カテゴリ:PENTAX67Ⅱ( 32 )
頭痛の種 headache #PENTAX67II
同僚の中にお天気に敏感なのが数名いて、私も含めてその全員が原因不明の頭痛になると
決まって翌日には南方海上で台風が発生する。

どうして何千キロも離れたところの気圧が影響するのかわからないが、
まず外れたことはないのである。
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気圧が変化する程度でどうして体調がおかしくなるのかというとよくわかったいない部分が多い。
海に潜ったときに水圧がかかって鼓膜が痛くなるは理解できるが、きっとそれと同じようなことが
全身に、特に年取った脳みそあたりに影響を及ぼすのだろう。微妙な変化に耐え切れないところが出てくるのだな。
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今回も台風が二つ。
南方をウロウロしている。
大きな被害が出ないことを祈るばかりだ。

今夜のお供は、
デューク・エリントン。
彼の参加している全てRCAでのレコーディングをまとめたThe Works of DUKEの1941-45までの5枚組みから。

カウント・ベイシーのサウンドとはまた違う絶妙のハーモニーとリズム。
参加しているプレーヤーの中でもレイ・ナンス(tr)、この人が何故かヴァイオリンを弾く。
それがまたたまらない、おそらくジャズ ヴァイオリニストの中でも最高の演奏をするのではないかと思う。
それと、アルトサックスのジョニー・ホッジス、この人の演奏は最初の出だしを聴いただけでわかるほど
特徴的な吹き方をする。彼らがバンドに加わっただけで演奏の質が変わってくるようだ。

もちろん、他のプレーヤーだってエンリントンのバンドに加わった連中は凄い人たちばかりだが、
二人のアドリブが出てくると、手が止まってしまい聞き惚れてしまうので仕事にならない(笑)

そして今夜も気がつけば12時を回ってしまっているのである。


PENTAX 67II : 105mm F2.4 : ILFORD XP2 400
by nontan91 | 2014-07-31 23:52 | PENTAX67Ⅱ | Comments(2)
わび WABI # PENTAX67II
久しぶりに十文字美信の写真集「わび」を引っ張り出した。

三部構成になっていて深山幽谷、茶器、スナップの順序で並んでいる。
重文クラスの茶碗や棗(なつめ)など茶道具が大判カメラでガッツリ捉えられている。
自分にも撮れないだろうか?と試みたがデジタルで撮れるような相手ではないことはすぐにわかった。

以前東京で十文字さんの写真展があったとき、この「わび」を持っていって友人を介してお話しすることが出来た。
サインして欲しいとこの本を差し出すと、N潟からこんな重い本を持ってきたのか!?
とビックリされたことを覚えている。以来この本は宝物だし、きっと相当影響を受けているのだろうなぁ、と思う。

その割りには「わび」とは程遠い写真ばかり撮っているのだから、なんとも情けない話だ(笑)
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それ以来少しずつ銀塩を勉強し初めてやっと中判まで扱えるようになったが、その上はもうダメだな^^;
よしっ、と思ったときにはフィルムの寿命はつきかけていた。
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そうだ、忘れていたけど、ハッセルもあった。
そろそろ引っ張り出して動かしてやらないと。
どうもシャッターの音の大きいものほどよく撮れるような気がしてならない(笑)

今日の一枚は、
ストラヴィンスキーの春の祭典。

当然アンセルメ指揮のスイスロマンド管弦楽団。
初演はひどいもので、あんなもの音楽じゃねぇ!とか散々酷評されたらしいが、
今聴くと何と素敵な音楽なんだろう?といつも思う。
こんな音楽を聴きながら写真をスキャンしているんだから自分でも変ってるな、と思う(笑)

PENTAX 67II : 55mm F3.5 & 105mm F2.4 : ILFORD XP2 400
by nontan91 | 2014-06-23 00:27 | PENTAX67Ⅱ | Comments(7)
食べ物写真はいかがなものか? Before lunch : #PENTAX67II
67でいままでお料理写真を撮ったことがなかったような気がするので
沢海まちあるきの帰りに北方文化博物館の敷地内にあるレストランでトライする。

105mmで撮ろうとしたら、最短撮影距離が1mではちょっときつい^^;
55mmで30数センチに寄ってみる、うまくいったらご喝采。
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というわけで出来上がりを楽しみにしていた。
スキャンしてみたら、おう!どこぞのガイドブックの写真みたいになったぞい(笑)
いけるんじゃない?

