というわけで、無事に戻ってきたsd Q。
あ、いいな、と思ったのは暗いところの写り具合。
でもそれは銀塩フィルム時代のアンジェニューのようにグレーの中のグレーの階調が無限にある、といったレベルではなく
早くから黒はつぶれてしまうけれど、そのつぶれる一歩手前の写り具合が、なんとも自分好み、という話。
見えるか見えないか、でもやっぱり見えてるという微光のレベルが良い感じ。
画像クリックで拡大できます SIGMA sd Quattro & 18-300mm F3.5-6.3 DC
この18-300mm contemporary というレンズ、見た目はエントリークラスの高倍率ズームなんですが、
SD1でも使用してみて、Foveonとの相性のよさが光っておりました。
それはもう高倍率ズームですから、ゆがみが出るのは当たり前で建築などには使いたくないですが、
それが気にならない被写体、自然風景などでは抜群の写りで、私的にはとても信頼しているレンズです。
それはsd Quattroでも印象は変わりません。
これらの写真、誰がエントリークラスレンズで撮ったと思うでしょう(笑)?
18-300mm F3.5-6.3 DC
sd Q のAFは遅いです。
はっきり言って、最初期のミラーレスカメラのAFスピードと変わりません(笑)
ただ、合焦は非常にしっかりしていますから、ピントが合いさえすれば、凄い絵が撮れます。
撮影していたら、セキレイが足元にやってきました。
ちょこまか動くので普通のカメラでさえピントを合わせるのが難しいのですが、多少習性を知っていれば
sd Qでも何とか写すことはできます。
18-300mm 3.5-6.3
上の画像を100%近くに拡大した写真がこれです。
SIGMAでなければ表現できませんね。かといって野鳥撮影に向いているとは思えません(笑)
水浴びでもしていたのでしょうか?
びしょ濡れですね。
少しずつsd Q の写真が増えてきました。
これからまたアップしていきます。
リクエストがありましたら、どうぞ(笑)