回転花火銀河の夜 #PENTAX K-1
また?
と言わず、お付き合いください。

おおぐま座(北斗七星)の柄杓の柄の部分に近く、見事な渦巻き型の銀河があります。
金曜日の夜、あまりに晴れ渡ったので撮影に出ました。

夜半前まで月が出ていて撮影にならず、12時近くになってやっと撮影できました。
一枚目は少しクロップしてわかりやすくした写真です。
M101渦巻き銀河、回転花火銀河というニックネームがついています。

明るさは7.7等星、肉眼ではわからず、望遠鏡では相当の倍率がないとこの渦巻きはわかりません。
私たちの銀河も真上から見るとこんな形をしているのだそうです。距離は1900万光年!
早い話が、1900万年前の光を見ていることになります。
c0065410_046402.jpg
画像クリックで拡大できます PENTAX K-1 & BORG 55FL(200mm F3.6相当)+コンパクト赤道儀KENKO スカイメモS
ところがこの日、どうも追尾の状態が悪く90秒露出の画像を6枚揃えるのがやっと。
だいたい、赤道儀の電池が切れて、予備がないので探しまくり、使いかけのストロボの電池を抜いて入れ替えたり(笑)

200mmのオリジナル画像は二枚目です。
一枚目のクロップした画像には左上に小さな渦巻き銀河NGC5474(10.8等)もかすかに写っていますが
これは焦点距離2000mmくらいの望遠鏡でないと見えません。回転花火自体も写真では渦巻きがよく写るのですが
期待して望遠鏡で見てもあまりに淡くてがっかりするそうです。
c0065410_13426.jpg

どこにあるのかというと、これは比較的簡単に見つけられます。
初心者の私には、まず簡単に見つけられる天体から撮影を始めました。
下の写真で、下方の矢印は北斗七星の柄杓の端から二番目、有名な二重星ミザールと、左側の矢印のない明るい星ηを結んだ線を底辺とする正三角形の頂点にこの回転花火銀河が位置します。
この構図で写真を撮って銀河の位置を確かめてからカメラの位置を移動して回転花火銀河を真ん中に持ってくるのです。
c0065410_1223445.jpg
こんな風にして見たことのない天体を視野にとらえられると、とてもうれしいもので、思わず「あっ、写ってる!!」なんて声を上げてしまいます(笑)

この日は天文台がオープンする日で、様々な望遠鏡を用意してくれて一般の人に天体を見せてくれます。
もちろん私も300円払って見せていただきました。ドームは二つあり、片方は月に向いていて、
もう一方は、私の見たときは火星を向いていました。みなさん、どれが火星でどれが土星だかわかりませんから
グリーンのレーザービームを用いてどれがどの星だか教えてくれるのです。下の写真の二本のビーム、
おそらく右側は土星に、左はきっと火星に向いているものと思われます。
c0065410_1412677.jpg
Nikon Df & Nikkor 14-24mm F2.8 + Vixen ポラリエ & テレスコ工作工房オリジナル雲台ベース
上の写真、右下の変なものは私のスカイメモS。
Nikon Dfで60秒の露出ですが、まだ月明かりで空の撮影はできません。

観望会の終了時、一人離れて写真を撮っている私を見て「もしかして、沼沢さん?」と声がかかりました。
「私はそんな有名な人じゃないです~(笑)」 (注; 沼沢茂美さん 新潟出身の星景写真の第一人者)
似ても似つかぬ姿なのですが、暗がりだからわからない(笑)
by nontan91 | 2016-06-12 02:14 | PENTAX K-1 | Comments(4)
Commented by SAKURA at 2016-06-12 22:28 x
それこそ~星雲だ、、、、叫びました。(笑)
小さいころの興味ってそのまま、残るんですね。私は天文が大好きで自分で撮影できるなんて・・・・夢のようです。
せっかくK-1を購入されたんだから~ぜひにシリーズ化してほしいくらいです。(笑)

いつかは、、、、私も撮影てみたいですね。
Commented by Masa_ls at 2016-06-13 08:33
1900万光年・・・・・・・・・・・・・・・
気が遠くなりました^^;
広大な宇宙空間のロマン、遥か彼方の星座から
多くの光が飛び交っているんですね~不思議です^^
それに引き換えこの地球上でゴソゴソうごめき屁理屈こねてる
私なんぞはマクロの生物に思えてしまいます^^;
Commented by nontan91 at 2016-06-14 00:29
★SAKURAさん>

こんばんは~^^
星に興味があってもなかなかご自分では写せないですよね。
第一、スカッと星空が見えないといけませんから、私なんか
恵まれている方だと思います。広角レンズを使った固定写真なら
デジタル時代、ISO感度を上げればいいだけですから割と簡単に写せますが、
星雲、銀河、星団を写すにはまず赤道儀から揃えないといけませんから大変です。
機会がありましたら是非挑戦してみてください^^
Commented by nontan91 at 2016-06-14 00:43
★Masaさん>

こんばんは~^^
1900万年。
500万年前前後に初めて猿人が出現し、直立二足歩行が確立されたのですから
星を眺めて何か考えられる人類はその頃いなかったわけです。
1900万年前では、まだヒマラヤの造山運動も終わってない頃の光ですからねえ。
人間の一生なんてちいせぇ、ちいせぇ(笑)
<< 赤い宝石の季節 #PENTAX... 佐渡へ佐渡へと #LEICA ... >>