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穴うえ rice field #GFX50S
平野部ではとっくに田植えが終わりましたが、
山間部ではまだこれからというところもあり、桜の開花と同じで県内でもいろんな時期の田んぼが見られます。
そんなところを探して歩くのもこの時期の楽しみの一つです。
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FUJI GFX 50S & GF120mm F4 macro : 画像クリックで拡大できます Click to enlarge


昔はすべて手作業、己の肉体を使っていましたが、田植え機が普及して大昔に比べれば楽にはなってきたようです。
また基盤整備をして小さな田んぼを統合し一枚の大きな田んぼにして作業の効率化を図り、
それとともに個人ではなく何軒もの家が合同で米の生産を始めるようになっています。

もちろん機械の入らない山の中の棚田もたくさん残っていてカメラマンの被写体になったりしているのですが、
農業従事者の高齢化が進み、そのような人力に頼らざるを得ないところは次第に作付けをやめるところも散見されるようになり、
私たちも去年素晴らしい写真が撮れたから、と出かけたところが荒地に変わっており愕然としたことが何度かあります。

そんなこんなで、最近の田植え機は大型化し性能がよくなり、隅を上手に植えるようになったりGPSで直進性をコントロールしたり
と盛りだくさんの機能を搭載していますが、どうしても多少の植え残しは出るものです。
またそういったミスの少ない最新の機械は何百万もしますからおいそれと買い換えるわけにはいきません。
最後は人力で植え残しの穴の開いた部分はこうやって腰に苗箱をぶらさげて一箇所一箇所と埋めていきます。

こんな凄い作業、私だったら15分もしないうちに足腰が立たなくなり、田んぼの真ん中から救急車を要請することになるでしょう(笑)
このような作業を目の当たりにしていると、生産者米価がもっと上がってもいいのになぁ、と思うのですが、
そうなると今度は米離れがいっそう進んでしまうのかもしれません。


というわけで、今日の一枚は
吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」

青森県が生んだ偉大なるラッパーです。
若いモンのラップなど遠く及びません。こんな村いやだ、俺ら東京さ行ぐだ~と唄ってますが
実は故郷への賛歌、Youtubeあたりで探してみてください。
マイケル・ジャクソンのスリラーやビリージーンをバックにうたっているものもありますが、おいおい、こんなことしていいのかよ?(笑)


by nontan91 | 2017-05-21 18:07 | GFX50S | Comments(4)
GFXで星を撮る billions of stars #Fujifilm#GFX50S
あまりに天気が良かったので山の中へ出かけました。
前回固定で星を撮ったときにいい感触があったので
赤道儀につけて撮ってみたいと思っていました。

赤道儀というのは簡単に言うと、星の動きに合わせて回転してくれる装置で
長時間の露出を行なっても星が点状に写ってくれます。

一枚目は誰でも写せる銀河の中心方向、great star cloudと呼ばれる星の密集地帯。
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画像クリックで拡大できます FUJI GFX 50S & GF120mm F4 macro (F5.6 120sec. ISO 3200)
You can see M8 and M20 in the center, M17 and M16 left upper side.

最初は広角で撮っていましたがガイドの精度がいいようなのですぐに120mmに交換し、
星像をきれいに描出するためにF5.6に絞り、ISO 3200で2分の露出をかけました。

中央付近にある赤く大きな星雲は「干潟星雲」と呼ばれるM8。
その直上にある小さな赤い塊が「三裂星雲」M20。暗黒帯によって三つに分かれて見えるのです。

左上には二つの赤い星雲が見えますが、南側(下)にあるのが「オメガ星雲」M17。
北側(上)にあるのが「わし星雲」M16。

大きなM8は条件がよければ肉眼でも確認できるほどですが、色は見えません。光のにじみ程度です。
ほかの三つは肉眼では見えません。一番左上にある「わし星雲」M16などはかなり長い間星団としか認識されておらず
20cm位の大きな望遠鏡でも光が滲んでいる程度にしか確認できないそうですが、
カラー写真に撮るとご覧のようにきれいな赤い色の星雲として写ってくれます。



二枚目はやはり星の密集地域、白鳥座の尻尾にあたるデネブ(青く明るい星)とその下の北アメリカ星雲。
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GF120mm F4 macro : F5.6 : 240sec : ISO 3200
Around the Deneb (Bright blue star : Cygnus α)



