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夕暮れの小径
久しぶりにF3を持ち出す。
お天気がいいので、これ以外に選択肢の無いボロボロの35mmと
とっくに期限の切れたネガカラーを詰める。

半袖でもいいような陽気が続く。
昼間は田んぼや畑の仕度で忙しい山間の集落も
夕方になって一段落したところで、夕飯前には待ちかねていた犬を散歩に連れ出す。
帰ってからビールを飲むのが楽しみだと言う。

スナップするにはシャッター音が少々大きいので、気が引ける。
ああ、自分はビールを飲む楽しみを知らない。
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Nikon F3 : NIKKOR-O AUTO 35mm F2 : Fuji PRO 400
by nontan91 | 2012-04-30 23:38 | NIKON F3 | Comments(28)
今年一番のサクラ
ここへ着いた時、思わず「うわ~っ!」と声をあげてしまいました。
撮るのも忘れてただ見とれるばかり。

地元の方から、ここはすごいよ、早く来ないと散っちゃうよ!
と言われてましたから、快晴の今日、昼飯を食べるのももどかしく、吹っ飛んできました。

地元の方以外はほとんど知りません。
私も前日探しに来たのですが、場所がわからず、結局下の写真を撮って帰ったのです。

もう一度、地元の方に聞きました。
わからないはずです、車の通れない場所にあるので、集落の外からは見えないのです。
遠いバス停に車を停めて歩いてきました。
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撮影していると地元の方にも二人出会いました。
「あれ、のんたんさん??」
こんなサクラに囲まれているとみんなニコニコしています。
結局暗くなるまで場所を変え撮影を続けましたが、初っ端に本日のハイライトを撮ってしまったので
なんだか、気が抜けてしまいました(笑)

これは如何にD800Eが優秀でもSD1にはかないません。
同じ場面を撮りましたが、比較になりませんです。
ただ、背面のモニターに写った画像は、全くいい加減で参考にもならず、
撮れてることを祈りながら帰ってきました(笑)

SIGMA SD1 : 8-16mm F4.5-5.6
by nontan91 | 2012-04-28 22:51 | SD1 | Comments(19)
黄昏奇譚
予想以上に仕事が長引き、夕焼けは撮り損ねた。
疲れ果てて夕食をとる気力も無かったので山へ向って車を走らせる。

せめて空に明るさが残っている時間にここへ着きたかった。
遅い桜が咲いている。標高を少しずつ上げていくと、散りかけから満開へ、
そして7分咲きから3分咲きへと変化していったが、もう光がなくなって撮ることが出来なくなった。

それでも、小さな農道で粘っていると、不思議な時間帯が訪れた。
水を張った田んぼ、外灯に照らされた農地、かすかに残った夕暮れの明かり。
迫りくる黒雲、空には三日月。

全てを写しこむために露出を13秒に設定した。
当然ただの「勘」だ(笑)
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今日の一枚、山内。

D800E : AF-S Nikkor 14-24mm F2.8G
by nontan91 | 2012-04-27 22:35 | Comments(8)
風車 
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トチの実。
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関川村渡辺邸。
平成の大修理中。まだまだ時間がかかります。
こんなふうな無骨な足場にも、なぜかとても美しさを感じます。
こんな現場を写させてもらえて、本当にうれしい^^
ワクワクしながらカメラを構えています。
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ここに、ウジェーヌ・アジェ(1857~1927)という人の写真集があります。
彼は絵描きをあきらめて「芸術家のための写真屋」を志したのです。
パリを描いている絵描きたちのために、どこに行けばどんな場所があるのか、を紹介するために
ただひたすら街を撮り続けました。

その彼の写真集の中に「Atget : Paris In Detail」という一冊があります。
表紙絵のように、ただひたすらパリの建物の装飾や彫像を撮りためたものです。

実は自分が風景写真を撮りはじめたころに、この本に一度出会っているのですが、
ナンじゃ、こりゃ~つまらん! と見向きもしなかった(笑)
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ところが先日、何か閃くものがあって、この本を再び手にしました。
一枚目を開いた瞬間に思ったことは、これ、以前に見た本とは違うの??? でした。

