豪雪の村で
天気予報から雪のマークが消えた。
気温の上がり具合から推測すると、これから雪は溶けていくだけだろう。
雪のあるうちに!

月曜日にもかかわらず、仕事を終えてから山奥の村へ向かう。
二日前に道路に積もっていた新雪はほとんど消えていた。
やはり、今しかなかった。
豪雪の村で_c0065410_20232786.jpg
画像クリックで拡大できます
露出は"B"に設定してF8に絞り、シャッタースピードはすべて山勘(笑)
場所によって3秒から25秒と使い分ける、心配だったがすべて的中! この写真は3秒半、"半"はおまけだ^^
昼間のヤマカンはまったく自信がないが、暗闇の露出は長年のデジタル写真で鍛えられた。
毎日のように夕方から浜辺へ出て真っ暗になるまで撮っていたから、それが銀塩でも生きた。

そして今回は、一本すべて、10枚の写真がアップに耐えうる出来のよさ、手放しで喜んでるはずだった・・・

ああ、それなのに!
この写真の裏では大事件が発生していた・・・



その事件とは、「光線漏れ」。

いままで明るいシーンばかり撮っていたので気がつかなかった。
暗いシーンを撮った部分にすべて上下に帯状の微量の光線曳きがみつかった。
豪雪の村で_c0065410_2038132.jpg
一枚目の写真はホントはこうなっていたのだ。
これはこれで幻想的でいいかも知らんが(笑)
全部これではまったく困ってしまう。

近所のKカメラに持っていってみてもらう、やはり予想通り、裏蓋のどこかから光が入っているのだろう、という結論。
実は先日、吹雪の日に車の座席に置いたカメラをお尻で踏み潰してしまったのだ。
メキッといういやな音を立ててフードが壊れたが、他の部分はしっかりしていたので、
さすがマミヤ!と感心していたが、どうやらそうではなかったらしい。
入院を余儀なくされた(泣)

Mamiya7II : 65mm : Fuji Pro 400
新発田市赤谷。
by nontan91 | 2010-02-23 20:47 | Mamiya 7Ⅱ
<< 「賽の神」 奇祭 Ⅱ >>