カテゴリ:PENTAX K-1( 35 )
星空の彼方に #PENTAX K-1 #Olympus OM-D E-M5II
最近N潟ではイノシシが出るんですよ。
いえね、昔はいなかったんです。というのも冬の寒さが大の苦手なイノシシはN潟の山では生存できなかったらしいんです。

ところが昨今の温暖化の影響でしょうか、冬の積雪が少なくなったためか生存の北限が上昇してきたようなのです。
熊より怖いよ、やつら、突進してくるからね~と人は言います。
突進してきたら傘を広げるといい、と教えてくれた人がいますが、傘なんかきっと持ってないし、取り出す暇も無いでしょう。

というわけで、今回は星空対決(笑)

相変わらずの銀河中心方向で申し訳ないですが、K-1のキャリブレーションを何度もやり直して
星の追尾がうまくいき、60秒の露出でも星はほとんど点状に近く写っていました。
雄国沼の金沢峠での撮影です。
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画像クリックで拡大できます PENTAX K-1 & 28-105mm F3.5-5.6
銀河の中央付近の赤いM8散光星雲、その左上にM16、M17の赤い散光星雲、M8の右下にM6、M7の散開星団などもはっきりと写っています。
28mmでF4.5まで絞って撮影していますが、もっと明るいレンズで写してみたいものですね。

ただK-1は正確に星を追尾するのにGPSの精度を上げるためにカメラを三次元方向に回転させてやるという儀式が必要です。
このキャリブレーションが、落っことしそうでなかなかきれいに出来ません。
何度も繰り返すうちにそのコツを覚え、さあ!と思った頃には雲が出てきてしまって(笑)

条件が悪くなってきたのですが、ここでオリンパスの登場です。
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Olympus OM-D E-M5II & 8mm F1.8
オリンパスは単体では星の追尾はできませんから、VIXENのポラリエというコンパクト赤道儀に載せて撮影です。
このポラリエは胎内星祭の会場で発売前のモデルを見せていただいて、その取り扱いの簡便さに感激し
発売されてじきに手に入れました。とは言っても赤道儀による撮影は初めてでしたから、最初は四苦八苦(笑)
今では数分でセット完了です。今回は雲が出てきたので極軸望遠鏡による精密合わせは行わず、
簡易的にのぞき穴に北極星を入れるというやり方でセットしましたが、8mm(16mm相当)対角線魚眼 F1.8というスーパーレンズのおかげもあって
まったく星は動いていませんでした、ビシッと止まっているのは気持ちがいいものです。
2,3枚目ともISO1600で60秒の露出。赤い矢印は北極星。カシオペアの右側にかすかにアンドロメダ大星雲が写っているのがわかりますか?
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Olympus OM-D E-M5II & 8mm F1.8
天体のどの方向でもビシッと星が止まってくれて気持ちがいいのがオリンパス。
赤道儀に乗っけても短時間でセットできるのは明らかに優位です。
また、撮像素子がフォーサーズだから、とか1600万画素だからということは、このサイズで楽しむ限りはハンデになりません。

ただし、赤道儀なしでもこれだけ追尾してくれる(広角に限りますが)K-1も立派です。
ポラリエとのコンビで中望遠レンズくらいまでは追尾してくれそうなオリンパスは発展性がありますが、
余分に機材を持っていけないところではK-1にも優位性があります。

よってこの勝負、引き分け?(笑)

あれ?
最後の写真で夜空の色が変わってきてます、夜が明け始めました!
時計を見たら3時をまわってます、あわてて展望台へ行って645をセットし、二つ前のエントリーに戻ります(笑)
by nontan91 | 2016-05-20 21:32 | PENTAX K-1 | Comments(2)
霧を追いかけて 雄国沼 #PENTAX K-1
展望台からの撮影が一段落した後、霧が残っているうちに沼へ降ります。

沼への降り口に大きく「熊に注意!」と書いてあるものですから、福島から来られたカメラマンは
私はいいです~と。いままでここで熊に出会ったことは無いから、たぶん大丈夫、一人で降ります。

