昨日の続きです。
地震前日の夕方、これはまさに柏崎方面を見ています。
硬い筆で油絵の具をのせたような、なんともいえない空が広がります。
そして海側を見ると天気雨。
狭い雲の切れ目から、細くて強烈な太陽光線が、低い雨雲をスポットライトのように照らし出しました。
25mmから85mmに変更して数枚撮影すると、このオレンジ色に染まった雲の範囲が広がってきたので、
85mmから、さらに50mmに交換しようと、マークを合わせねじ込んだその時でした!
あれっ、抵抗が無い!?
と思った次の瞬間、 「パキーン!」
ハッとして、レンズを離すと、カメラの中から何かが転がりでて、足元に落ちた。
ファインダースクリーンでした・・・
「なんで??」
レンズを見たら、マウント変換アダプターがついていなかった・・・
合わないものを無理やり突っ込んだために、爪を引っ掛けてスクリーンを固定する部品をはずしてしまったのだった・・・
注*)
このあとまた雲や太陽の光芒が劇的に変化するのだけれど、それを横目で見ながら
何とかはまらないかと格闘するが、無理。
あわれ、1Dsは修理に直行。ついでにオーバーホールしてもらうことになった(泣)
EOS 1DsMk2 : Distagon 25mm F2.8 & Sonnar 85mm F2.8
注*)ご存じない方のために・・・この時使用していたツアイスのレンズは直接キャノンのカメラにつかないため、
マウント変換アダプターというものを介して、装着するのですが、直前に50mmに
つけていたものをはずして、太陽を撮ろうと500mmレンズのほうに付け替えていたのを
まったく忘れていたために起こった悲劇であります。
アダプターはレンズの数分だけ用意しておかなければならないというのが鉄則であります(T_T)