たまにはまともな風景写真も撮らないと~というわけで山へ向かいました。
飯豊の麓、いつもの温身平へ入ります。
この場所へは30分弱の歩きで到達するのですが、すでに登山道入り口から1時間半以上経過してます。
あちこちで写真を撮りながら、今日はどこまで上がろうかな~と考えてるわけです。
七時前なのですが、すでに渓流の奥まで朝の光が入ってきています。
これ以上コントラストが強くなると、暗部をつぶすか、明るいところを飛ばすか、という条件になり
写真になりません、ギリギリのところでここまでやってきました。
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今日のお供はLEICA M とDP3兄弟、新しい友人のGRです。
以前はIDsMk2 にレンズフルセット+αだったのが随分と軽くなりました。
それもM9で風景が撮れるほどに進化してくれたからなんですね、ありがたいことです。
んで、調子がいいので、石転びの出合いとまでは行かなくとも、雪渓の始まるところまで
登ってみようか、とさらに登りはじめたのはいいのですが、しだいに「虫」が増えてきました。
8時半頃になって暖かくなると(到着時の4時過ぎは6℃で寒かった)ブンブンとまとわりついてきます。
どうやら小さなアブらしいです。清流にしか発生しないというヤツです。
今年はアブの当たり年らしいですが、立ち止まると顔といわず手といわずくっつき始め、とても撮影になりません。
DP3を構えるとレンズフードの中に5~6匹入り込んできてモニターの中で踊っています!
そのうち、蚊も出てきて刺されます、これはもうダメです、立ち止まってはいけません、ただひたすら山を降りました。
出発したのは日の出の数分前、日の出は4時20分くらいです。
アブに刺されないようにするためには気温が低くて活動していない時間に動くしかないのです。
残雪が所々にある道を登っていくのはフル装備の登山者。午前4時半頃の撮影です。
右にピッケル、左に三脚、ヘルメット装備ですから雪渓を登って梅花皮の山小屋泊まりかも知れません。
ああ、行きたいな~と思いますが、すっかり軟弱になったのんたんは、
標高差にして100m位の中を入ったり来たり、ついにはアブの猛攻に負けて6時間の山遊びを終えました(笑)
帰りの車ではアクセルを踏む足が何度もツリそうになって困ったのです(笑)
LEICA M : ① SUMMILUX-M 50mm F1.4 ASPH. : ② NOCTILUX 50mm F1.0