いまや幻の・・・ #FUJIXPro1
久しぶりに連れ出したX-Pro1。
いまや中古市場で大人気となっていて、軒並みSOLD OUT。
昨日出ていたやつが今日はすでに消えている。
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FUJI X-Pro1 & XF 35mm F1.4   画像クリックで拡大できます Click to enlarge

このカメラは本当の初期のものです。
以前にも書きましたが、発売のアナウンスがある前から予約を入れていて
製造番号二桁のものが届いて大いに感激したものですが、初期不良に当たってしまい
すぐに交換となり、それで戻ってきたカメラはすでに4000番台でガックリ。
それでも初期のものには変わりありません。
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XF 35mm F1.4

今のX-Pro2に比べると、硬い写りですね。
花びらなんか触ったらパキンと折れてしまいそうです。
もっとも、光のあるこういったコントラストの高い場所では硬くなりがちですが
うす曇や暗所ではしなやかな画像になります。
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XF 35mm F1.4


2012年の発売ですから、EVFもそれなりに健闘してますが現在のミラーレスのそれに比べればちょっと落ちる。
でも十分実用範囲です。ただ、書き込みは遅い! SIGMAほどではないですが(笑)
ですから次から次へと連写する方には向いてないですが、構図を決めてじっくり撮るにはいいんです。

中古市場の価格は3~4万円台という手を出しやすいということもあるのでしょう、
右から左に売れているようです。
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XF 60mm F2.4 Macro


その当時、Leica M8 デジタルを使っていましたが、X-Pro1とはまったく性格の違う絵が出てきていて
M8の、そのずっしりとした重量感にも魅了され、軽くて安っぽく見えてしまったX-Pro1は次第に使われなくなっていたのです。

ところが、その軽さが今の自分にちょうど良くなっている。
こういう展開になるとは思ってもみなかったのですが、捨てないでおいたのは撮れた画像にライカ以上のなにかが
あると感じていたからなのでしょうね。何年も経って再びX-Pro1が活躍を始めました。
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XF 60mm F2.4 Macro


もちろん、ライカの写りは素晴らしいです。国産機には越えられない何かがあります。
今でも使ってみたいのですが、本体重量とレンズの重量を考えると年取った自分には持ち運びが・・・

バッグの中にPro1、Pro2、T30の3台を入れておいても苦にならない重さです。
それにレンズを2~3本追加しても難儀ではありません。
これがNikon810Aだと交換レンズ3本入れたらもう大変、昔は軽々担げたんですけどね(笑)


# by nontan91 | 2019-04-18 23:49 | X-Pro1 | Comments(0)
花見の頃 #FUJIXT30#SONYα9
毎年のことだけれども花見時だというのに寒い。
完全防寒していかないと手がかじかんでしまう。
今日のように晴れたらなおさら気温が下がる。
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FUJI X-T30 & XF 10-24mm F4 OiS 画像クリックで拡大できます Click to enlarge


我が家の大判プリンターはもうだいぶ年数が経って
今度壊れたら部品がありませんよ、と言われている。
今のところ大きな故障無く働いてもらっているが、時々メンテナンスタンクというものを
交換しないといけない。
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FUJI X-T30 & XF 10-24mm F1.4


メンテナンスタンクとは、吹きこぼれた余分なインクを吸収するおむつパッドのようなもの。
ただそれだけなのに、純正はめちゃくちゃ高い。なのでサードパーティの半分以下の値段のものを使ってみたが
ときどき接触が悪いのか認識しなくなるので入れたり出したりしてリセットしなければいけない。
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SONY α9 & FE 24-240mm


純正でないものを使って動かなくなると困るので、結局高い純正のものを使うことになる。
メンテナンスタンクが一杯です、という警告が出るとどうやってもプリンターが動かなくなるので
取り替えたら、必ず新しいものを注文しておく。自分の使い方では1年は楽に持つが
商品が届くたびに高いよな~と考えてしまう。昨日もそれが届いたのであと1年は安心だ。
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SONY α9 & FE 24-240mm


同じ場所を同じように違うカメラで切り取ってみた。
ずいぶん色合いが違う。SONYのカメラは絞り込んでいくと急にホワイトバランスが青みがかってくるという
話を聞いたことがあるが、確かにそのような傾向がある。

どっちが正しいかと言われたらSONYの方かもしれないが、今日の気分的にはFUJI かな?(笑)
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FUJI X-T30 & XF 10-24mm F4 OiS


にしても、筋力の落ちてきた自分にはこの軽さはありがたい。
二の腕なんかこの一年でふにゃふにゃになってしまい、触ってビックリ!
中判が重く感じるわけだ。
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SONY α9 & FE 24-240mm

最後は絵葉書風(笑)
ライトアップと夕暮れ時の光がちょうどマッチした瞬間。
ちょっと恥ずかしいかな?という写真(笑)

ま、これも日記なのでなんでもアップしておきます。


今日の一枚は

ジョージ・シアリング(p)で、SHEARING ON STAGE

George Shearing Quintetと紹介されているが、CAPITOLのライブ盤である。
シアリングという人は、どういう位置づけになるのか今もってよくわからない。
ぐっと深く掘り下げていくかと思うとその手前でやめてしまうし、ポップ的かというと
そうでもないし、わかりやすいかと言われるとそうでもない。全体の構成のうまさで聞かせるようなタイプの人なのかな?と思う。
どうもたまに聴くのがいいのかな、ということで数年に一度しかターンテーブルに載らない。

なので、さっさとあきらめてチェット・ベイカー ウィズ ビル・エヴァンス という名盤に
チェンジして口直し(笑)これも久しぶりだけど何十回聴いたかわからないのでアドリブまで覚えている。


# by nontan91 | 2019-04-13 01:11 | X-T30 | Comments(2)
玉子焼き #SONYRX100Mk6
画像を整理していたら、こんなのが出てきてしまって
急にお腹がすいてきてアップするはずの無い画像を出してしまった(笑)
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SONY RX100Mk6 画像クリックで拡大して玉子焼きを召し上がれ^^


とあるお店。
玉子焼きを始めると、カウンターに座っているお客がこれを見て
次々と「オレも玉子焼き!」と注文が入る。

「いつもこうなんですよ」
と亭主が笑いながら話す。
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職人技は見ているだけで楽しい。
撮らしてください、とお願いしたら
「ちょっと緊張するかも」
と言いながら快く許可してくれた。
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荒削りの大根おろしがつく。
これが美味しい。醤油などは無し。
そのまま乗っけて食べる。
みんな幸せになる^^


