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月の光
ドビュッシーの名曲「月の光 Clair de Lune」をはじめて聴いたのは
ピアノでもオーケストラでもなく、富田 勲のシンセサイザーだった。

いまでもこの演奏はドビュッシーのこの名曲を最高に具現化したものではないか、と思っている。
調べてみたら1974年の発売で、なんと40年近く前のことらしい。
LPを繰り返し繰り返し聞いていたのを、つい昨日のことのように覚えている。

福島潟、
午前3時過ぎ。
あまりに近すぎて車中泊もできないから早起きしてやってきた。
満月があたりを煌々と照らしている。
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画像クリックで拡大できます Nikon D810A & 14-24mm F2.8

オリオンも空高く上っていて、季節は確実に変わってると感じる。
空の状態は最高に良かったが、月の光が最高に強すぎて星はきれいに撮ることができない。
それでもなんとか写ってくれている。
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D810Aは天体写真専用のカメラという位置づけで、赤色のHα領域に特に感度があり
赤い天体をとてもよく描写してくれるかわりに、普通写真を撮っていると色が変化して困ることもある。
特に人工光のミックス照明下での料理写真など最悪で、美味しそうに撮れたためしがない(笑)
それでも普通のD810では描写しきれない場面をうまいこと切り取ってくれることがままあり、手ごわい相手ではあるが
挑戦し甲斐のある写真機で、通常のD810とは天体を撮影する関係でISO感度や露出時間などの設定で若干異なるところがある。
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Nikon D810A & 28-300mm F3.5-5.6G

西の空に沈んでいく月。
少し雲が出てきてその中に入ったら不気味な赤い色を発し始めた。
かすかに見える建物は、ビュー福島潟。

とにかく写してみなければどう転ぶかわからない写真機はおもしろい。
ただ、スタンダードになるカメラをもう一台用意しておかなければならないのは荷物が増えて困ったことだ(笑)


by nontan91 | 2016-10-18 00:05 | Nikon 810A | Comments(6)