でも同じ本だったのです。
淡々と写された、その写真の素晴らしいこと!
美しさと、その力強さに打たれ、頁をめくるごとに引き込まれていってしまいます。

知識の蓄積と経験の積み重ねによって、初めて理解できる物事がありますが、
アジェの写真はまさにそれだったのです。
ただ写真でその場所を紹介しただけでは、芸術家の目には止まりません。
写真から何かのオーラのようなものが滲み出しているからこそ、みなアジェの写真を持って現場へスケッチに出かけたのです。
そのオーラを感じることが出来るまで、いったいどれだけの時間を要したのでしょう?

アジェは絵描きにはなれなかったけど、只者じゃなかった。
アジェのようには到底なれないでしょうけど、こんなふうに街を撮ってみたいものですね。

①②③PENTAX 67 II : 55mm F4 : ILFORD XP2 400
④NEX-7
by nontan91 | 2012-04-26 22:14 | PENTAX67Ⅱ | Comments(13)
祭のころ
先週に引き続いて、今回は本田というところの春祭。
天王からそれほど遠くない。熊野神社を中心としたお祭。

幸いなことに雨も降らず(ちょっと心配したけど)霧が出てきていい雰囲気になってくれた。
お祭に一眼レフなどという無粋なものは持っていきたくなかったが、雨の可能性が高かったので
結局D800E。銀塩はZeiss Ikonをバッグに入れた。
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サクラも満開で、とても気分がいい宵だった。
それぞれの地区で祭の雰囲気が違うので、それを味わうのも楽しみの一つ。
写真だけ撮っていてはつまらない。

これから夏になるまで、いくつのお祭を撮ることができるだろうか?
銀塩のほうは現像が出来てからのお楽しみ^^
まったくアップできない可能性もあるな(笑)

旧豊浦町 本田祭。

D800E : ①⑤Nikkor 14-24mm F2.8G : ②③④Nikkor 24-120mm F4
by nontan91 | 2012-04-25 00:46 | D800E | Comments(10)
reflections
先日、ふとしたことからDDTの話題になった。

シラミの駆除のために、頭からふりかけられた経験があるか?という話。
私の一年先輩は、学校でやられたらしい。

手ぬぐいを持って来い、と言われ、放課後廊下に整列させられて
頭からDDTをふりかけられて、それをこぼれないように手ぬぐいで覆って、
風呂へ入るまで、それを取るな!と言われ。

夕飯の間も頭を覆いながら食べていた、と。
最初は先生がやっていたが、あまりの人数の多さに、最後は6年生がふりかけていた。

私には、その記憶がないから、一年の差でDDTはまぬがれたらしい。
最近は例の、ガングロが流行った時にシラミが発生したようだ。
連中は年中、家にも帰らず、風呂にも入らず、頭も洗わないのが多かったので(ホントか?)
そういうことになったらしいが、みなさん、清潔にしておきましょうね(笑)

なお、写真と本日の話題は関係ありません(笑)
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BESSA R4A : COLOR SKOPAR 21mm F4P : ILFORD XP2 400
by nontan91 | 2012-04-24 01:04 | BESSA R4A | Comments(16)
春は来たけれど
最近、ちょっとがっくりきてるんですね。

いえ、なに、たいしたことじゃないんですけどね。

昔はいくらデジタルでも出せない色、撮れないシーンというのが山ほどあって、
露出をどうする?絞りをどうする、色温度は?って現場で四苦八苦してたんです。
うまくいってモニターに素晴らしい画像が現れてきた時は、パソコンの前で小躍りしたものです。

それが、どうですか、あなた!
最近はISO感度オートに設定して、WBだって適当オートにしておけば
従来なら手持ちが不可能な明るさになっても、勝手にカメラがISO6400まで上げてくれて
良さげな写真が勝手に出来上がってしまう。

