「梶川を上がらんでよかったよ、こっちの方が気持ちええな~^^」
梶川尾根は飯豊に上がる代表的なルートです。
尾根に上がるまでは無茶苦茶急な登山道が続きます。
単独行のおじさんは元気です。
私はこの先に見えるカーブが終わったあたりで朝食、写真をしこたま撮って引き上げです(笑)
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歩いていれば気持ちいいのですが、止まって撮影していると冷蔵庫をあけたときのような冷気が襲ってきて
いつも間にか震え上がっているのに気がつきます。熱いコーヒーを沸かして生き返りました。
晴れたのは、登りはじめたときだけで、次第に曇ってきましたから上までは行かずに今日はここで終了です。
「こっちが渡れそうだから、俺の後をついてこい。」
「だめだ、だめだ! 今日は先生がいるから安全策をとろうや、かえって来い!」
「先生」って何の先生だかわかりませんが、結局もう一度山の中に戻って夏道を進むことにした地元小国の登山者一行。
何で雪渓を歩いて行かないのかというと、このあたりは雪渓の崩落が進み、こんなのがところどころに
パックリと大口をあけて待ち構えているからです。
もう少し上まであがれば、しっかりとした雪渓の上を歩けます。
今年は雪が多いという割には、前回ここへきたときよりも雪渓が薄いです。
しかし、前回ひどい目に遭ったアブの襲来も無し、比較的快適な石転びでした。
SD1 : 8-16mm F4.5-5.6