-太平の眠りを覚ます蒸気船 たった4杯で夜も寝られず-
4杯どころか、たった一人で乗り込んでこられた
あのお方に完膚なきまでに叩きのめされてしまった。
写真を撮る姿勢だけでなく、その人生哲学にも圧倒されてしまう。
あのパワーが! 欲しい。
それで、レンジファインダーで行ったらボロ負け決まっているので、いや、勝ち負けではないんだが
言い訳のために一人異種格闘技戦に持ち込む(笑)
しかし、ロボグラフィーというのは難しく、哲学の無い私なぞ、いまだにどう撮っていいのかわからない。
そういう意味でも、今回のチャンスというのは実にありがたかった。
二日間、皆さんと一緒にまわらせていただいて、得るものがとても多かった。
なぜなら、みんなガチンコだったから、少なくとも私にはそう見えたから、みんなの撮影姿勢を
見ているだけでうれしかった^^
風景写真に哲学なんか無いのかもしれない。
あるのはいい光に出会えるチャンスがあるかどうか、ということ。
例えば、ダイドー論や、アラーキー論を書いた本はあるが、風景写真家を論じた本はほとんど見たことが無い。
だから、風景写真が格下なのかという話ではなくて
すげ~写真は、どのジャンルでもすげぇ~のだ。
ただ、有名ポイントだけを追いかけてカメラの砲列を作っている、今の風景写真の風潮はいかがなものか?
あれ?
ここは↑みんなが撮ってる(笑)
有名ポイントだった(笑)(笑)
きっとこのドアもそうだよね。
みんながいろんな切り取り方をしていて、ソレも見ているだけでも楽しい。
有意義な二日間だった。
みなさん、ありがとうございました^^
Hasselblad 503CX : Distagon 60mm F3.5 : Pro 400
Contax G2 : Biogon 28mm F2.8 : Provia 400