しまった、もう10分早く降りればよかった、と後悔するくらい陽が昇るとどんどん霧は逃げていってしまいます。
誰もいない湿原の木道を撮影して回る。レンズ交換している暇はないですから、首から2台のカメラをぶら下げ
K-1に標準ズーム、SONY α7II には16-35mmとリュックには24-240mmを一本と水、お握り一個。
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画像クリックで拡大できます PENTAX K-1 & 28-105mm F3.5-5.6
両方とも、5軸手振れ補正が強力なおかげで、これだけ明るいと三脚はいりません。
沼に降り立ったのが5時24分、この写真が5時54分で6時には雲散霧消、見事に霧はなくなってしまったので
シャトルバスで登って来るとこの光景を見ることはできません。今のうちですね^^

K-1の見事なまでの描写力、でもSONY α7IIも負けていません。
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SONY α7II & 16-35mm F4
K-1はガッシュで描いたような力強い水彩、一方のSONY α7IIは細い面相筆で猫の毛を一本一本描いたような繊細な透明水彩。

webではわからないかもしれませんが、大伸ばししてプリントしてみると両者の性格の差がはっきり出てきます。
どちらが3000万画素かわからない(笑)

K-1グランプリ、まだまだ格闘技対決は続きます。
645Zは貫録勝ち、SONY α7IIは引き分け。今度はOLYMPUSが相手です(笑)
by nontan91 | 2016-05-18 23:00 | PENTAX K-1 | Comments(8)
雄国沼 夜明け前 #PENTAX K-1 #PENTAX645Z
土曜日の夜、夕食を食べてから福島県の雄国沼に走りました。
6月7日になると湿原にニッコウキスゲが咲いて一般車は金沢峠に入れなくなりますから
毎年その直前に雄国沼の様子を見に来ます。

11時頃到着して明け方まで一眠りのつもりが、あまりに星がきれいで星空を撮影し始め、
気がついたら午前三時をまわっていて、空が群青色に変わってきてあわてて展望台に三脚を二台たてました。
そうこうしていると車が一台峠を上がってきて隣に三脚を据えました。福島市からやってこられたそうです。

話をしながら楽しく撮影させていただきました。
本日のカメラマンは二人だけ。
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画像クリックで拡大できます PENTAX K-1 & 28-105mm F3.5-5.6
Exif情報を見ると午前3時27分でした。
ご覧のとおり、沼の上は厚い霧で覆われていて雲海のようになっています。
これが少しずつ動き出してくるんですね、気温はとても寒く、ダウンを着込んでちょうどいいくらい。

まだ星の見える時間帯に2台ほぼ同じタイミングでシャッターを押しました。
どちらがいい?ということではなく、645Zは35mmフルサイズとはまったくの別物であるということはわかってますから、
K-1の絵作りが645と同じ傾向なのか確かめたかったのです。
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PENTAX645Z & 28-45mm F4.5
結論的には微妙に違うことがわかりました。
それでも両者は同じPENTAXのしっかりとした重厚な絵作りになっていたので安心して使うことが出来ます。

K-1の方はほぼ同時に発売された28-105mm。
F3.5-5.6と欲張ってないので、キレもよく、何よりもそのコンパクトさが気に入りました^^
味があるわけでもありませんし、どこといって特徴があるわけでもありませんが、使ってみてとてもいいレンズだと思いました。

さて、これから空が焼けてきます。
どんどん変化する光や色をどうやって捕らえようか、と考えていたら、645Zが突然の不調!
「この画像はフォルダーを形成することが出来ません」という見たことの無い警告が出てきて
バッテリーを出し入れすると一時直るのですが、また取り込みができなくなります。
なので早々と645はリタイヤ。

後でわかったのですが、このカメラにはEyefi SDを入れていて、しかも前回撮影分を消し忘れ、
ほぼ満タンに近かったため新しい画像を取り込むときにバグが発生したらしいのです。
フォーマットしてあるか確かめなかったのが原因ですね(笑)

