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朽ちていく秋
朝7時半頃、山形県小国町の温身平(ぬくみだいら)に入った。
山から降りてきたのは12時半だったから、たっぷり5時間も彷徨していたことになる。
小雨が降っていたけれど、ブナの森の中にいるとそれほど濡れないですむ。
おなじみの木や岩に挨拶しながら撮影する。

「また来たよ^^」
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Elmar 65mmはLEITZ WETZLAR社が作った唯一の接写用レンズ。
VISOFLEXという専用のミラーボックスを介してレンジライカに取り付けると
33cmから∞までピシリとピントが合う。

その性能と表現力は折り紙つき。
以前からこの65mmをアダプターを介してEOSにつけて遊んでいたが、
はっきり言って評判ほどの写りではなかったので忘れていた。

これは私が謝るしかない、アダプターつけて異種格闘技では、
モハメド・アリと寝転がったアントニオ猪木の試合のようなもので、
その性能の半分も出ていなかった、ごめんなさい。
初めてVISOFLEXをつけてわかりました。
これは「魔法の鏡」です。

M : VISOFLEXⅢ+ELMAR 65mm F3.5
by nontan91 | 2010-10-31 16:20 | M9 | Comments(16)
椿
フェーン現象のためだったろうか、今日の夕焼けは見事だった。
仕事場の窓を開け、ため息をついていた。

こういうときに限ってカメラは手元になく、目に焼き付けておくしかなかったのは残念。
でもこうやって文章にして記憶を掘り起こすと、あのときの夕焼けの素晴らしさがまた蘇ってくるから不思議だ。
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天王 市島邸。

Mamiya645AFDⅡ+ ZD : 120mm Macro F4
by nontan91 | 2010-10-29 22:29 | マミヤ645AFD | Comments(18)
夕暮れ
晴れる日は次第に少なくなってきている。
今年の新潟は、秋になる間もなく一気に冬になってしまいそうだ。
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新発田市八万。

M : Elmarit 28mm F2.8 ASPH.
by nontan91 | 2010-10-28 23:37 | M9 | Comments(12)
薄もみじ
早朝、少し日が射した山は、次第に雲が厚くなっていきました。
リュックに傘を入れてきてよかった、と思うのはこういう時。

雨が降れば、もっとしっとりしていい雰囲気に撮れるだろうに。
でも中途半端なお天気では、どこを撮ろうか迷うばかり。

アイデア出て来い!
と頭をたたいてみる。
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新しいレンズではコントラストがつきすぎるので、ドラえもんのお腹のポケットから
古い沈胴式のLズミクロンを取り出す。困ったときのズミクロン(笑)
12,21,28,35,50,90mmとフルセット入れても、小さなウエストバッグで間に合うというのは驚異的^^
背中のリュックには雨の用意と飲み物とお弁当。

戸隠神社奥社参道。

M : SUMMICRON 50mm F2
by nontan91 | 2010-10-27 23:18 | Comments(12)
秋風景
これに三脚をつけて撮るなんて、最初っから反則で。
でも三脚をつけて撮ってみたいと思わせるだけの力があるし。
そのうえKodakのカラーネガフィルムみたいな発色をしてくれると、とてもうれしかったりする^^
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ホワイトバランスは、しばしば周囲の色に引っ張られるので、晴天に固定した。
どうしようもない曇天でもこんなにしっかりと写ってくれると感激して「わぁお!」と喜ぶ^^

戸隠奥社参道裏の小さな渓谷で。

M : ELMARIT 28mm F2.8 ASPH.
by nontan91 | 2010-10-26 19:17 | M9 | Comments(20)
それぞれの事情
戸隠神社奥社から降りてきて、下の方にじっと動かなくなっている彼女を見つけた。
私が降りて行っても、まだ動き出そうとしない。横に並んで様子を見ると、前方を見つめたまま肩で息をしている。

奥社までの道のりは長い。
最後の10分間は、急坂で石段の連続だ。先がまったく見えない石段をひたすら登る。
横でシャッターを切っても、気づいていないのか、それどころではないのか。

それでも、ここまできたら行くしかない。
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参道入り口から奥社までは2km弱。
最初は原宿の如く人で一杯だった参道も、ここまでくると随分人がバラける。
きっと途中の陽明門で帰ってしまう人たちが多いのだろう、例の杉並木を眺め、ふと横の看板を見ると
奥社まで900m、と書いてある。他も見てまわるには時間がかかりすぎるのだ。

