たどりついたらそこは雨 it was rain #LEICA M
天王夏祭りは雨祭り、とはよく言ったもので、いままで何年通ったかわからないが、半分は雨。
今は使っていないCanonのカメラ時代からここへ来ているが、次第にディープな世界に嵌っていく。
とにかく通っていれば、何かある。
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つい2,3日前までは晴れていたのに、祭りになったら、これだ!
天王までの道は土砂降りのようになった。
到着したら何とか雨は小降りに。
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神社に今年も宜しくお願いします、と挨拶に行く。
今年は人出が少ないのかな?と心配したが、どうしてどうして老若男女が三々五々境内へやってくる。
あ~、よかった、とホッとする。なんだか自分の地区のお祭りの様に思えてくるから不思議。
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今日も銀塩モノクロをメインにするはずで用意していたのに、雨中のフィルム交換を危惧して中止。
大体いつもより暗いので、ちょっとフィルムではきつかったかな。
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今日の一枚は、
モーツァルトの交響曲25番ト短調。
映画「アマデウス」の冒頭の、あの疾走するト短調である。
当時短調の交響曲というのは大変珍しい上に、この暗さ、激しさはサロンや劇場の雰囲気作りには
まったく不向きであるから、いったい何のためにモーツァルトがこのような曲を書いたのかはよくわかっていない。
モーツァルトを癒しの音楽だと言う人がいるが、あれはまったく大うそである。
聴くにつれ切なさで胸が一杯になってくる。

ホグウッドの指揮でエンシェント室内管弦楽団の演奏で聴いてみる。
古楽器を使って、当時の演奏法でよけいな装飾や抑揚をつけないで坦々と演奏しているのを聴くと
よけいにそんな気がしてくる。

LEICA M : NOCTILUX 50mm F1.0
by nontan91 | 2014-07-05 00:52 | LEICA M
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