星降る夜に Stars and clouds #PENTAX K-1
8月になって一日中晴れていることがほとんどなかった。
わずかの晴れ間を狙って星を撮りに出掛けてみたものの、何枚も撮らないうちに霧が出て雲が全天を覆い始めた。
ペルセウス座流星群の残党を少しでも引っ掛けられないかと期待したが、大きな流星を4個外した。

写角の外だったり、シャッターを押していないときだったり、そういうときに限って結構大きな流星が飛ぶものだ。

あきらめて場所を替え面白そうなところを探して車を走らせる。
夜空の星を絡めた星景写真は流行っているがみな同じようなものばかり。
たまにはこんな雲が主体の星景写真があってもいいかもね。
星降る夜に Stars and clouds #PENTAX K-1_c0065410_00031369.jpg
PENTAX K-1 & 15-30mm F2.8


K-1はとても良い出来のカメラなのだが、残念ながらフルサイズ対応のレンズが出てこない。
でかくて重い高性能のレンズはあるのだが、コンパクトで開放F値を欲張らないでカバンの中に
楽に三本くらい入るような望遠系、広角系のズームや、使いやすい画角の単焦点を期待していたのだが
まったく出る気配がない。なので次第にK-1の出番が減ってくる。
サードパーティからの供給もほとんどない状態ではあきらめるしかないか。

それに引き換え、SONYのαミラーレス一眼用のレンズはサードパーティからも多く参入し
どれを選ぼうか迷うほどの盛況ぶりだ。フランジバックが短いこともありマウントアダプターで
世の中のほとんどのレンズを使用できることも強みで、こちらでの出番も増えてきている。

αミラーレス一眼のボディは数種類あるが、ニコンやキャノンのように
エントリーモデルというのがない。それぞれに特徴があってこの機能が欲しい人は
このボディを使ってね、という棲み分けなのがおもしろい。

だからどのボディを使っていても他のボディを羨むことは少ない。
画素数を欲張らないで高感度にめちゃ強い7s, 7sII。4000万画素オーバーの写真を撮りたければ7RII。
そこまでの機能はいらないがそこそこで良いというなら7II、といった具合になっている。

そのそこそこの7IIですらA1サイズに引き伸ばしても非常に繊細な画像がそっくり保たれているし
なんら引け目を感じる必要は無いという性能を持っている。

プロ向けのサポートも充実し始めてきているようだし、超高速シャッター、秒間20枚連写、しかも無音モードがあるという
α9も登場したことで、2020年の東京オリンピックではカメラの勢力地図も変わってくるかも知れんですね。
無音モードはホントにシャッター音がしません、なのでコンサートとか芝居やバレーとか
スポーツでもゴルフなどインパクトの前からシャッター押していてもまったくわかりませんからねぇ。

ま、悪いことに使わないように(笑)




by nontan91 | 2017-08-19 01:18 | PENTAX K-1
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