外よりも寒い笹川邸の家の中で。
冬の冷たい光が邸内に射し込んでくる。
こんな日は撮影日和だといって出かけてきたが、やはり冷える。
安土桃山時代からの大庄屋で、文政9(1826)年に再建された表屋敷はさすがに歴史の重みを感じる。
画像クリックで拡大できます SONY RX1RII Carl Zeiss 35mm F2
雪囲いの隙間から漏れてくる光の美しさこそ昔人の愛でた光景なのだろう。
教養が無くとも一句ひねり出してみたくなる。
ガラスなど無い時代には冬の天気のいい日にはこのように開け放しているのが普通。
寒い何ぞとは言ってられないが、私だったら人前ではやせ我慢して、隠れて股火鉢なんぞしていたに違いない(笑)
今週はやっと越後にも本格的な雪が降った。
これからはこんなによい天気は望めないかもしれないので
心ゆくまでじっくりと邸内を回ったら、気がついたら2時になっていた。
14bit非圧縮RAWという設定は通常では得られない微妙な階調までも写し取ってくれるような気がする。
さらにWBブラケットを設定すると、一回のシャッターでカメラの適正WBとやや青みがかったものとやや暖色に振ったものの三枚を作り出してくれる。
これがまたいい具合に作動してくれるので調子に乗ってずっとそのままの設定にしておいたら
32GBのSDカードがあっという間になくなって、気がついたら32GBが三枚無くなって、バッテリーも三個消費していた。
これではいくらあっても足りない(笑)