今日の一枚は

ケンプ(P) Wilhelm Kempff のベートーベン ピアノソナタ全集からNr.31 As-dur op.110

ドイツグラモフォン至宝の一箱である。
レコードのレーベルにはちゃんとmade in West Germanyと記してある。
キラキラと輝くようなシングルトーンが美しい。
こういう音はやさしく弾いていても出せないもので、しっかりと打鍵しなければ力の無い音になってしまう。

もちろんバックハウスはまた別格と言わざるを得ないが、ケンプの演奏はまさにスタンダード。
スタンダードと言っても最高レベルの基準であって、ピアニストならこのくらいの高みを目指してみろ!という基準なんである。

A面の演奏はNr.29 ハンマークラフィーアの第一楽章へと続いてゆく。
これもまた素晴らしい、聞き惚れますね。

# by nontan91 | 2019-04-09 23:46 | SONY RX100M6 | Comments(4)
寒さで凍えながら撮った浜辺の風景 そのII #FUJIXPro2
前回と同じ日にもう1台首からぶら下げていたX-Pro2。

センサーもレンズも違うので比較しても始まらないのですが、
一世代前のフラッグシップはやはりあなどれません。
X-Pro3が出てくるという話がなかなか無いのもうなずけます。
(うわさでは今年の末ではないかと言われてますが・・・)
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FUJI X-Pro2 & XF 18-135mm (以下同データ)画像クリックで拡大できます Click to enlarge


カラー画像はすべてVELVIA、モノクロはACROS Rフィルターの設定です。
まあ、Fujifilmのカメラを使う人というのは変人が多いですし(笑)
はっきりとした理由があって使っている人が殆どですから、他カメラのユーザーとはちょっと違う感じがします。
RICOH-PENTAXユーザーもそうですけどね(笑)
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もちろん、X-Pro2とX-T30は同じメーカーですが、センサーもボタンの配置も違う。
EVFの見え方も違いますから、まったく違うカメラと言ってもいいでしょう。
ファインダーをのぞいた時、T-30は軽快な感じを受けるのに対し
X-Pro2は重厚な感じがします。もちろんフレームレートの差や液晶の違いなどでそう感じるのだと思いますが
実際の絵も実は違います。うわさされるX-Pro3はT30と同じ裏面照射型のセンサーを積んでくるらしい。
果たしてX-Pro2を上回る絵を作ることが出来るのでしょうか?
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そうそう、LUMIXのDC-S1Rもじきに発売ですね。
ただ、自分にはでかすぎる。バッテリー込みで1kgを越える本体重量。
ミラーレスなんだからもう少し軽くできなかったものか?
でかいSIGMAのレンズ群を支えるにはあれくらいの重量が必要だったのか?
筋力が落ちてきた自分にはちょとつらい。
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三菱自動車から新型DELICA D:5が出ましたね。
先日試乗してきました。クリーンディーゼルは音も静かでパワフル。
雪道などとても頼もしい相棒になってくれそう。
ひとつだけ、二列目シートの足元が狭い。
着替えなどするのにちょっと不便。今の車が広いので、う~んな点だ。
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現在の車が非常によく走ってくれているのでDELICAにする必要はないのだが
このサイズのミニバンが出てくるとやはり気になる。
一番は車中泊しやすいかどうか?という点だけれど
できればバッテリーを増設し、FF暖房つけて電子レンジを使用できるくらいのことはやりたい。
そこに住むわけではないので、流しやキッチンは要らないけどポータブルトイレくらいは・・
などと言ってるとやたらでかい車になってしまう(笑)
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初期型のX-Pro1の人気がいまだに高くて市場に出てもすぐになくなるらしい。
独特の写りがとても受けているようだ。EVFのフレームレートの関係で見え方はギクシャクすることもあり
書き込みも遅いのだが、出てくる絵は確かに品があるんですねぇ。

発売前に予約して一桁台の製造番号のものが送られてきてビックリしたのですが
初期不良に当たってしまい、交換されて戻ってきたときにはもう遅い製造番号になっていてがっくりした記憶があります。
今も手元にあるのですが、そろそろプレミアがついとらんかな?(笑)
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この日最後の最後で赤く焼けてくれた雲。
VELVIAはすごいぞ!
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さて、今日の一枚は

ジュリアード四重奏団で、モーツアルトのハイドンセットからK.387 K.421 K.458 " The Hunt"

COLUMBIAの33CXという製造番号がついたLP初期のオリジナル。
モノラルですが、とても素晴らしい録音で、目の前でジュリアードが演奏してくれているかのよう。
もちろん、ジュリアードのメンバーのテクニックの冴えもありますが、和音が分厚くそれでいて一つ一つの楽器の存在が
手に取るようにわかる滅多に無いいい録音なので、これもまた座右の名盤の一枚でなのです。



# by nontan91 | 2019-04-05 23:39 | X-Pro2 | Comments(6)
X-T30 見参 そのIV 寒さで凍えながら撮っていた浜辺の風景 #FUJIX-T30
ミゾレは吹きつけるわ、いきなり晴れてくるわ
こんな日はすごい風景に出会う確率が高い。

2時間ほど浜辺に立ち尽くしていたが、北西の風が強く吹き付けてくるので
しまいにはガタガタ震えながらシャッターを押していた。
鼻水は出るし、カメラの水平は取れないし真冬よりひどい。

ただ、わが愛しのT30は光や色の時間帯による違いを見事に描き分けてくれた。
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FUJI X-T30 & XF 10-24mm F4 OiS (以下同データ)画像クリックで拡大できます Click to enlarge


一枚目は到着時、まだ太陽は雲の中。
それでも千切れた雲の間から青空も見えていて、真っ暗というわけではない。
そんな渋い色をうまいこと出してくれて、なかなかよいではないか^^

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カモメが一羽、私の後ろから追い越していった。
雲間からやっと顔を出した太陽の長い光芒が遠くの港に射している。
おだやかなオレンジ色の光、でも無茶苦茶寒い。

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これは一枚目の写真の少しあと。
フィルムシミュレーションをACROS Rフィルターにして撮影。
ああ、ええですなぁ。ACROSにすると自動的に粒子が添加されるので
プリントするとフィルムのような効果が得られるし、何故か奥行きが出る。
モノクロはLeica M Monochromの描写が最高と思っていたけれどこれなら見劣りすることもない。


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そして最後に日没直前、本日のハイライトが来た!
長い光芒が雲を突き破るように全天の1/3くらいまで延びている。
フィルムシミュレーションをVelviaに切り替えた。