では今回、K-1の一人勝ち!かというとそうでもなく、一緒に連れて行った前回不調の(HDRボタンを誤って押していたため設定がロックされてしまった)OLYMPUSが絶好調!
さらにこのあと雄国沼に降りて木道を歩き回ったときに持っていったSONY α7IIとの5軸手振れ補正対決!
SONY α7IIも相当いい絵を叩き出しておりました^^
by nontan91 | 2016-05-16 22:37 | PENTAX K-1 | Comments(6)
春の銀河とアンタレス #PENTAX K-1
どうしてもアストロトレーサーを使ってみたくて真夜中にいつもの撮影場所へ。

地上に近い銀河の中心部は若干雲の影響がありましたが、なかなか良く写ってくれます。
星の追尾を始める前に精密キャリブレーションというおまじないをしなければならないのですが、
カメラを落とさないようにいろんな方向にくるくる回してGPSの精度を高めます。
これが落っことしそうでなかなかうまくいかないんです^^;

北極星とは正反対の方向にあるこのあたりの銀河は、超拡大すると星はやや流れています。
回るスピードが速いので追尾が追いつかないのか、はたまたキャリブレーションがへたくそなのか?(笑)

レンズは例の如く645用でしかもフィルム時代の古いものですから周辺は開放ではコマ収差が目立ちます。
ISO1600で60秒の露出でした。
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画像クリックで拡大できますPENTAX K-1 & 45mm F2.8 (645)
天の北極により近い白鳥座のある銀河方向を写した時はほとんど星が流れず、拡大しても点のままです。
こちらはソフトフィルターをつけ忘れて、デネブ以外はよくわかりませんね(笑)
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簡易赤道儀として十分に働いてくれそうな気がします。
操作に慣れてくればもっとうまく撮れると思うのです。
最新の超広角レンズを装着してK-1のアストロトレーサーとコンパクト赤道儀を使ったガイドのときと
どちらが優れたトレースをしてくれるか比べてみるのも楽しそうですが、15-30mm F2.8のあまりのでかさと
重さに思わず引いてしまいました(笑) フィルターもつかないし・・・
by nontan91 | 2016-05-14 01:18 | PENTAX K-1 | Comments(2)
今日の日本海 #PENTAX K-1
昨日Tカメラに寄って用事を済ませ、そのまま帰ればいいのに
K-1はどうですか?って聞いてしまったのがいけない。

今日メーカーから一台届いたんですよ。

え?

645が重くて持てなくなってきたらK-1に移行するのは目に見えていましたが、
どこでも入荷待ち状態になっていたのでまさかここにあるとは思ってもみなかったんです。

一年くらい先だろう、と考えていたのに、触ってしまいました。
手に吸い付いて離れません(笑)
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画像クリックで拡大できます PENTAX K-1 & 45-85mm F4.5(645)
でもKマウントのレンズは一本も持ってないし・・・
645→Kのマウントコンバーターがありますよ・・・?え?

かくして一本もKマウントレンズを持たないままK-1は海に向かうことになってしまいました。

何も考えずに645のつもりで逆光の海を撮ると、中判ほどのダイナミックレンジは無いことがわかります。
それならばカメラの趣くままに好きなように撮らせてあげよう、と無理をしない程度に設定を変更してみみました。
うん、いい写りだ^^
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80-160mm F4.5(645)
しばらく海にいていろいろ試してみます。
645レンズはAFが使えなくなるし、すべてマニュアルで、開放でピントを合わせて後は絞り込む、という
厄介な操作ですが、じきに慣れてきました。ボタンの配置なども645類似のものだから、見なくともほとんど操作が出来る。
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80-160mm F4.5(645)
一番期待しているのはアストロトレーサーです。
赤道儀が無くとも星の追尾撮影が出来る、これがフルサイズで可能だということが凄いんです。
ほんとはこれを645につけてほしかったんですけどね。
まだ取り説を読んでないので、固定撮影してみましたが、いい感じ。
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33-55mm F4.5(645)
すべて645レンズなので、まっとうなK-1の画像ではないかもしれませんが、いいんじゃないですか^^
これならば山の上とか、飛行機で移動するのに機材が限られてくるときなどなどには十分活躍してくれそうです。
慣れてくれば645の絵とほとんど変わらない感じに仕上がるでしょうね。
by nontan91 | 2016-05-12 23:39 | PENTAX K-1 | Comments(2)