佐渡 天空を耕す II from Sado Island #LEICA V-LUX
我が家にはドルチェ・グストなる超簡単なコーヒー抽出機があって、コーヒーの詰まったカプセルを
セットしてボタンを押すだけで一分もかからないでコーヒーが飲めるので大変重宝している。

ただ、コーヒーの味のバラエティが少なく、そのうちに飽きてしまうのでやっぱり豆から挽いたのも飲みたくなる。
手動のミルはけっこう面倒なので(笑) とうとう電動ミルを買った。

どの電動ミルもそうなのだが、粉が結構機械に残ってしまってそれを掻き出すのが面倒だ。
挽きムラが出ないように2~3回シャッフルして小分けに挽くが粗さの設定が目分量、というのは安物のためか(笑)
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横画像はクリックで拡大できます LEICA V-LUX
どのくらいの粗さがいいのがいろいろ試してコーヒーを何杯も飲んでしまったので
どうも気持ちが悪い(笑) 明日はスタバにでも出かけてちょっと軽めのブレンドでも買ってこよう。
どうせ自分の腕では毎回同じ味を出す、などというのは出来るわけがないから雰囲気重視(笑)

雰囲気重視、といえばサイフォンがいいと思うのだが(あのポコポコとお湯が沸くのを見ているのは楽しい)洗うのが大変。
あの豆を直接煮出すトルココーヒーもなかなかよろしい。ただあれに似合う豆が見つけられない。
現地ではいったい何豆を使っていたのだろう?
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LEICA V-LUX
佐渡。
これも夕方最終便のフェリーの時間を気にしながら、両津まで何分かかるか常に頭の中で考えて撮っている。
普通の時間割では早朝や夕陽が沈む頃の写真を写真を撮るのは不可能だ。
年に何回か暗いうちに出発して戻るのが真夜中になる便がある。
ただ、それもいつも日程が合わない。地元の人でないと撮れない写真を見ると悔しくなる。
特に雪の積もった佐渡を撮るのは大変だ。フェリーが欠航しては戻って来れない。
たった一度だけ天気予報をにらみながら雪の佐渡に出かけたことがあるが帰るまでハラハラのし通しだった(笑)

今日の一枚は

モーツァルトの弦楽四重奏曲 第14番 KV 387。

ブダペスト四重奏団で。

このカルテットはそれまでの第一バイオリン主導型の奏法ではなく、四人が均等の役割を持って演奏し
後のカルテットに多大な影響を与えたのだけれども、当時は新即物主義などといわれ、相当物議をかもしたらしい。
今聴けばなんとも美しいハーモニーと四人の丁々発止のスリリングな演奏は他の追従を許さないすぐれた演奏だということがわかるが、
新しいものに対する保守派の喧々諤々はきっとすごいものだったのだろう。

それでも当時のブダペスト四重奏団の人気は絶代だったらしく、なんと1954年のあのモノクロ「ゴジラ」の
冒頭で、ゴジラに襲われた一報が入り、楽しみにしていたコンサートに行けなくなった、と言って出されたのが
このブダペスト四重奏団の来日公演のパンフレットだったのには、最近WOWOWで見て私もビックリした(笑)

欧州PHILIPSのオリジナルプレス5枚組み、ようやくバラで集まったモノラルLPのうちの一枚。
宝物のひとつです。
by nontan91 | 2015-05-14 23:32 | V-LUX
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