もうこの時点で寒さに耐えるのが限界。
空の美しさとは裏腹に猛烈な北西の風が容赦なく吹きつける!
「寒いよぉ~~!」
と言いながらシャッターを押して光が落ちてきたところで車に逃げ帰る。

この日はX-Pro2も首からぶら下げていた。
これもまたいい画像が撮れている。後日続けてお目にかけます^^



今日の一枚は

久々にクラシックで、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」 Symphony No.6 in B minor [ Pathetique]

マルティノン JEAN MARTINON 指揮のウィーンフィルオーケストラ。

この曲も名盤が多いが、何故かこの盤、あまり悲壮感漂っていない。
オーケストラを見事にコントロールしたマルティノンの指揮ぶり、ロシアというより
ウィーンの舞踏会に紛れ込んだような場違いさがとても面白い。
LPのジャケットが、頭を抱え込んで苦悩に満ちた銅像で題名にふさわしい写真となっているのは対照的。


# by nontan91 | 2019-04-03 23:07 | X-T30 | Comments(2)
ちょっと骨休め #SONYRX100Mk6
久しぶりに会津へ出かけ写真を撮り歩いて温泉へ。
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SONY RX100 Mk6


こういうときには人間堕落するカメラがよいです。
ポケットに入れてここ一番で大活躍。
なぁーんも考えずにゆっくり湯船につかりながらパチリ。
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会津の地酒などいただきながら、美味しい料理に舌鼓を打ってごろごろ。

かなり暗いところなので、一昔前のコンデジでは写せなかったことを考えると
格段の進歩です。宴会場から目の前のライトアップされた滝を一枚。
流れを止めるなんて考えられませんでしたけどね。
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温泉には3回も4回も入る人が多いですけど、私は疲れるばかりなので
1回ゆっくりつかって、あとは旨いもの食ってひっくり返っているというのが大好き。

旅館にもよりますけど、チェックアウトが10時というところがほとんどです。
朝飯をゆっくり食べたら、あとは追い立てられるように出発しなければいけない。
せめて11時にしてくれれば、と思うのですが、掃除などの都合で無理なのでしょうね。

都会のホテルなどでは12時チェックアウトが増えてきていますから
ゆっくり朝食を食べても二度寝ができる。そういうのに慣れているので10時というのはちょっとつらいな。


今日の一枚は

カウント・ベイシー ビッグバンドで The Essenntial Count Basie

1950年代の名演を集めたVerveのLP。
ライブ音源あり、スタジオ録音ありと盛りだくさん。
おそらく一番スピード感があった時期のものでしょう。スピードだけでなく歯切れのよさも最高。
もちろん演奏そのものも最高に乗っていた頃の録音から採られたものですからヤバイものばかり。
思わず体も動いてしまい、まったく仕事にはなりません(笑)
A面最後のApril in Parisが流れてくる頃には最高潮、もう忘我の境地です^^
「One more time!」もっとやってぇ~!!



# by nontan91 | 2019-04-02 20:47 | SONY RX100M6 | Comments(6)
シアトル紀行 ワシントン大学の素晴らしい図書館で #FUJIXPro2
しばらく中断していたシアトル紀行、再開しました。

スコットさんと、ここの卒業生のシーラさんとワシントン大学在学中のスコットさんのお孫さんに会いに行きました。
ここの図書館が素敵だから是非見ていってくださいと言うのでやってきたのですが、
あまりの凄さに圧倒されました!
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FUJI X-Pro2 & XF 10-24mm F4 OiS 横画像はクリックで拡大できます Click to enlarge


わし、ここだったらきっと3倍くらい勉強できたかもしれん(笑)
新しい図書館もあるのですが、ここで本を開くのがよろしい。
やる気になるモンね^^
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FUJI X-Pro2 & XF 10-24mm F4 OiS


シーラさん。
まるで教会の中にいるようです。
ただの観光ならここまでやってくることはなかった。
彼らにつれてきていただいて感謝です!
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FUJI X-Pro2 & XF 10-24mm F4 OiS


図書館にステンドグラスなんて有り得んでしょ?
素晴らしいお天気と光の射し込み具合がなんともたまらんのです。
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FUJI X-Pro2 & XF 10-24mm F4 OiS


書架が素敵です
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FUJI X-Pro2 & XF 10-24mm F4 OiS



図書館の入り口
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FUJI X-Pro2 & XF 10-24mm F4 OiS


こんな学校、日本にはないですよね~^^

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FUJI X-Pro2 & XF 10-24mm F4 OiS


ワシントン大学の構内。
緑が多いです。
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SONY RX1RII


構内の噴水の上にタコマ富士が見えました。
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FUJI X-Pro2 & XF 18-135mm


最後はくたびれて、構内にあるスタバで一休み。
さすがシアトルです、大学の中にもスタバがあるんですね^^


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FUJI X-Pro2 & XF 10-24mm F4 OiS


いや~、素敵なところを案内していただきました!
普通ならとても入って行けない場所です、在校生に卒業生がいれば鬼に金棒。とても楽しかった^^


というわけで、今日の一枚は

クリフォード・ブラウン(tp)で 「CLIFFORD BROWN and MAX ROACH at Basin Street」

クリフォード・ブラウンは自動車事故で若くして亡くなるわけですけど、まさに天才。
汲めども尽きぬあのアドリブはいったいどこから沸いて出てくるのでしょうか?
残されたレコードはどれをとっても世界遺産。


# by nontan91 | 2019-03-29 01:57 | X-Pro2 | Comments(6)
X-T30 見参 そのIII スミレの花の咲く頃 #FUJIX-T30
N潟はまたお天気が悪くなってきました。
来週の初めは雪マークの予報です。
それでも春はすぐそこまで来ています。

庭を注意深く歩いているとスミレのツボミ見つけました。
あまりに小さいので踏みつぶさないように草の根を分けてそ~っと近寄ってみます。
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FUJI X-T30 & XF 60mm F2.4 Macro (以下同データ)画像クリックで拡大できます Click to enlarge


風もあって花が揺れているので息を止めて何枚かシャッターを切ります。
地上すれすれにカメラを置いていますから、可動式の液晶モニターはやはり有難いです。
X-Pro2にもつけてくれればよかったのに。
でもこだわりがあるんでしょうね、レンジファインダーにはそんなものイラン、って。
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そうそう、庭のサクランボの花も咲いていました。
これから赤い実がなるのですが、毎年食べる寸前に小鳥たちが持っていってしまいます。
明日の朝にはちょうどいい具合になるから早起きしてとろう、と出て行くと、ものの見事に無くなっています。
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これから咲こうとしている花もあれば、落ち椿もあります。
季節が移り変わろうとしているんですね。