ただし、こんなでっかいカメラ構えて、バッシャン!
というのは少々勇気がいる(笑)
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この日のランチは、イカとソラマメのパスタ。
これにパンがついて、スープとサラダバーは食べ放題で1500円。
当然別料金でデザートもいただきましたけどね^^

今日の一枚は、
ナベサダのCalifornia Shower。

相当古いですが、デイヴ・グルーシン(p)やリー・リトナー(g)が参加してご機嫌なナンバー。
これでカリフォルニアの空気を夢見ていたころのレコードです。CDでも持っていましたが当時が蘇ってこない。
ネットの中古レコード屋さんで状態のいいのを432円(!)でみつけて購入しました。
これがいいのなんのって^^ 若い人たちに聞かせたら、これはカッコいい!って大絶賛!
やっぱりこの当時のものはアナログで聞かないといけません。
エルビスもビートルズもみんなそうです。

PENTAX 67II : 55mm F3.5 : Fuji Pro 400 H
by nontan91 | 2014-06-20 21:42 | PENTAX67Ⅱ | Comments(9)
海辺で日暮らし sea side #PENTAX67II
浜辺の方では、そろそろ落花生を植えたところも多い、と聞く。

ところが植えた側からカラスにほじくられ、ネズミに食われ、キジにつつかれる。
そんな有様で諦めてしまった人もいるそうだ。
山手ではこれにサルも加わるから、たまったものではない。
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今日、覚えの無い宅配便が届いた。
差出人はサイバーグラフィックとある。
「なんですか、これ?」
「ヤバイもんと違いますか?」
「い、いや~なんだろうね?(汗)」

袋を外から撫で回してわかった、ILFORDの輸入元だ!
ブローニーのXP2が40本入っていた。
あ~、よかった(笑)
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これでしばらくの間は食いつなげる。
ブローニーだけでなく、そろそろ35mmの方も出番を待っている。
今週の日曜日はお仕事だから、あまり撮れそうにない。
晴れたらカラーフィルムを久しぶりに詰めてみようかな。
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今日の一枚はアシュケナージ(p)でラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
アンドレ・プレヴィン指揮のロンドン・シンフォニー・オーケストラ。
ラフマニノフの曲では一番有名な曲なので、聞き流していてもいいのだが、それではもったいないいい演奏。
大海原に漂うようである。
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PENTAX67II : 105mm F2.4 : Kodak Portra 400NC(賞味期限内 笑)
by nontan91 | 2014-06-18 23:35 | PENTAX67Ⅱ | Comments(6)
沢海まちあるき Wandering in a town : PENTAX67II
沢海と書いて「そうみ」と読みます。
北方文化博物館、伊藤邸の周辺の地域で今回その博物館の主催でこの付近を歩き回って
沢海の歴史に触れてみようという企画があり参加させてもらいました。

この散策が開始されたのは、なんと15日(日)の午前10時から。
そう、まさにW杯、日本対コートジボワールのキックオフの時間だったのです。
どちらを取るか悩みましたが、ま、結果的に胃が痛くならずに済み、有意義な時間を過ごすことができました(笑)