これは思い切って4分の露出をかけてみました。
通常は短時間の露出を行なったものを何枚もコンポジット合成し、さらに加算平均したり結構調整をして
仕上げることが多いのですが、中判カメラは、その集光力が違うのでしょう、たった一枚だけでもこれだけ写ってくれます。
縮小されたブログの写真ではモヤっと見えるかもしれませんが、是非拡大してください。
右下に網状星雲のきれっぱしが写っていますが、こんなに見えるんならもう少しアングルを下げればよかった(笑)

何度も言うように私は星の写真は素人です。
ただ星を見るのは昔から大好きなのでいつかは写真に撮りたいな、と思っていました。
ここへきてその望みは少しずつかなえられそうになってきましたが、問題は普通の写真を撮った上に
夜中も撮りっぱなしでは、眠る時間がなくなってしまうということが大問題となっています(笑)

三枚目は昇る銀河。
現地に到着したときには、こんなに星が見えているのになんで天の川が見えないんだ??
と焦りましたが(笑)まだ昇ってきていなかったんです。一枚目の写真にあるM8もM16,M17も見えていますね。
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Milky Way rising : GF32-64mm F4 (F5.6 : 120sec : ISO 3200)



赤道儀はピンからキリまでたくさんの種類がありますが、最初に使ったのはVIXENのポラリエ。
安価でコンパクト、実は胎内星祭りの会場で発売前の試作品の状態を見せていただいたのが縁で購入しました。
これは非常に使いやすく、本体についた小さな穴の中に北極星を導入するだけで立派な写真が撮れるので重宝しましたが
比較的軽いカメラで短めのレンズに限られるので(オプションでサードパーティの部品を取り付ければ200mmくらいまで写せないことはないですが)
現在はケンコーのスカイメモSという機材に、バランスウエイトなどのオプションパーツを取り付けて使用しています。

スカイメモSはGFXに120mmをつけた状態で十分長時間のガイドが可能なのでとりあえずこれで撮影です。
あと、トーストやSWATなど良いものはたくさんあるんですけどね~(笑)

そうそう、同じケンコーからスカイメモTというさらにコンパクトでスマホからも操作できる赤道儀が6月に発売されます。
耐荷重量3kg(雲台やその他オプションパーツ含めて)ということなのでポラリエの1.5kgに比べればフラッグシップに24-105mmでも
十分耐えられそうなので、自重640gということもあり持ち運びも楽なのでこれから始める方にはもってこいかもしれませんね^^




by nontan91 | 2017-05-19 21:40 | GFX50S | Comments(4)
逆走する風景 Snaps, Nara City #RX1RII
無理や、通れんわ!
一方通行、逆走しとるんと違うか!?
横浜ナンバーやで、こいつ!
迷惑なやっちゃなぁ!

ならまちの狭い路地で動けなくなった車に怒号が飛び交う。
というか、動けなくなったのを見て楽しんでるみたいだ(笑)
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SONY RX1RII : Carl Zeiss Sonnar 35mm F2


奈良に一回行ったくらいで面白さがわかるわけがない。
もっとたくさん歩き回ってみたいが、N潟からはとにかく遠い。
与論島へ行くのと同じくらい時間がかかるのだ(笑)
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持って行ったのカメラは3台。
みんなリュックに入れて一日中担いでまわった。
さすがに三脚は早朝だけ、ホテルに置いてきた。
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とにかく暑いのだが、これが初夏だからこんなもんで済んでいるけど
奈良盆地の真夏は京都とどっちが暑いのだろう?
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懐石料理をいただく。
さすがに関西の味付けはレベルが違う。
ここに比べれば東京の料理もN潟の料理も一律に田舎料理だ(笑)
田舎人、大いに喜ぶ^^
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地元のお酒の飲み比べセットというのがあったのでお願いしてみた。
確かに単独でいただくにはどちらも美味しい。
ところが、酒飲みでない私が言うんだから当てにはならないが、いずれのお酒も微妙に料理の邪魔をするのである。

おかしいな?とは思ったが、それが新潟のお酒と違うところなのだそうだ。
新潟のお酒は料理の邪魔をしない、料理を引き立てる。なるほどそういうことなのか!
もっとも酒飲みでない私が言うことだし、教えてくれたのが新潟の酒飲みだから身びいきということもあるかもしれない(笑)
それでも素人でもそれがわかるということだからある程度は真実ではなかろうか?