この60mm F2.4 Macroは、X-Pro1が発売の時に同時に発表された古いレンズですが
その描写力はものすごいと評判でした。ただ、AFがトロくて最短距離付近で合わなくなると
延々とジーコジーコと繰り返し、ほとんど使い物にならなかったので出番はあまりありませんでした。

ところが、X-T30になったら、AFがビシビシ合うようになったという話があったので
試してみたら、ホントにすばやく合うようになった!
これならポートレートにも使えそうです。

上の写真の一部を切り取ってみました↓
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この質感描写には圧倒されます。
並みのマクロではこんな表現は出来ません。
カメラの設定でシャープネスを一段落としていますからカリカリシャープではありませんが
その分フィルムライクな感じがします。

もう一枚。
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こうやって朽ちていくものに【美】を感じてしまうのは、自分も歳をとってきたからでしょうか?
いやいや、もっと新しいものに挑戦しないといけませんね。
なにか新しい表現方法がないか模索中ではあります。
ただほとんどの表現は1950年代までにはやりつくされているわけですから、
我々アマチュアがやれることなど無きに等しいのではありますが。

この写真も拡大してみました↓
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これだけの大きさに切り取ってもまだ十分使える画質がありますから
フジさん、いい仕事してくれましたね(笑)


今日の一枚は

シャーリー・スコット(org)の サテン・ドール というPRESTIGEのLP。
Shirley Scott : SATIN DOLL

デューク・エリントンのナンバーからサテン・ドール、スイングしなけりゃ意味ないね、
パーディド、ムード・インディゴなど7曲を演奏していますが、とてもソウルフルでいて繊細で
聴いていてとても楽しい作品。独特なハモンドオルガンの音は某エレクトーンでは絶対マネのできない音。
カウント・ベイシーのオルガン演奏もとても素晴らしいので時々聴いていますが、ジミー・スミスはLP一枚だと飽きてしまう。
シャーリー・スコットはそんなことはありません、何が違うんでしょうね?


# by nontan91 | 2019-03-27 23:53 | X-T30 | Comments(4)
X-T30 見参 そのII 菜の花に雪が降る #FUJIX-T30
モノクロモードから今回はカラーで。
福島潟に到着した時は吹雪いてまして、やばいかなと思っていたら晴れてきました。
日が昇ったらあっという間に雪が溶け始め、木々も菜の花も雫となって消えていきます。
大慌てで走り回りました。
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FUJI X-T30 & XF 18-135mm (以下同データ)画像クリックで拡大できます Click to enlarge


裏面照射型TRANS CMOSの威力なのか、画像がとてもきれいになったような感じを受けます。jpeg撮って出し。
フィルムシミュレーションはVelvia。さすがフィルムメーカー、Velviaといっても変にどぎつい感じは受けません。
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足元に遊びに来た雲雀。
可愛いですね。こんな近くで撮ったのは初めてです^^
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福島潟の入り口にあるかやぶきの家。
自由に中に入って休憩することが出来ます。
完全逆光ですが、なんともきれいに撮れてます。
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福島潟の周囲は菜の花が広がります。
最初はもっと少ない面積でしたが、今は見渡す限りに広がっています。
気温が上がったら一斉に花開くでしょう。2分から3分咲きといったところでしょうか、
予想外の雪にビックリしているようです。
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ところどころに菜の花が咲いています。
ここは日陰の部分。青っぽさがよいな^^
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中判や35mmフルサイズで撮らなければ、と思っていた時期もありましたが
デジタルカメラの進歩でAPS-Cでも、最近は1インチセンサーでもとてもよい絵を出してくれます。
コンパクトで機動性が一番かな?と感じる今日この頃です。

ただ、マイクロフォーサーズだけは相性が悪い。
これは個人の感想ですが(笑)何度か使う機会がありましたが一年も使わないうちに出してしまう。
レンズもコンパクトでいいのですが、どうも出てくる絵がしっくりこない。
センサーサイズが微妙な立ち位置なのでしょうか、LUMIXがフルサイズに移行しようとしているのがわかるような気がします。


今日の一枚は

久しぶりに、ビル・エヴァンス(p)で ワルツフォーデビー。

超有名なライブ盤で、演奏の背後に聴こえる皿のガチャガチャする音や、ワハハおじさんの声が話題になりましたが
演奏が素晴らしいです。何度聴いても飽きない。ライブレコードの最高峰でしょう。ジャケットのデザインもいいですね。
スコット・ラファロのベースも、ポール・モチアンのドラムも最高です。
このLP、オリジナルは持っていませんが、国内外で何度も再発されていて、結局昔国内で出された
アナログ名撰集のLPで聴いていることが多いです。

我が家の古いアルテック、ユニットだけ出てきたのを新しいオリジナルの箱に入れてもらって数年経ちました。
まだちょっと硬さが残りますが、とてもいい音で再生してくれます。もっと箱がなじんで鳴るようになってくれば
ふわっとA7のようなスケールで音楽が聴けるはず。時間が経てばいい音が出てくるのはわかっているので
何もせずにただただ聴いているというのが正解。毎晩少しずつ鳴らしていると、ある日突然、あ、神様が降りてきた!(笑)

# by nontan91 | 2019-03-25 23:24 | X-T30 | Comments(12)
X-T30 見参! #FUJIX-T30
世の中GRIIIを持たずば人にあらず!といった風潮ですが、
ほとんど同時期にFujifilmからX-T30というカメラが発売されたことを知る人はいません(笑)

ワタクシ、SNSにあがるGRIIIの画像を横目で見ながらじっと耐えておりました。
雌伏3年、いや数日。ついにそれはやってきたのです。

昨年、X-T3という上級機が発売されましたが、その2600万画素の裏面照射型センサーをそっくり受け継いで
しかも価格がGRIIIとほぼ同じ、フジノンXFレンズの資産があるのでこれを生かさないわけにはいかないでしょう。

重さがボディ単体で333g。APS-Cサイズのミラーレス一眼としてはかなり軽いです。
あまり軽くてバッグに入れ忘れたと思って開けてみるほど。これはかなりのアドバンテージがあります。
もっともGRIIIは227gですが、まったく違う用途になるので比較するのが間違ってますね(笑)

画質ですか?

