上京したついでに。
田舎に比べると東京ははるかに光にあふれていました。
SONY α9 & FE 85mm F1.8 (以下同データ) 画像クリックで拡大できます Click to enlarge
そしてみんなとてもHappyな笑顔で歩いてくるんです。
こちらもファインダーを覗きながら思わず笑ってしまう^^
この日は85mm1本勝負。
東京都写真美術館で、「マイケル・ケンナ写真展・45年の集大成」を見るのと友達と会うために上京したのです。
オリジナルプリントを見られたことは良かったですが、写真集で見ているので残念ながら、それほどの感激はありませんでした。
メガネがね。
マイケル・ケンナの写真展を見た後は国立新美術館へ向かいました。
ボナール展です。これは素晴らしかった!
ボナールは一般的にはそれほど有名ではないかもしれませんが
まるで写真のスナップで切り取ったかのような斬新な絵画。
鮮烈な色彩ばかりが強調されているようですが、構図が何と言っても最高。
オルセー美術館で2015年に催されたボナール展、51万人という、なんとゴッホ展に次ぐ
歴代二位の入場者数となったらしいです。とにかくですね~こんな構図で絵は描かんだろ???
という、へたくそな素人が日常の様子を切り取った写真みたいな絵なんですよ(笑)
それがまた、とっても素晴らしい^^
ボナールが撮影していた写真も30点ほど展示されていました。
おそらくガラス乾板ですね。これはまともな構図過ぎてあまり面白くない。
ここに展示されていない、無茶苦茶な失敗作のような残りの写真を見てみたかった。
そこにボナールの秘密が隠されているような気がします。
近年見た絵画展の中では最高でした。
国立新美術館の同じところでは東山魁夷展の最終日でしたので、そちらの方は大混雑。
おかげで比較的ゆっくり見られたのはよかったです。
帰りの新幹線の時間もあるので、次は東京駅。
腹が減って死にそうだったので、丸の内のあるビルの中で飛び込んだ中華料理店、
隣近所の飲食店はみんな並んで待っていたので、すいているお店に入ったのですが、
これが史上最悪のひどい味!!!
どうりでお客が少ないと思った。お金を取って人に食べさせるレベルではありません。
次に来たらつぶれているでしょう(笑)
口直しに東京ステーションギャラリーで「吉村芳生 超絶技巧を越えて」を見た。
鉛筆で描いたまるで写真のような絵画、新聞をそのまま描いて自分の顔を大きくそこに描いた作品が
これでもか! と言わんばかりに膨大な数が展示されている。
頭がくらくらしてきた!
一日に三つも美術館を回るとさすがに疲れますが
ボナール展が素晴らしかったのでまずまず満足の上京でした。
また、土曜日はK子さんと都内の小さなイタリアンレストランでデートしたのですが
またそこのお料理が最高で、持込のワインがとびっきり美味い年代モノ。
その様子は、また後ほど^^