本日の一枚は
ビリー・ホリデイの唄でYESTERDAYS。

SPレコードです。
シェラックという硬く厚いレコードで77回転という高速でターンテーブルがまわります。
以前はVICTOROLAという蓄音機で聴いていましたが、あまりにでかく場所取りでゼンマイを巻くのも面倒で
SP用のカートリッジを使って電気的に増幅するいわゆる電蓄方式に切り替えました。
現在は1939年製のテレフンケンの励磁型、フィールドタイプの8インチ径のスピーカーで再生していますが、
目をつぶると、まるでビリー・ホリデイが目の前で歌っているような錯覚にとらわれます。
いや~、本当に凄い歌手だったのだな、と聴くたびに鳥肌が立つのです。


by nontan91 | 2017-05-17 01:29 | RX1RII | Comments(8)
真夜中の風景 somewhere on Sado island II #GFX50S
漁師たちの町。
車がすれ違うのも大変な狭い路地を通り抜けると、ポンっと漁港前の広場に出た。
こんな時間に三脚をたてて写真を撮っているところを住人に見咎められたら、何と言い訳しようか?
などと考えながらそっとシャッターを押した。
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FUJI GFX 50S & 32-64mm F4




オレンジ色のナトリウム灯と水銀灯の二種類の光がミックスして
あちこちの板張りの外壁や道の上に複雑な模様を描き出している。
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あまりここに長くいるのも気が引けたので、30分ほどで切り上げる。
できれば2~3時間歩き回りたかったけれど。



今日の一枚は
CLIFFORD BROWN
jazz immortal
featuring
ZOOT SIMZ

いったいどこからあのアドリブのフレーズが湧き出てくるのだろう?
1952年から56年までのわずか4年間で、彼は他の誰もが一生かかっても成し遂げられないことをやってしまった。
人々の耳に鮮烈な記憶を残したまま25才で自動車事故のため亡くなってしまう。

クリフォード・ブラウン(tp)
イーストコーストのジャズの中心人物としてマックス・ローチなどと組んで活躍していた彼が
唯一ウエストコーストのメンバーと組んで録音したのがこのレコードで、手元にあるのは
67年に東芝が発売した国内盤で、「不滅のクリフォード・ブラウン」と邦題がついている。
イーストコーストのレコーディングと違いスリリングさでは一歩譲るけれども編曲の妙があり
大変魅惑的な一枚となっている。


by nontan91 | 2017-05-14 22:03 | GFX50S | Comments(8)
鬼太鼓の日 somewhere on Sado Island #PENTAXK-1
春になるとやってくる鬼太鼓の季節。
動ける限り記録に残していこうと思う。
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PENTAX K-1 & SIGMA APO 70-300mm F5.6








最初GFXで撮っていたが、この渋い色合いはPENTAX+SIGMAでしか出せないことがわかり途中で切り替える。
古い設計のレンズなので手振れ補正も搭載されていないが、K-1のカメラ内手振れ補正がある程度効いてくれるから安心してシャッターを押せる。
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集落を一軒一軒まわって、最後は夜になる。
踊り手は相当きつい。
鬼は雄と雌がいて、この白髪は雌鬼。
それぞれに踊りも違う。今年は佐渡のTVクルーも途中まで参加していて
あちこちの鬼太鼓を収録してきたけど、ここの踊りと太鼓のリズムは他と違って盛り上がりがすごい!と驚いていた。
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毎年鬼太鼓を見ていると毎度おなじみで挨拶をしてくれる人、初めて逢う人
いろんな方に出会えて、それも面白い。
昨年デビューした子鬼君もずいぶん大きくなって大人びてきてびっくりしたり。
いつも一緒に行くT*さんが所用で参加できなかったため、このサイトで今年の佐渡を見てもらいましょう^^
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5時頃にパンを一切れ食べただけなのですが、じつは回る家々に飲み物や食べ物を用意してあるので
寄るたびに「食べてけ!」と差し出されるので2~3軒行くともう昼飯も食えなくなるくらい腹一杯になるのです。
とにかく断れないので、これが大変(笑)


by nontan91 | 2017-05-12 21:09 | PENTAX K-1 | Comments(14)
伊藤邸の藤が満開 #wisteria flowers on the water#GFX50S
北方博物館、伊藤邸の藤の花が満開という話が2,3日前に伝わった。
その後、強い風が吹いたのでみな散ってしまったかと思っていたが、まだしっかりと残っていた。
今週末までは十分大丈夫かな?
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FUJI GFX 50S & GF32-64mm F4