それはもうGRIIIやT-3と比べても遜色ないでしょう。勝るとも劣らない。

バッテリー?
380枚も撮れます(笑)
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FUJI X-T30 & XF 10-24mm F4 R OiS 画像クリックで拡大できます Click to enlarge


たしかに上級機のX-T3に比べれば落ちる部分はあります。
メカニカルシャッターが1/8000から1/4000に。連写できる枚数がバッファの関係なのか約半分に。
EVFは有機ELですが、369万ドットから 236万ドット。

あとはそれほど大きな差はありません。
シャッター速度は電子シャッターを使えば1/32000までいけますからそれほど問題なし。
ガンガン連写するような撮り方をしなければ問題ないレベルのバッファなので、そこもいいでしょう。
EVFも見た目、ほとんど変わりません。価格と軽さがX-T30の絶対的なアドバンテージです。
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FUJI X-T30 & XF 10-24mm F4 R OiS 画像クリックで拡大できます Click to enlarge


写真はスコットランドの湖水地方・・・・いえ、福島潟です(笑)
今朝は時折り吹雪いていて、きっと今年最後の雪景色になるかもしれませんから
早起きして出かけてきました。

大きく重いカメラやレンズを持たなくてもいいということは有難いことです。
身軽になったほうが遠い山道を歩いていくことが出来ます。
そういう歳になったのですね。


今日の一枚は

チョン・キョンファ KYUN-WHA CHUNG(vn) で、ブルッフのスコットランド幻想曲。
SCOTTISH FANTASIA : BRUCH, VIOLIN CONCERTO No.1

ロイヤルフィルハーモニック オーケストラ、ルドルフ・ケンペ指揮。

DECCAの名盤です。むせび泣くようなバイオリンの音色が素晴らしい。彼女にしか表現できないブルッフ。
ただ、バイオリンの音量を抑え気味に録音してあるので、ヴォリュームを上げて聴かないといけないのですが
そうするとオーケストラがドカーン!と。何枚かバージョン違いを聴いたのですが、皆同じ。
CDは聴いたことがありませんが、マスターテープからキョンファの音をもう少し拾い上げていてくれれば聴きやすいのに、と思います。
演奏がいいだけに残念。スコットランド幻想曲には、他にオイストラフの名演があり、これは私の座右の名盤で、ここぞと言う時に針を下ろします。


# by nontan91 | 2019-03-24 16:53 | X-T30 | Comments(6)
カメラを落っことしたこと broken #SONYRX1RII
落っことしちゃったんですねぇ。
ショックで食事も喉を通らず。

でもなんとか戻ってきました。
右側が修理を終えたカメラ。左は交換した部品。
ん??? 同じじゃねぇか?
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FUJI Xpro2 : XF 35mm F1.4 R


まず、ポップアップ式のEVFがぶっ飛びました。
部品を拾い集めてその足でTカメラに駆け込み修理をお願いしました。
後日見積もりが出て、EVFだけでなく、一体型の鏡筒にも歪みが入ったらしく解像度の出ないところがあるので
レンズ含めて交換です!!と言われました。修理代は実売価格の1/3!

しかし、こいつは自分のカメラの中でも特に大切なもの。
考えた時間は3秒間「お願いします!」

戻ってきてビックリ!
早い話がセンサー部分と背面液晶以外は全とっかえ!!
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RX1RII

落っことす直前に撮っていた写真。新潟食の陣でとても美味しいピザマルゲリータを注文して
熱々のを受け取ろうとした時、ハンドグリップに手を通していたと思ってカメラを放したら、スッと手を離れていってしまったのです。
地面に激突するまで1秒もかかってないはずなのに、スローモーションで5秒くらい見ていたような気がします。

ぱきっ!

乾いた音がしました。
EVFが飛んでいます。あわてて部品を拾い集めました。
お姉さんが、こっちにもありますよ~。 ありがとう。
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SONY RX1RII

で、戻ってきたカメラで初めて撮った写真がこれです。
完全に復活しました。単焦点はいいですね。
交換できないのが潔くていいじゃないですか。

GRやSIGMA DPシリーズ、Leica Qもいいですね。おっと、FUJIのX100Fも。
歳をとったらコンパクトで持ち運びの楽なものに切り替えていこうと思っています。
落っことさないようにハンドストラップはやめて首からぶら下げるストラップに交換しました。


今日の一枚は

パブロ・カザルス(vc)で、バッハの無伴奏チェロ曲集。

こればかりはSPでは手に入りませんでした。
もしあったとしてもきっと法外な値段になっていたことでしょう。
LPに焼きなおしたものでフランスEMIのリファレンスシリーズはなかなか音がよい。
再生装置によっては目の前でカザルスが演奏してくれているように聴こえるはずです。
以前に出た日本の東芝EMIのシリーズもいい音がしています。
国によって好みの音があって音源が同じでも、違う録音になるのは面白いですね。

音楽を聴かないで、音だけ聞いている人はチェロのゴリゴリした音の再生や、胴鳴りが如何に聞こえるか
それしか言わない(笑)カザルスの音楽性なんか二の次なんですね。


# by nontan91 | 2019-03-13 18:52 | RX1RII | Comments(2)
春の如く #SIGMADP3Merrill
久しぶりに日の出前に目覚ましをかけ暗いうちに浜辺に着いた。
快晴の予感に持っていったのはDP3Merrill。

快晴といってもそこは春のことだから、なんとなく霞みがかっている。
そんな雰囲気をあますところなく撮ってみたかった。
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SIGMA DP3Merrill 画像クリックで拡大してご覧ください


MerrillのシリーズはFOVEONセンサー最後のカメラ。
後継のQuattroセンサーの画質を上回る。ただし、ISOは200が限度で400は使えますという程度。
連写も効かないし、書き込みも超遅い。でもこの画質。
今どきこんなカメラがあってもいいじゃないか。
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場所はN潟市の関屋浜。
夏場は海水浴客で賑わうところだ。
今は静かな浜辺。それでも明るくなるにつれ浜辺を歩く人たちの数も増えてくる。
大学のヨット部の連中が出航の準備をしている。

青く透明な海、白い帆。
DP3Merrillの独特な表現。

発売当時はエキセントリックな写りだと思ったが、今となっては最近のカメラの画像よりずっとナチュラルだ。
あの小さい体でA1に伸ばしても何の破綻もない。
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到着して浜辺をウロウロしていたら少しだけ空が焼けてくれた。
早起きのご褒美かな^^

バッテリーはすぐになくなってしまうので、相変わらずたくさん持って行かなければならない。
海外では立派な一眼レフをぶら下げて一人で路地裏など歩いていては危険なので
超小型で凄い写りのDPMerrillシリーズはイスタンブール、リスボン、ベルゲンと3カ国に渡りよき相棒となってくれた。
これからもきっと一緒に歩いていくことだろう。


