮り損ねた。
疲れ果てて夕食をとる気力も無かったので山へ向って車を走らせる。
せめて空に明るさが残っている時間にここへ着きたかった。
遅い桜が咲いている。標高を少しずつ上げていくと、散りかけから満開へ、
そして7分咲きから3分咲きへと変化していったが、もう光がなくなって撮ることが出来なくなった。
それでも、小さな農道で粘っていると、不思議な時間帯が訪れた。
水を張った田んぼ、外灯に照らされた農地、かすかに残った夕暮れの明かり。
迫りくる黒雲、空には三日月。
全てを写しこむために露出を13秒に設定した。
当然ただの「勘」だ(笑)
画像クリックで拡大できます
今日の一枚、山内。
D800E : AF-S Nikkor 14-24mm F2.8G