伊藤邸そのものには年に数回訪れていますが、周辺を歩いたことなど無く、
気になるお寺などがあってもいつも寄らずじまい。伊藤家以前の沢海には新発田藩との関わりがあったことなど
初めて知ってビックリの連続、次回は6月28日だそうですから、興味のある方は是非お申し込みください。
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カメラにモノクロのフィルムを詰めて撮影すると、現像が上がってきたときには期待値以上のものが写っていることがあります。
デジタルでこの期待感というのは、まず味わえないですね、モノクロならなおさらです。
出来上がるまでのワクワク感が好きで、フィルムを撮ってるんでしょうね、きっと。
沢海は路傍フォトグラファーには、なかなか面白い場所だと思います。
今度は単独で、教えてもらったいろんな場所をまわってみようかな、と思っています。
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ここはかつて養蚕業を営んでいたお宅だとか。
絹の質も非常によかったらしいですが、海外からの安い絹や化学繊維の攻勢に押されてしまい、今では養蚕はありません。
残念なことですね。

旧横越村 沢海。

PENTAX 67II : 105mm F2.4 & 55mm F3.5 : ILFORD XP2 400
by nontan91 | 2014-06-17 00:43 | PENTAX67Ⅱ | Comments(6)
夕日をモノクロームで撮るということ monochrome sunset #PENTAX67II
雨が降り出しそうな夕方。
日没寸前に西の空が水平線上だけ数センチ開いて真っ赤な太陽が顔を出した。

これは撮るしかないね~と思ったが、ポケットにはモノクロのフィルムしか入っていない。
真っ赤な夕日をいままでカラー以外で撮ったことがないのに気がついた。
ま、いいか。昔はモノクロしかなかったんだし^^
これで何でも黒白で撮る勇気ができた。
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年に何回かデジタルを使いたくなくなる時があって、今がまさにその時らしい。
いつもフィルムの在庫が何本あるか気にしながら週末を迎える(笑)

あんなにたくさんあったはずのXP2のブローニーフィルムが残り10本ほどになって
あわてて輸入元から40本ほど取り寄せた^^
それでも2時間ほど歩いても5本くらいしか撮らないのだから、むやみやたらに撮りまくるデジタルってなんなんだ?(笑)
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本日の一枚は、
RECITAL LEONID KOGAN(vn)
ロシアのMELODIA盤でヘンデル、ブラームス、ファリャ、プロコフィエフ作品が収められている。
弟子を希望の女性ヴァイオリニストをすべてお手つきにした、という逸話のあるロシアの巨匠で、
またそれを承知でみな教えを乞いに行ったというのだから、なんともおおらかな時代であったことよ。
それだけの技量も演奏家としての魂も持ち合わせていた人だから、残されたレコードは素晴らしいものだ。
中古市場では、今では手をつけられない値段になっているものが多い。
仕方がないので20年前に安く購入した5~6枚のレコードを繰り返し聴いている。

PENTAX 67II : 55mm F3.5 & 105mm F2.4 : ILFORD XP2 400
by nontan91 | 2014-06-15 00:36 | PENTAX67Ⅱ | Comments(6)
一日の終わりに At the end of the day : PENTAX67II
40年ほど前、三条の方からこちらへ嫁に来た人の話を聞いた。

ガスはきてるんか?電気はつくのか?
と本気で心配されたそうだ。
N潟市から先はよほどの田舎(こちらではザイゴと言うんですけど)だと思われていたらしい。

バカタレ!
下越の海岸一帯は、東洋のニースというんじゃ!(笑)
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期限切れのPortraがたくさんあったので、ポケットに入れて夕方の海へ。
遠く佐渡島の沖にはイカ釣り船の明かりも見えるようになった。
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モノクロもいいんだけど、カラーではどうなのか?
期限切れだってたいした問題ではない、とレンズが言うておる(笑)
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明日の準備中の海辺のカフェにお邪魔する。
また晴れた日に来てみようか。

今日の一枚は、
リヒテルとカラヤン、ウィーンS.O.でチャイコフスキーのピアノ協奏曲No1
絶頂期のカラヤンとリヒテルのまさに一騎打ち。
最初はゆったりと構えていたカラヤンがリヒテルの、これでもか!という演奏に刺激されて
次第に熱くなっていく。これは名演と言うか、武蔵と小次郎の果し合いみたいでスリリングな一枚だ。