今日の一枚は

マントヴァーニオーケストラで「Song Hits from Theatreland」

魅惑の宵、Stranger in Paradise、Bewitched、など古きよき映画全盛時代の曲が満載だ。
ライナーノーツには1959年と記してあるLP。マントヴァーニはヨーロッパでは大変人気があり
とても高値で取引されているらしい。それもそのはずでその演奏は並みのオーケストラを遥かにしのぐ。
少しボリュームを上げると部屋の中は劇場サウンドに心地よく包まれる。
癒しという言葉はあまり使いたくないが、ホントの癒しというのはこういうサウンドなのだろう。
DECCAから発売されたもので、これもきっと超人気のレコードのひとつなのだと思う。

# by nontan91 | 2019-03-04 23:16 | DP3 Merrill | Comments(8)
やろもち 赤谷 #NIKOND810A
毎年赤谷の冬の祭り「どんつき」のときに作られる「やろもち」。
五平餅のようなものですが、地方によって呼び方もレシピも微妙に違うのでしょう。
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Nikon D810A & AF-S NIKKOR 28-300mm F3.5-5.6 G VR(以下同データ)画像クリックで拡大できます Click to enlarge


皆の衆が公民館に集まって準備を始めます。
もち米を半殺しにして、ご飯茶碗一杯ずつ丸めていきます。
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こらこら、まだ食べちゃいけません(笑)
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へらの先にまずご飯をくっつけます。
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それを丁寧に伸ばして大きな小判形に。
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一方、それに塗るタレ作りのほうも大変です。
くるみを一生懸命すりこぎでつぶします。
力が要るので交代交代に。
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お酒を入れたり、砂糖を入れたり、味噌を入れたり
最後に熱い菜種油を混ぜて出来上がり。
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その間に炭火をカンカンに起こしておきます。
遠赤外線ですから中まで火が通ります。
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製作現場は部外者立ち入り禁止のようなものですが、
そこはそれ、10年通っている私と、たまらさんの独占取材。来年は撮った写真をプリントして持ってきます。
知人も多いので、お願いします~で入れていただけるので大変ありがたいです^^
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焼いて出来上がったものに袋をかぶせて出来上がり。
もちろん販売もします。私たちも当然、焼き立てをいただきました。
ただし、焼いてる途中で一部剥がれ落ちて製品にならなかったもの(笑)味は同じですから。
たまらさんがかぶりついてる写真もあるのですが、あまりの迫力に掲載がためらわれました(笑)

最後に袋をかぶせて出来上がり。
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さて今日の一枚は

A. チッコリーニ(p)で サティ作品集。

サティと言えば、チッコリーニ。
6枚組みのLPです。
製作は1966年から1974年まで8年かけて完結したものですが、オリジナルを集めようとすると
全部ジャケットの装丁やレーベルが違って、大変都合が悪い。そこで1974年にEMIが色違いのジャケットで揃えたセットを発売。
オランダEMIのもので音が非常によいし、盤質もよいので家宝のひとつです。

もちろん演奏も、これ以上のサティは望めないというか、これが最高のサティスタンダード。
フランスではかなりの実力者でないとサティのレコードは録音させてもらえない、という話を聞いたことがあります。
チッコリーニの玉を転がすようなピアノは私たちを幻想の世界へ誘います。そして白昼夢の中を彷徨うことになります。




# by nontan91 | 2019-02-18 22:29 | Nikon 810A | Comments(6)
落雪の刻 #FUJIXPro2
連休最終日。
眠い目をこすりながら起きてみると、晴れている!?
しかも気温が上がっていないので木の枝にはたっぷり雪がついたままだ。

9時過ぎていたが、晴れた雪景色が撮れるのは最後かもしれないので
急いでバッテリーが充電してあるカメラだけ引っつかみ赤谷へ向かう。

あの場所にスポットライトが当たるわずかな時間に間に合うかもしれない?
半分凍って半分溶けた道を山へ走らせる。
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FUJI X-Pro2 & XF 18-135mm

間に合った!
小さな橋の上から雪の積もった欄干に両肘をつきカメラを構えてじっと待つ。
落雪はいつどこに起きるかわからないので三脚を据えていては間に合わないし、
ただでさえ狭い橋が積雪で通りにくくなっているので三脚はNG。

橋の反対側はご覧の通りの雪景色。
どうやっても絵葉書にしかならないけど、それはそれでシャッターを押してみたくなる。
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SONYでは真っ白な雪景色を撮ると右側が少し青みがかる。
効果の上で役に立つこともあるが、困ることの方が多いのでナチュラルなFUJIのカメラはありがたい。
積雪量はいつもの半分以下です。
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スポットライトが無いとこんな感じ。
でもまあ、これはこれで^^

お昼近くになって帰ってきた。
朝、おいなりさんを一個食べただけなので猛烈にお腹がすいた。
近所のお店をまわってみたがどこも満員で結局コンビニへ行くことになった。


今日の一枚は

アイザック・スターン(vn)とアレクサンダー・ザーキン(p)で、フランクのソナタ イ長調。
ドビュッシーのソナタとのカップリング。


フランクのソナタといえば、ティボー(vn)、コルトー(p)の超名盤がある。
それはもう、人智を超えた演奏で音楽の神様が降りてきたとしか思えない。
ただSPレコード時代のものなので、デジタルではなかなかその凄さが伝わらない。

野村あらえびす氏は、その著書の中で「わけてもそのコルトーとのコンビで吹き込んだフランクのソナタ イ長調と
ショーソンの協奏曲 ニ長調など、レコード界の至宝的なものであり・・・」と記してある。
あらえびす氏の著書、「名曲決定版」中公文庫 上下 はSP時代の音楽家をほとんど網羅し、
多少の好みはあるにしても正しくその音楽性を理解し、偏らず私たちにいろいろなことを教えてくれるバイブルともいえる本で
何度も読み返したものだが、実際にSPを聞くまではこの人の言ってることはよくわからなかった(笑)

で、このレコード、いつも行くお店で「誰が弾いてるかわかる?」と言われ
しばし聞き込んで、「?・・わからん、上手いのはわかる、フランクをこれだけ弾けるんだからそんじょそこらのガキではない?・・・」
笑いながらジャケットをみせてくれた。「ス、スターン!?」

