「図説 大歳時記 座右版」という巨大な本がある。
講談社から出版された本だが、厚さが7cmもある超巨大本だ。
歳時記というのは俳句の季語を集めたもので、正岡子規の編纂したものが有名だ。
そのポケット版をながく愛用してきたが、大歳時記は写真や図版が豊富で四季折々の風景を撮影するのにとても参考になる。
ただ、値段の高さと、その大きさ故に買うことはためらわれるし、買っても書架のコヤシになること必至。
たまたま先日ブックオフでこれをみつけた。四分の一の値段だったので持って帰る。
「冬」の項をみると最初に「寒の入り」が載っている。
1月の5,6日ころから節分の前日、「立春」までの間。と書いてある。
この間を「寒の内(うち)」といい、小寒15日、大寒が15日続く、一年でもっとも寒い時期。
このところ毎日雪が降っていて、山のほうは大変。ここでも時々登場する、車で20分ほどの赤谷は2mの積雪。
撮影に行こうかな?といったら地元の人に、車を停めるところがないから来ても苦労するよ、と言われた。
雪降ろしはすでに2回以上、下ろした雪と除雪車のどけた雪で車の置き場がないというのだ、う~む。
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うす壁にづんづと寒が入りにけり 一茶
福島潟。
M: ELMARIT 28mm F2.8 ASPH.