一軒一軒集落の家をまわります。
軒先で玄関先で庭先で朝からずっと舞い続けます。
SONY α9 : FE 24-240mm F3.5-5.6 画像クリックで拡大できます Click to enlarge
今日は晴天。
じりじりと気温が上がっていくのが肌で感じられます。
家々で飲み物が用意されていないとえらいことになります。
こちらももう一台のカメラと交換レンズをリュックに入れて、踊りませんけどやっぱり暑い。
彼は白鬼(雌)の踊り手の第一人者。
朝からずっと鬼の舞を続けています。
休まなくていいのか?と聞くと
休むと筋肉が動かなくなるから、と休もうとしません。
夜までの長丁場。
それを乗り切るだけの体力と精神力が無ければいけません。
島外に住んでいるのですがこの日のために帰ってきて鬼を舞います。
体は持っても、ワラジは持ちません。
数回踊るとご覧の通りワラジはボロボロに!
交換用の草鞋は太鼓と一緒に何足もぶらさげてあります。
道端で新しいものに履き替えます。
そしてさらに気温は上がり、
鬼太鼓の一団は川の上流の家に向かって進んでいきます。