さすがスターン! と感心してそのまま持ってきてしまった。
1年に2回くらいは聞く(笑)2000枚くらいレコードがあるから当然ターンテーブルに載らないものもあるので
そのうち100枚くらいに減らしたいと思うのだが、年齢と共に今まで聴かなかったものを聞き出したりするものだから
捨てられないでいる(笑)買い戻したいと思ってももう手に入らないものばかり。




# by nontan91 | 2019-02-11 17:54 | X-Pro2 | Comments(6)
6時間飲みっぱなし!? #SONYα9
来日中のScottさんに会いに行った。
気のおけない仲間たちとお寿司屋さんから始まって
赤坂の高田さんのバーまで飲みっぱなし。

とは言えど、飲めない私はそれほど飲んでるわけではないのだが
常に目の前にはグラスがあった。
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SONY α9 & APO SUMMICRON-M 50mm F2 ASPH.(以下同データ) 画像クリックで拡大できます Click to enlarge


これほど蝶ネクタイと白のジャケットが様になる人も最近はいなくなった。
スコッチ初心者の私にも丁寧にいろいろ教えてくれる。
素敵なんですよ^^
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例のFacebookで演奏された曲を是非とも吹いて欲しい、とリクエスト。
半ば強引にお願いして吹いていただいた。

あの哀愁と郷愁にあふれたメロディーはScottさんでなければ演奏することができない。
いや~、目の前で生演奏は素晴らしかった!
Scottさん、ありがとうございました!!
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今夜の高田さんのお勧めは、Highlandのシングルモルトスコッチ、Glenfarclasの21年もの。
白州二郎がよく飲んでいたんだよ、と教えてくれた。

フルーティーで芳醇な香り。
スコッチを知らなくとも、うわっ!と思わず声を漏らしてしまう。
Glenというのは「谷」のこと、あちこちの谷で醸造所があったということなのだろう、
GlenmoranngieなどGlenのついたスコッチは多い。

シングルの半分位ください、といってチビチビ楽しんだ。
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とにかくカッコいいんだね、二人とも。
もうちょっとしないと歳が追いつかないが、同年代になったときこんな素敵な歳の取りかたができるだろうか?
無理だよな~(笑)

今日の一枚は

LADY GAGAのThe Fame

もちろん、レコードで。
LADY GAGAは最初キワモノだと思っていたが、実はものすごく歌がうまい!
JAZZを歌わせても超一流の歌唱力がある。あのステージ衣装だけ見て敬遠していた方は
一度じっくり聴いてみるといい、ホントに凄い歌手だということがわかる。

# by nontan91 | 2019-02-07 23:36 | SONY α9 | Comments(9)
新潟砂丘 MマウントレンズがAFになった日 #SONYα9
日本海側では滅多にない晴れ日。
たまたま体が空いたので海辺に出かける。

鳥取砂丘ほどではないが、新潟にも砂丘はある。
特に季節風の強い冬場は日本海を渡る猛烈な風が砂の吹き溜まりを作る。
家が一軒埋もれてしまうほどだ。
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SONY α9 & SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH. 画像クリックで拡大できます Click to enlarge


積もった雪が溶け、それが乾いて乾燥して砂にひび割れが入る。
足跡をつけないように丹念に見てまわる。
気がついたら日が落ちかけていた。
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SONY α9 & APO SUMMICRON-M 75mm F2 ASPH.


TECHARTというところから、ライカMマウントレンズをSONYのE-マウントにつけてAF化するアダプターが
発売されていて、焦点工房から販売されている。ライカレンズがAFで使えたら鬼に金棒!
あのコンパクトなレンズはフルサイズをカバーするだけでなく、独特の写りでファンを魅了する。
この発色はライカレンズとSONYセンサーの合作で得られたもの。
ライカボディにつけて撮られたものとも、SONYレンズとαボディで撮られたものとも違う。
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SONY α9 & SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH>


結論。

MFに慣れている人にはいらない(笑)

ただ思ったより合焦が早いし、AFが合うのに若干のクセとコツがあるので
何百枚か撮ってそのクセを飲み込んでしまえば結構役に立つ。
目が悪くなってMFがやりにくくなった人にもいいだろうし、特に中望遠などで
スナップする時など、振り向きざまに焦点を合わせて逃げていくような場合(笑)
そのくらいのスピードには対応してくれるが、このような風景を撮っている時はMFで十分だ。
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SONY α9 & APO SUMMICRON-M 75mm F2 ASPH.


このLM-EA7というアダプター、レンズの最短撮影距離に設定すると、無限遠には合わなくなるが
最短撮影距離が半分くらいになるようでマクロもどきの撮影がAFで可能になる。
つまり、最短撮影距離が1mのレンズは、レンズ前50cmくらいでピントが合う。
ただこれはレンズによって全部違うので、ひとつひとつ試してみないといけない。
24mm以下の広角は逆になかなかピントが合わない。

今日アップした四枚はどれもピントが迷うことなく、スッと合った。
明るくてコントラストのはっきりしたものは非常に早く合焦する。
LMアダプターをかませてあるアンジェニュー90mm F1.9も問題なくAFになった。

どうやら35mmから90mmくらいまでのレンズでで使用するのがベストのようだ。
バッテリーの減りは早いような気がするけど(笑)

αシリーズはボディがコンパクトなのにレンズがでかくて閉口していたが
アダプターでこんなことが出来るならカメラ内にAF用モーター内蔵してくれれば
レンズを小さく出来るじゃないか?だれか作ってくれんかな?(笑)


今日の一枚は

ラドゥ・ルプー(p)でシューマンとグリークのピアノコンチェルト。

DECCAから発売されたレコードで、名盤である。
特にグリークはえもいわれぬ美しさ。

この人も古い人で、バイオリンのゴールドベルクと組んで録音したモーツアルトのソナタ集など
ソロよりも人と組んでやった時の方が素晴らしい演奏をしていることが多い。
ただ、このコンチェルトは話が別で、なんともいい音出してるんだなぁ、これが^^
アンドレ・プレヴィン指揮のロンドンシンフォニーもいい音出してる。


# by nontan91 | 2019-02-01 00:16 | SONY α9 | Comments(2)
石狩の野を行く Ishikari, Hokkaido #FUJIXPro2
連日ニュースでは北海道の大雪やホワイトアウトの模様が報道されている。
石狩地方では本当に地吹雪が吹き荒れているのである。
私が訪れた年末から正月にかけては、まだ可愛いもので、それでも時々車を安全なところに停めて
やり過ごさなくてはいけない場面に遭遇する。
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FUJI X-Pro2 & XF 18-135mm 画像クリックで拡大できます Click to enlarge