PENTAX67II : 105mm F2.4 : Kodak Portra 400NC
by nontan91 | 2014-06-12 00:42 | PENTAX67Ⅱ | Comments(10)
風と砂と夕暮れと Sand, Wind and sunset #PENTAX67II
真昼の浜辺を歩いては、yoshipassさんのようにばててしまうから(笑)
爽やかな夕風の吹き始めるころに出かけるのがよろしい^^

このあたりでは、フロントに舟底みたいに丈夫な板をくくりつけた、こんな四駆を何台も見かける。
冬の季節風が漁師小屋や道を大量の砂で覆ってしまうから、春になったらこいつでぐいぐいと砂を押しのけるのだろう。
実際にこの車たちが活躍しているところを見たことは無いが、まさか砂浜で車サッカーではなかろう(笑)
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ブローニーのフィルムを5~6本、左のポケットに入れて歩く。撮ったフィルムは右のポッケに移す。
なんだかんだで2時間ほど歩くと砂浜トレーニングだ(笑)
ちょっと運動をした気にもなれる^^
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今夜の一枚は、
1959年のモントレージャズフェスティバルのJIMMY WHETHERSPOON(vo)のブルース。
これがまたメンバーが当代随一の連中ばかり。

COLEMAN HAWKINS : EARL"FATHA"HEINES : MEL LEWIS : WOODY HERMAN : ROY ELDRIDGE
そしてBEN WEBSTERとくれば、どうやってもご機嫌なLPが出来上がる。
梅雨っぽい湿った空などこれを聞いている間はどこかへ行ってしまう^^

PENTAX 67II : 105mm F2.4 : XP2 400
by nontan91 | 2014-06-09 21:16 | PENTAX67Ⅱ | Comments(12)
「神」と呼ばれるレンズ #PENTAX67II
まだ使い込んでいないので、そこに神様が宿っているかどうかわからない。
でも105mm F2.4という中判では一番明るいレンズは何かやってくれそうな期待感はある。

ヤマメを焼いていいる方に「すいません、5本ください」
と言ってついでに撮らせてもらった。
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連写を試みたが、これが精一杯(笑)
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笹ダンゴを作っている裏方の女性たち。
集落センターの中で忙しそうにしているところへ強引に割り込んで
撮らせていただいたが、まったくのお邪魔虫(笑)
これは55mm。
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どうも55mのほうが性に合っているらしく、105mmの方はなかなか使えない。
これでは神様に逢えるはずも無いから、この次の機会にはがんばってみよう^^;

PENTAX67II : 105mm F2.4 & 55mm F3.5 : XP2 400
by nontan91 | 2014-06-06 00:24 | PENTAX67Ⅱ | Comments(4)
風景をモノクロームで撮るということ monochrome landscape #PENTAX 67 II
モノクロで風景というのは昔は当たり前だった。
アンセル・アダムズなんかすごい黒白写真の使い手だったわけだし。

今はカラーが当たり前になっているためか、風景をモノクロで撮ることの方が珍しくなってしまった。
それでも色に惑わされないで、物の形や光の強弱だけで風景を見てみたくなって
最近はPENTAX67にモノクロフィルムを詰めて動き回っている今日この頃。
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実はこの風景をカラーで見た記憶が無い。
ファインダーの中では出来上がりをイメージしながら覗いているので、モノクロで見えているらしいのだ。

ボロボロになった木道がいつの間にか修理されていて、朝日が反射して光っている。
おお、いいじゃねえか、と手持ちで一発^^
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だいたい、このカメラに55mmと105mmの二本があれば世界中を回れる。
それはわかっているのだが、欲ばりなのでライカもDPも持っていきたい。
そうなると、フィルムを含めてとんでもない重量になってしまうので、体を鍛えるか、どれか留守番をさせるか、
毎年悩ましいことなのです。

裏磐梯 雄国沼。

PENTAX 67 II : 55mm F3.5 : Ilford XP2 400
by nontan91 | 2014-06-03 22:12 | PENTAX67Ⅱ | Comments(8)