いつもは裏の大駐車場に停めて西門~中門から藤の花を見に伊藤邸に入るのですが
今回初めて普段は使わない正門である大門からの入場となります。
なので、大駐車場に停めると結構歩かないといけません。
途中の黒塀などライトアップしているので、それなりに楽しいのですが、今日のように雨が降ったり
足腰の弱っている方にとっては負担になりますので両方から入られるようにしていただければありがたいのですが・・・


今日の一枚は
ベートーベンのヴァイオリンソナタ第5番「スプリング」

D.オイストラフとL.オボーリンの演奏で。
いつ誰によって名づけられたかは不明ですが、この曲は「春」と呼ばれるようになりました。
確かに出だしこそ「春」のうららかな雰囲気に満ちていますが、途中からは春一番、春の嵐、
まだまだ本当の春は来ないんだよ、と言われているようで、初夏に近い春というより
3月初めの三寒四温、まだ厚いコートが必要だけれども暖かい日もあるという春の兆しを歌ったものという感じでしょうか?

多くのレコードがありますが、何といってもオイストラフのヴァイオリン、オボーリンのピアノ、この二人で作り出した名演奏は誰も超えることができません。



by nontan91 | 2017-05-10 23:59 | GFX50S | Comments(4)
休憩は極上のカフェで teabreak at Nara Hotel #RX1RII #GFX50S
いきなり休憩?
だって暑いんですよ(笑)

確かに午前4時に春日大社に向かったときはタクシーを使いました。
そのあとは背中に3台のカメラとレンズを入れたリュックに三脚までくくりつけてぐるぐると歩き回りました。
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SONY RX1RII

もう、ここのティールームとバーを見たとき、なんでここのホテルにしなかったんだろう?と思いましたね。
もし風雨で出歩くのが大変なときでも一日中ホテルを撮影していればいいじゃないですか(笑)
でもきっと高いんでしょうね?
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SONY RX1RII

フロントへ行って二階にあがって撮影してもいいですか?と聞くとOKとのこと。
いいですね、この古き佳き佇まい。
なんとなく日光の金谷ホテルにも似ていますね。
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FUJI GFX 50S & 32-64mm F4

ティールームはこの奥、今人が出てきたところです。
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FUJI GFX 50S 6 32-64mm F4

一階に下りてみると正面玄関に向かうとこんな感じ。
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SONY RX1RII

外に出てみるとその外観、いいですねぇ。
最近のモダンなホテルにはない雰囲気がたまりません。
スタッフの皆さんも素敵ですよ、何十年も勤めておられるベテランの方と
若いスタッフがじつにきびきびと動かれていて。
うん、次回はなんとかこのホテルをリクエストしてみましょう^^
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by nontan91 | 2017-05-08 23:59 | RX1RII | Comments(6)
古都幻想 Nara, ancient city #GFX50S
奈良は修学旅行以来一度も訪れていなかった。
ところが、大仏もみんな見たはずなのに、その記憶がない。
実際に東大寺を歩いて南大門を見ても、大仏殿に入ってもその当時のことは蘇ってこない。
ただ先日TVで見た記憶だけが脳裏に浮かんでくる。

本当に奈良に来たのかさえあやふやになってしまっていた。
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画像クリックで拡大できます FUJI GFX 50S & 32-64mm F4

朝3時に起きて4時前には春日大社にいた。
暗い中、どこが本殿かもわからずうろうろしながら撮影を続ける。
やっと明るくなったところで鹿が出迎えてくれて大社の本殿へと導いてくれた。


Twitter仲間には大変お世話になった。
もちろんGWはそれぞれ別の場所へ取材に出かけてすれ違い。
それでも電波が仲間をひとつにしてくれる。
その場にいなくともいろんな情報を教えてもらえるのはありがたい。