一枚目の写真、車を降りてみたはいいけれど、どっちを向いても雪つぶてが叩きつけてくる。
やっと数枚撮って車の中に入る。この先へ進もうとしたが除雪されていない道となってしまって
やっとの思いで車を操って脱出した。
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XF 18-135mm


二枚目は石狩とは言えないが、積丹牧場付近。
ここも当然除雪はされていないので膝までの雪を数10mラッセルしてこの並木を撮った。
拡大すると細かい雪が全面に写っている。こんなお天気では高倍率ズームが大活躍する。
外でのレンズ交換など不可能だから。車の中なら大丈夫だろうと中判カメラのレンズを交換しようとしたら
スライドドアを開けておいてしまったので、猛烈な地吹雪が中まで吹き込んできて一瞬でセンサーの上に積もってしまい
しばらく役立たずになってしまった。


今日の一枚は

ディヌー・リパッティ(p)の5枚のColumbia録音の中の一枚、バッハとモーツアルトのカップリング。

バッハの「主よ人の望みの喜びよ」コラール前奏曲2曲、シチリアーナとモーツアルトのピアノソナタK.310

フランス・ブザンソン音楽祭のあのラストコンサートは聴いているうちに胸が一杯になり、あまりに切ないので
1年に一回しか針を下ろさない。彼は33歳の若さで悪性リンパ腫のため夭折したのだが、医師から止められたにもかかわらず
ブザンソン音楽祭に参加し、途中で体調を崩してしまった。その鬼気迫る録音は普段聴きには選べない。彼はコンサートの2ヵ月後に亡くなっている。

このレコードはバッハの小品とモーツアルトの有名なピアノソナタK.310が収められている。
この透明で純粋な音楽の表現は、技術など通り越して音楽に身をささげた人でなければなし得ないものである。
このレコードを手に入れた当時、時々通っていた神田のレコード屋の店主がリパッティのレコードをひとつ残すとしたら
これしかないな、と言っていたのを思い出す。その通り、これは座右の名盤のひとつとして長い付き合いになっている。


# by nontan91 | 2019-01-28 22:56 | X-Pro2 | Comments(8)
小樽のジャズ喫茶がひとつ消えた日 #FUJIXPro2
小樽の街中を徘徊して一杯ひっかけ、ホテルに帰る途中、ジャズ喫茶の看板を見つけて
どうせ一人、何時に帰ったってかまわないからとフラフラ入ってみた。
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FUJI X-Pro2 & 18-135mm


とても雰囲気の良いお店で、うん、いいところを見つけた、これで次回もここに寄れる、
と思ったが、何だかマスターもお客さんたちも沈んでいる。
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XF 18-135mm


ふと振り向いたら、なんと! パラゴンが置いてある!!
それにしても何だか沈んだ音で、なんとも情けない。
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XF 18-135mm


パラゴンというのは非常に特殊な作りをしたJBLの傑作スピーカーのひとつです。
今まで聴いた最高のパラゴンの音は、その昔、吉祥寺のFANKYというジャズ喫茶で。
まだ慣らし運転中だよ、と言っていたが凄まじい音がした。40年以上前の話である(笑)
一般的には後期型の方がいいという方が多いが、私は初期のアルニコスピーカーを球のアンプでドライブした音の方が好きである。
これは好みだから何とも比較しにくい話で、どの時代の音楽を聴いているかということにも関わってくるから難しい。
私のように50~60年代のLP初期に録音されたジャズ、クラシックの音源を中心に聴いているものにとっては古いスピーカーの音が馴染む。
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XF 18-135mm

ハードバップが鳴っているのに常連さんたちもなんだかお通夜のように静まり返っている。
なんか変だな?と一度表に出たら、ドアの脇に「本日を持って閉店」と書いてある!?
ビックリしてもう一度中に入って隣の席の常連さんに「ホントなの?」って聞いたら
ここのビルの取り壊しが決まったので、店をたたむことにしたと言う返事。
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XF18-135mm


マスターはさすがにがっくり来ていた。
声もかけづらい。
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XF 18-135mm


棚のモンローも泣いている。
マスターが立ち上がり、今まで聴いていたCDをとめて、レコードを取り出して針をおろした。
オスカー・ピーターソンのプリーズ リクエストという超名盤。
最高の演奏に最高の録音、オーディオの調整用リファレンスとして長い間聴かれているレコードだ。
ボリュームを上げたが、やさしい音が聞こえる。A面を鳴らして針を上げる。
最後のレコード演奏を終えた。おそらく調整用に何度も鳴らしたレコードなのだろう。
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XF 35mm F1.4

せっかくいいところを見つけた、次回もここでたむろしようと思っていたのに残念!
12月30日、小樽のジャズ喫茶がひとつ消えていった。
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XF 35mm F1.4


今日の一枚は

SPレコードで、エラ・フィッツジェラルド(vo)のバードランドの子守唄。

SPレコードだからLP、CDよりもずっとナマに近い。
若き日のエラの溌剌とした声が聴ける。
いくつかフィールド型のスピーカーを使い、最終的にテレフンケンの8インチ励磁型にたどり着いた。
1935年頃のスピーカーでSPと初期のLP専用という役割だが最高の音楽再生をしてくれる。


すぐに終わってしまうのでもう一枚。

メニューイン(vn)でショーソンの詩曲。これもSPレコード。
これも若き日の天才と言われた時代のメニューインが素晴らしい演奏を目の前で繰り広げる。


さらにもう一枚SPを。

カザルス(vc)のチェロで、G線上のアリア。
聴いている方は息もつけないほどの緊張感のうちに演奏が終わってしまう。
目の前でカザルスが弾いているのである。居ずまいを正さずにおられようか!
だいたいこんなレコードが手に入ったということさえ奇跡だった。
その昔。行きつけのオーディオ店の店主が、SPが入荷するたびに、クラシックがわからなかった自分に
これも買っておけ、アレも買っておけと良い物を半ば強制的に買わせてくれたおかげだ(笑)


最後にもう一枚SPを。

ジネット・ヌヴー(vn)で、シベリウスのヴァイオリン協奏曲。

4枚組みのSPレコード。
これも今手に入れることは不可能である。
盤の状態も最高で、演奏も最高。
何で自分がこんなのを持っていたのか、不思議で仕方がない。
若くして飛行機事故で愛器と共にアルプスに散った天才女流ヴァイオリニストが残した
録音はどれもが傑作なのだ。




# by nontan91 | 2019-01-23 01:23 | X-Pro2 | Comments(6)