不覚
外を見回すと、いくつもの蔵と奇妙な建物がある。
ここがいったいどんなところなのか、まるで想像もつかない。
外の世界からは切り離された、とてつもなく広大な私有地というのはわかる。
不気味さよりも好奇心の方が先に立って、建物の方に歩を進めた。
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だが、ひとつめの建物の窓をのぞいて物見遊山の気分は消えた。
びっしりとガラス瓶が並ぶ棚が見える。
ホルマリン漬けになったものが部屋一杯に置かれていた!
まるでここは病理標本室?
いったいなんなのだ・・・
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建物の扉には鍵がかかっていなかった。
そっと開けて入ってみて、さらに愕然とする。
この家は! ヤバイ
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逃げようと思っていたが、気が動転していて背後から忍び寄ってくる気配にまったく気づいていなかった。

がつん!・・・




好評につき(嘘!)
また続いてしまいました^^;
この続きは、また明日のココロだ!
by nontan91 | 2009-02-13 20:12 | 銀塩+デジタル
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