2017年 05月 30日 ( 1 )
水田に日は落ちて Sunset at rice field #SONYα7II
田んぼシリーズ、第2弾。

山の中、急に開けたところがあって水田が広がっていました。
まだ田植えが終わったばかり、水面に夕焼けの雲が映っていました。
こんな光景は今の季節だけのものです。車を停めて三脚をセットし、いいなぁ!とか言いながらシャッターに指をかけていました。
c0065410_18523654.jpg
SONY α7II & 16-35mm F4


こういう場面に出くわしていつも困るのがどこに露出を合わせようか?ということ。
空が飛ばないように設定すれば影の部分は全部真っ黒になってしまう。
それはそれで写真に撮れば当たり前のことなのですが、実は人間の目には土手の緑も見えているし
空も飛ばないで見えている。カメラの機能を大きく上回る我々の眼と脳ミソ。

両方とも描写するためにはハーフNDフィルターを使って明るさを調整するのが手っ取り早い。
しかし、取り出して装着して、というのが面倒だし、だいたい持ってくるのを忘れていることが多い(笑)
HDRという手もあるが、なんとも不自然で絵画のようになってしまう。

ところがこのαシリーズのカメラには強い味方がありました!
本体に必要以上の装備を載せないで必要なものをソニーストアから、あとでアプリとして購入すればいいという。
その中にデジタルフィルターシリーズがあって、なんと画面を二分割、三分割してNDフィルターをかけ、それぞれに露出や絞りを設定できる。
さらに、フィルターの境界部分のぼかし具合まで調整できるすぐれもの。斜めがけまで出来ちゃうんですね^^

やってみましたよ。
まずは二分割して1stパートの空の部分が飛ばないように露出を決める。
2ndパートで田んぼの部分の明るさを調整し、土手の緑が薄っすらと不自然に見えないように描写できるように境界部のボケ具合を調整する。

極端にしてしまうとそれこそヘタなHDRの見本みたいになってしまうので、モニターを見ながら微妙に調整をして撮影したのが一枚目。
肉眼で見えているものとは違うけれども、写真と肉眼視のよいところ取りが出来るかもしれない。
そんな可能性を秘めたアプリでありました。
c0065410_18524365.jpg
さらに、さらに。
この同じアプリの中にはカラーフィルターもついているのです。
それもどこまでかけるか簡単に決められるし、強さ、露出も設定できます。
二枚目はアンバーフィルターを空の部分にのみかけてみました。

こういうeffectをかけるとほとんどのカメラはjpegでしか保存できないのですが、αはRAWのまま保存ができます。
それがありがたいですね。
c0065410_19223776.jpg

ただ、このフィルターには問題点があって、二分割ならシャッターが2回、三分割なら3回のシャッターが少し間をおいて切られることです。
手持ち撮影には自信があったので(笑)試しにやってみました。
うまくいった!

いい感じに撮れてるじゃないですか?
空がいい具合に落ちていて、田んぼの緑は日が当たって明るく描写されている。空がここまで落ちる露出で撮ったら田んぼは暗くなりますからね・・・
やったね~とPCでよく見てみたら、右端の方は見事にずれていた(笑)
つまりは三脚が必須ということです^^

こういうeffectをかけることを嫌がる方もおられますが、肉眼で見たものが正しいのであれば
写真にした時点で肉眼視したものとはすでにかけ離れてしまっているのですから、うまく調整することはかまわないわけです。
いろいろ試してみて良いものを取り入れていくのもいいのではないでしょうか?

これらのアプリはα7シリーズだけでなく、α6000や6300、6500などのAPS-Cカメラにも対応していますから
お持ちの方は試してみるのもいいですよね、有料のものも無料のものもあります。
一度購入すると、登録したカメラ10台まで使用できるらしいですからね^^


by nontan91 | 2017-05-30 21:07 | α7II | Comments(6)