お土産も、あれを買え、これを買え!(笑)とtwitが飛び交う!
おかげで袋一杯のお土産をぶら下げることになり、指がちぎれそうだった(笑)


by nontan91 | 2017-05-06 00:53 | GFX50S | Comments(8)
佐渡によこたふあまの川 Milky way on Sado Island #PENTAXK-1#GFX50S
芭蕉はN潟の出雲崎から あらうみや佐渡によこたふあまの川 と詠んだとされています。
この句の解釈には様々あって、天候が荒れていたら佐渡も星空も天の川も見えんだろう?
自分の親しい人となかなか逢えないのを、佐渡と自分を隔てている荒海を、織姫、彦星の天の川伝説に
なぞらえてこのような句を読んだのだ、とか、まあ色々な意見がありますね。

しかし、佐渡に行ってみればわかります。
あまりの星空に、夜中に路肩に雪の残る大佐渡スカイラインを駆け上り
展望台から星空をみれば、夜空にくっきりと天の川が!
しかも真野湾から両津湾にかけてまるで夜の虹のように佐渡に横たわっている姿が見えるのです。
芭蕉は実は佐渡に渡っていた!?


15mmでも全貌を捉えるのは無理、魚眼レンズが欲しかった!
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PENTAX K-1 & 15-30mm F2.8

拡大すると、真野湾の輪郭がわかります。
佐渡は地図で見るとS字型をしているのですが、真ん中のくびれの部分の左側が真野湾で日本海を向いています。
そのくびれの右側が両津湾で本土、新潟を向いています。ここから見ると天の川は真野湾から端を発し、
写真で云うと左側へ続いていき、両津湾の向こうに沈んでいるんですね。

一枚目は空が青く写っていますが、これを撮影したのは午前3時44分です。
まさに航海薄明の始まりの時間。航海薄明と言うのは太陽が地平線または水平線の下6度~12度にあり
肉眼では真っ暗な星空なのですが、海と空の区別が薄っすらとつき、航海に必要な星はまだ十分に見えている状態です。
でも、撮影するとこうやって空が青くなっているのがわかるんですね、この時間帯が一番好きです^^
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二枚目はもっと前の時間に撮影したもので、まだ空は真っ暗ですね。
地上付近がなんとかくモヤっていますが、この日は黄砂がひどかったのでその影響もあるのかもしれません。
天の川のクッキリ度が違いますが、一枚目はGPS機能を利用したアストロトレーサーを使って60秒の露出をかけているからなんです。
当然地上の明かりはぶれているのですが、15mmでこのくらいの露出ならほとんど目立ちません。
二枚目は普通撮影で20秒です。


さて、GFXでは星空の撮影は可能なのでしょうか?

大丈夫です。ただし、25mm相当でF4ですからPENTAXのようにうまくは写ってくれません。
25mmだと星が点状に見えるギリギリは13秒の露出なのでISO6400に上げて撮ってみました。
当然写る星の数は少ないです。でも中判カメラだけあって画像の素性はとってもいいです。
こんなに晴れることがわかっていれば赤道議を持って来ればよかったな~
ISO感度を落して1分くらいの露出をかけたらかなりいい写り?をするのではないでしょうか
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FUJI GFX 50S & 32-64mm F4



こちらは両津湾方面です。東側なのですでに明るく日の出が近いことがわかりますが、まだ午前3時46分です。
かすかに天の川が残って見えていますね。山頂の風は冷たく、車に積んであった厚手のダウンを着込んでブルブルしながら撮影してます(笑)
これもアストロトレーサーで60秒の露出です。海岸の明かりは当然ぶれてますが星は点状です。
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PENTAX K-1 & 15-30mm F2.8


佐渡行きにはいつもご一緒するT*さんが今回所用でどうしても参加することができず、
この景色を見ることができませんでした。来年は是非に^^

ほとんど寝ずの状態で日の出直前までここに残り、今度は山を駆け下り目的地の鬼太鼓の里へ向かいます。



本日のお供は
セルゲイ・ラフマニノフの13の前奏曲。
リヒテルのピアノ演奏で。

MELODIAというロシアのレコードですが、この曲集を聴いたのは初めてでした。
録音はとてもいいんです。真空管での古くて良い録音装置が残っていたからなんですね。
これは東欧のエテルナやスプラフォンなどにも共通して云えることですが、最新の録音機器が必ずしも良いとは限らないのです。
また、曲はいかにもラフマニノフらしく豪快で美しくスケール感のあるものが多く、それをまたリヒテルが
彼にしか出来ないタッチで演奏してるんですよ、弱音部なんか消え入りそうで、ええです^^




by nontan91 | 2017-05-01 23:38 | PENTAX K-1 | Comments(8)