2017年 05月 19日 ( 1 )
GFXで星を撮る billions of stars #Fujifilm#GFX50S
あまりに天気が良かったので山の中へ出かけました。
前回固定で星を撮ったときにいい感触があったので
赤道儀につけて撮ってみたいと思っていました。

赤道儀というのは簡単に言うと、星の動きに合わせて回転してくれる装置で
長時間の露出を行なっても星が点状に写ってくれます。

一枚目は誰でも写せる銀河の中心方向、great star cloudと呼ばれる星の密集地帯。
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画像クリックで拡大できます FUJI GFX 50S & GF120mm F4 macro (F5.6 120sec. ISO 3200)
You can see M8 and M20 in the center, M17 and M16 left upper side.

最初は広角で撮っていましたがガイドの精度がいいようなのですぐに120mmに交換し、
星像をきれいに描出するためにF5.6に絞り、ISO 3200で2分の露出をかけました。

中央付近にある赤く大きな星雲は「干潟星雲」と呼ばれるM8。
その直上にある小さな赤い塊が「三裂星雲」M20。暗黒帯によって三つに分かれて見えるのです。

左上には二つの赤い星雲が見えますが、南側(下)にあるのが「オメガ星雲」M17。
北側(上)にあるのが「わし星雲」M16。

大きなM8は条件がよければ肉眼でも確認できるほどですが、色は見えません。光のにじみ程度です。
ほかの三つは肉眼では見えません。一番左上にある「わし星雲」M16などはかなり長い間星団としか認識されておらず
20cm位の大きな望遠鏡でも光が滲んでいる程度にしか確認できないそうですが、
カラー写真に撮るとご覧のようにきれいな赤い色の星雲として写ってくれます。



二枚目はやはり星の密集地域、白鳥座の尻尾にあたるデネブ(青く明るい星)とその下の北アメリカ星雲。
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GF120mm F4 macro : F5.6 : 240sec : ISO 3200
Around the Deneb (Bright blue star : Cygnus α)



これは思い切って4分の露出をかけてみました。
通常は短時間の露出を行なったものを何枚もコンポジット合成し、さらに加算平均したり結構調整をして
仕上げることが多いのですが、中判カメラは、その集光力が違うのでしょう、たった一枚だけでもこれだけ写ってくれます。
縮小されたブログの写真ではモヤっと見えるかもしれませんが、是非拡大してください。
右下に網状星雲のきれっぱしが写っていますが、こんなに見えるんならもう少しアングルを下げればよかった(笑)

何度も言うように私は星の写真は素人です。
ただ星を見るのは昔から大好きなのでいつかは写真に撮りたいな、と思っていました。
ここへきてその望みは少しずつかなえられそうになってきましたが、問題は普通の写真を撮った上に
夜中も撮りっぱなしでは、眠る時間がなくなってしまうということが大問題となっています(笑)

三枚目は昇る銀河。
現地に到着したときには、こんなに星が見えているのになんで天の川が見えないんだ??
と焦りましたが(笑)まだ昇ってきていなかったんです。一枚目の写真にあるM8もM16,M17も見えていますね。
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Milky Way rising : GF32-64mm F4 (F5.6 : 120sec : ISO 3200)



赤道儀はピンからキリまでたくさんの種類がありますが、最初に使ったのはVIXENのポラリエ。
安価でコンパクト、実は胎内星祭りの会場で発売前の試作品の状態を見せていただいたのが縁で購入しました。
これは非常に使いやすく、本体についた小さな穴の中に北極星を導入するだけで立派な写真が撮れるので重宝しましたが
比較的軽いカメラで短めのレンズに限られるので(オプションでサードパーティの部品を取り付ければ200mmくらいまで写せないことはないですが)
現在はケンコーのスカイメモSという機材に、バランスウエイトなどのオプションパーツを取り付けて使用しています。

スカイメモSはGFXに120mmをつけた状態で十分長時間のガイドが可能なのでとりあえずこれで撮影です。
あと、トーストやSWATなど良いものはたくさんあるんですけどね~(笑)

そうそう、同じケンコーからスカイメモTというさらにコンパクトでスマホからも操作できる赤道儀が6月に発売されます。
耐荷重量3kg(雲台やその他オプションパーツ含めて)ということなのでポラリエの1.5kgに比べればフラッグシップに24-105mmでも
十分耐えられそうなので、自重640gということもあり持ち運びも楽なのでこれから始める方にはもってこいかもしれませんね^^




by nontan91 | 2017-05-19 21:40 | GFX50S | Comments(4)