きっと息子夫婦だろう、おばあちゃんを抱えあげるようにして最後の石段を登っている↓
「こんなことまでして登って、帰りはどうするんだ!?」
私が心配していた通りのことをおばあちゃんが口に出した。

それでも、ここまできたら行くしかない。
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もうひとつ
by nontan91 | 2010-10-25 21:40 | M9 | Comments(10)
A Day In The Life
何百年を生きてきたのかわからない植物。
自分が生まれる前からずっと。
そしてこれからも、ずっとここにいる。

瞬きする程度の時間、自分の人生とクロスした。
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戸隠へ行く。
前回のリベンジ。

午前5時半、戸隠神社の奥社へ至る参道に入る。
奥社まで約2kmの歩き、光がまわってしまっては撮れなくなるから、日の出前後が勝負。
この時間ならじっくり杉と対峙できる。
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こんなところにペットボトルを捨てやがって!
と思ったら違った、コーラとワンカップがお供えしてあった。
通称「小百合の祠」
彼女は入れたけど、一般庶民は入ってはいけません!
(見たことがない方、あるいは放映されていない地方の方、「吉永小百合 JR  戸隠」とググってみてください、動画があります^^)

紅葉の時期なので、参拝者というか観光客がどっと押し寄せる。
今回ばかりはJRのポスターが恨めしい。

10時をまわって奥社から引き上げてきたら案の定、原宿の表参道のようにごった返していた。

M9 : ELMARIT 28mm F2.8 ASPH.
by nontan91 | 2010-10-24 20:46 | M9 | Comments(16)
腹が減っては
戦が出来ぬ、というわけで、撮影の合間にハンバーガーショップに立ち寄ることは、ままある話。

とはいっても、田舎のことゆえショップも限られているから、行くところは決まっている。
最近はどこでも頑張っているから、どこの店が絶対!という優位性は薄まってきているような気がするが、
昔からの習慣でファーストチョイスはここ。
エビカツバーガーを中心に季節限定モノなどからめて注文する(笑)

ただし、遅いのが難点で、電話で注文しておけばいいのだが、そんな余裕などなく飛び込むわけだから、とても待たせられたりする。
このお兄さんも結構イライラしながらカウンターを凝視し続けているから、被写体になってもらった(笑)
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M : Noctilux 50mm F1.0
by nontan91 | 2010-10-22 23:41 | M9 | Comments(10)
ショパンを聴きながら
秋の夜は更けて。

さて何を聴こうか?とレコード棚をさがす。

ショパンのピアノ協奏曲第2番というのがある。
19歳のとき故郷のポーランドの音楽院で書いた。

これを作曲している頃、友達に送ったショパンの手紙の中に
「僕は理想の女性に出会った。」と恋心を打ち明けるくだりがある。
同じ音楽院で学ぶソプラノ歌手だったという。

でも内気なショパンは思いを打ち明けられず、
「僕は何も言わず、ピアノに語らせる。」

揺れる恋心をその第2楽章にすべて注ぎ込んだ。
涙が出てくるような美しい主題、変奏を重ねて転調、不安な気持ちが心をかきむしり
そして主題に戻る。

洗練されているとはいえないかもしれないが、19歳でなければ書けないラブレター、恋への憧れがそこにある。
この第2楽章を聴くたびに、自分の若かりし頃を思い出しては切なさがつのってくるのだ。

この曲を書いた後、ショパンはポーランドをあとにしてウィーンへ旅立つのである。
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先日NHKでやっていて、この曲を思い出し、久しぶりに聴いてみた。

あ~、コーヒーが美味しい^^

(You tube検索される方へ 辻井伸行氏の演奏は第2番となっていますが、第1番の間違いです)

Nikon D3 : Reflex 500mm F8
by nontan91 | 2010-10-21 00:47 | Nikon D3 | Comments(18)
セイタカアワダチソウの原っぱで
これほどたくさんの外来種が繁茂するようになろうとは!
ここはたしかススキの原だったような記憶があるのだが、すでに定かではなくなっている。
まあ、これはこれで新しい秋の光景と思えばいいのだが。

そういえば、いつの間にか我が家の庭にも二本生えていた。
いったい誰が運んでくるのだろう?
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天王、福島潟付近。

EPSON R-D1s : ELMARIT 28mm F2.8 ASPH.
by nontan91 | 2010-10-19 23:59 | EPSONデジタル | Comments(14)