デネブと北アメリカ星雲 full of stars #PENTAX K-1
山の上で夜空を見上げているとたくさんの星が見えて感動する。

その中でも一番は大学時代、スキー部の夏合宿で月山に行ったとき、夕食後外に出たときに見た夜空。
星が落ちてきそうで怖いとさえ感じたほどの星空は凄かった。

二番目は娘が中三のときに一緒にでかけた屋久島で夜に宿舎を抜け出して見に行った星空。
天の川がくっきりと見えて、昔の人がミルキーウェイと呼んだ気持ちがよくわかった。
現在の2000m級の山の上で見る夜空よりも凄かった。

ただ、どんなに凄い夜空でも、肉眼で見るには限界がある。
あの美しい星雲を、星団を、望遠鏡で見てもかすかに淡いものとしか認識できないはるか彼方の天体を、
その見えないものを何とかして見てみたい。欲望はついに夜空に向けられた。
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画像クリックで拡大できます PENTAX K-1 & BORG 55FL + レデューサー0.8XDGQ55 & KENKO スカイメモS
そこで調べまくった末に出てきたのが、TOMYTECで出している望遠鏡のシリーズでBORG 55FL。
このままでは250mm F4.5というスペックですが、0.8Xのレデューサーというものを装着すると200mmでF3.6のレンズに変身する。
そのままでも凄いレンズなのですが、このレデューサーをつけると視野の周辺部まで超フラットな描写となり
コマ収差も画像の流れも無くなってしまい、ものすごい解像度が得られるので最近野鳥や天体写真愛好家の間で話題になっていたのです。

これをK-1に装着して、KENKO スカイメモSというコンパクト赤道儀に載せ慎重に極軸を天の北方向に合わせ
星の動きに合わせて追尾してもらう。星雲など大きな天体を撮るのは初めてで、超初心者ですから(笑)
星景写真で赤道儀の設定には慣れていたものの、200mmクラスの望遠ではわずかな極軸のずれで
星が流れ、点像になってくれないのでさすがに自信が無く、とりあえずISO 1600で60秒の露出で4枚撮り
天体写真専門ソフトでその4枚をコンポジット合成すると、加算平均された画像から、フーッと赤い星雲の姿が浮かび上がってきました!
天体写真というのは風景写真と違って合成や数々の調整が当たり前に許されている分野なのです。
また調整しないオリジナルの画像は見られたものではありませんが、この調整の良し悪しがキモなんですねぇ^^

斜めになった北アメリカがわかるでしょうか?白く大きい星は白鳥座のデネブです。
カナダとアラスカがないのは残念ですが元々ないのです。すぐ隣のモヤっとした赤い星雲はペリカン星雲と呼ばれていますが
私の技術ではペリカンの頭が見えません。60秒の露出でもまったく星は動いていなかったのでたぶん120秒くらいまではいけると思うので
次回は90秒で10枚くらい撮ってみたいと思います。
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K-1につけたBORG 55FLのお姿。
とてもごつい感じに見えていますが、重さはたったの630g!
カメラ本体とあわせてもフラッグシップの70-200mmF2.8、一本分の重さでしかありませんから、
コンパクト赤道儀にも楽々載せられます。また対物レンズ、鏡筒、レデューサー、カメラマウントなど全部分解できますから
持ち運びも簡単です。あ、国内のほとんどのカメラマウントがありますから、どんな一眼レフにもマウントの交換だけで装着できます(長さ調節は必要ですが)
ペンタックスマウントだけはAF可能なマウントもあるそうですが、とりあえず必要ないです。
もちろん昼間も撮れますが、この組み合わせでは絞りユニットが無いので使いづらいです。

ネジのついているところはヘリコイドです、ここを回すとピントが合うのですが、実に精密で、スッと合ってくれます。
ピントが合ったらずれないようにこのネジを締めます。

ただ問題なのはN潟のお天気。
滅多に快晴の夜空になってくれませんから、チャンスを逃さないようにしないと^^

そうそう、写真はノートリミングです。
実はトリミングすればするほど星の数が増えてしまい、jpegでどうやって画像処理しても500KBオーバーと言われてしまって
ブログに載せることができません、250KBくらいなんですけどねぇ、どうも駅風呂はおかしいな??
一枚目の画像もかなり画質を落としているので、こんなものですが、オリジナルは星の点像が全部分解されてすさまじいです(笑)
by nontan91 | 2016-06-04 23:32 | PENTAX K-1 | Comments(2)
Commented by Masa_ls at 2016-06-06 21:28
星座のことは全く無知なんですが
満天の星空の魅力は知っています、撮影もしてみたいですね
それなりの場所へ移動しないと撮れませんので
今度蔵王へでも行ってみようかな^^
Commented by nontan91 at 2016-06-06 22:02
★Masaさん>

おばんです~^^
実は私も、判読できる星座はわずかしかありません(笑)
ものすごくよく見えるところへ行くと星の明るさが違って見えるので
昔の人が作った星座の意味がよくわかります。
刈田岳あたりへ行ったらきっといいのでしょうね?
ただなかなか晴れてくれない、とMasaさんが前におっしゃってましたが
雲のかかりにくい、光害の少ないところがいいですね~^^
D800Eなら最高じゃないですか(^o^)
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