これでは、いかんでしょう?
このままだと人間は、ただシャッター押すだけの役割しかなくなってしまう。
もっと自分で考えないと、ボケちゃいます!
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で、そういう思いに拍車をかけたのがアートフィルターです。
トイカメラのように周辺落ちさせたり、特殊効果のフィルターかけると面白いので
最初は散々使ってみるのですが、フィルターかけない元の画像って、つまらないものしか撮っていないことに気付くわけです。
カメラが勝手にやってくれるのではなくて、photoshopでもいいから、自分でやるべきことを残しておきたい。
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そういうことで、最近は銀塩、デジタル半々になりました。
たとえ、最新のデジタルでもシグマのものなんかは、相当考えないと絵にならないので
ボケ防止には、極めつけのカメラじゃないでしょうか(笑)

あ、そうそう!
レンジファインダーもいいかもしれません。
ファインダースルーで見た景色と出来上がった画像にズレがあるので、頭の中で考えないといけない。
これは、相当脳血流量を増やしてくれるんじゃないか、と期待してます^^
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フジのX-Pro1へ、OVF(光学ファインダー)で見たのと実際に撮れた絵と写ってる範囲が違う!と
クレームをつけた人がいたらしいですが、それも何だかね~(笑)

PENTAX 67II : 55mm F4 : ILFORD XP2 400
by nontan91 | 2012-04-22 21:18 | PENTAX67Ⅱ | Comments(19)
宵宮
天王の春祭り。
今日は宵宮だった。

雨祭といわれるほどお天気の悪い中で行われる祭事。
今年は、とてもよい天気で、夕方からそわそわ。

この空の明かりが残っている間に着かなければ何にもならないから
飯も食わずに、車を走らせる。祭事の始まる花火がなる前に何とか駆け込んだ。
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色温度は5500に固定し、ISOはオートに設定する。
ISO3200までいくが、特に問題はない。
ただし厳密に言えば、3200以上はノイズが乗ってくるのがわかる。
6400ではかなりはっきりするけれど、D3時代のISO6400に比べれば、何ということはない。

色がしっかり乗ってくれさえすれば、多少のノイズなど。
ノイズが気になって仕方ない人はISO1600までにするか、このカメラを使わない方がいい(笑)

Nikon D800E : AF-S NIKKOR 24-120mm F4G
by nontan91 | 2012-04-19 23:02 | Comments(12)
山上の社
鳥居というのは、ここから先は神域であって、人の住む俗界との境目に建てられる、
いわゆる「結界」としての役目を果たす、と言われている。

山の中で突然鳥居に出会ったりすると、自分はやばいところに来てるんだぞって、
思わずあたりを見まわしてしまったりする。本来はは結界より先へ勝手に入ってはいけないものなのだ。
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ここではScottさん直伝の伸縮自在のマンフロット一脚を使う。
このくらいの広角レンズならば、1/8秒でも止めておける。

村上市門前。

PENTAX 67II : 55mm F4 : ILFORD XP2 400
by nontan91 | 2012-04-18 00:07 | PENTAX67Ⅱ | Comments(6)
花一輪
県北村上の山辺里(さべり)から山のほうへ向うと
門前という集落があり、そこには耕雲寺という名刹がある。

以前、まだNAVIがない頃にここへやってきたが、あまりの道の細さと
見通しのきかない村の構造のため、断念したことがある。
まるで、お城を守っている城下町のような作りになっていて、
一般的なわかりやすい参道が延びているわけではなかったし、
よそものを蔑視するような村人の眼差しも、ちょっと怖かった。

今ではお寺へストレートに行けるように村中を通らないバイパスが出来ていてびっくりしたし、
村の人も怖くはなくなっていた。彼らに話を聞くと今は住職がいなくて、よその寺から
お経をあげに来ているのだという。

今日は、集落総出でお寺の掃除をし、雪囲いをはずしていた。
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お寺の背後の山の遊歩道は残雪がたっぷり。
それでも日当たりのよい斜面は花が咲きはじめていた。
さざんかの散り具合が心地よい。

ここから奥の山道はまだ冬季閉鎖の状態になっている。

Nikon D800E : AF-S Nikkor 28-300mm F3.5-5.6G VR
by nontan91 | 2012-04-15 20:40 | D800E | Comments(16)