プラタナス通りで on a street, Seattle #FUJIXPro2
ScottさんがThambar90mmで数々の傑作を撮られた場所。
そこへももちろん案内していただいた。
ただ、黄葉の季節にはちょっと早すぎたのが残念。
それでも木漏れ日にキラキラと輝く風景はなんとまぁ魅力的なんだろう!?
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FUJI X-Pro2 & XF 56mm F1.2 APD (以下同データ)画像クリックで拡大できます Click to enlarge


Thambar 90mmと勝負しても負けるに決まってるし、
実は自分も持ってるけど(笑)同じレンズ使ってもおのぼりさんにはどうやって使っていいかわからない。
負けたときの言い訳に、まったく違ったカメラとレンズを使うことにする(笑)
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XF 56mm F1.2には二種類あって、もうひとつ56mm F1.2 APDというのがある。
背景との距離によっては2線ボケが強く出てしまうのを嫌い、特殊なフィルターを装着して
ふんわりと柔らかいボケを得られるようにしたのがAPD。
ミノルタや現在のSONYの100mmではSTFと称しているのがそれだ。
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X-Pro2はAPS-Cだから56mmは85mmに相当する。
Thambar 90mmに近いではないか^^
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Thambar 90mmは現在復刻版がある。
しかし、それで撮られた画像をたくさん見たが、古いタンバールには勝てない。
経年変化ということもあるかもしれないが、あの雰囲気には勝てないのだ。
どうも写りが新しすぎる。この56mm APDも然り。
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そしてScottさんとの腕の違いもあって、彼の写真には遠く及ばないことは、はっきりした。
でも、まあ、なんとなくプラタナス通りの雰囲気は出せたんじゃないかとは思う(笑)

この場所を掲載するにあたり、地図上で見つけようと悪戦苦闘。
シアトルのプラタナス通りではなんぼググッても出てこないので
直前に寄ったTaylar shellfish oyster barやCafe Umbriaを探してそれらしいところを見つけた。
そして決め手になったのがGlasshouse-studioというガラス工芸のお店だった。
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プラタナス通りのど真ん中にあるこのお店、電灯のかさなどを手作りしているところで
以前にNHKの番組の中で紹介されていた。中へ入ってみたらまさしくそのお店で、
見覚えのある方をみつけて、「以前に日本のTVクルーが来たでしょ?あなたをTVで見たんだよ!」
と言ったら「ホントか!? オレ有名になったかなぁ?」「うん、そうそう!」
とても喜んでくれて写真を撮らせてもらえた。相棒が出てきて「俺も出てた?」「たっぷりね!」
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というわけで、やっとこの通りを探し当てて一件落着。
スコットさんとシーラさんは、次の場所へ移動していくのであわてて後をついていく。
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このあとはパイオニアスクエアに行ったはずなのだが、どこをどうやってそこに行ったのか
まったく記憶にない。後をくっついていったら広場に出た。
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だいたいこの、ウエストレイクステーションから電車に乗せられてから道がわかんなくなってしまった。
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(この一枚だけ XF 10-24mm)

電車もバスもみんな一緒くたにここへ集まるんだよ、と教えてもらっていくつもバスや
電車が通り過ぎるのを見ていた。お目当ての電車に乗せてもらったはいいが、そこからわからなくなった(笑)
スコットさんとシーラさんを見失ったらどうしていいか、一生懸命ついていく。
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パイオニアスクエアのあとはPike Place Marketに向かったはずなのだが
これもどう歩いていったのか不明。

スコットさんが指差す先にはGoogle street viewの車があった。
初めて見た^^
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てなわけで、どこをどう歩いたのかわからないうちにシアトルのいいとこ取りの一日が終わりました(笑)
それにしてもお二人の健脚ぶりには驚きました!
私は戻ってからベッドにひっくり返ってしばらく動けなかったですからね~
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さてシアトルの街を探訪しながら聴いた今日の一枚は

マイルス・デイビスクインテットで「MY FANNY VALENTINE」
1964年、ニューヨーク リンカーンセンターでのコンサートのライブ録音である。

メンバーはマイルス・デイビス(tp)
ジョージ・コールマン (ts)
ハービー・ハンコック (p)
ロン・カーター (b)
トニー・ウィリアムス (ds)

当時子供だった私は、この数年後にこのレコードを聴くことになるのだが
大人たちはマイルスのことを「デビス」と呼んでいた。
そういうのが「通」らしかった。東京ではデビスと言うのだそうだ。

まだジャズが何だかわからないころで、大人の仲間入りをしたくて
薄暗いジャズ喫茶に入り浸り、紫煙の中、コーヒー一杯で何時間も粘って体をゆすっていたものだが
「デビス」はよくわからんジャズの代表格だった(笑)

このレコードではマイルスは例のミュートではなくオープンで吹いていることが多い。
ペットではなくフリューゲルホーンなのかもしれない。ミュートではないマイルスは好きだ。

ジョージ・コールマンのテナーもなかなかよろしい。
ハービーハンコックもとても素敵なピアノを弾いている、マッコイ・タイナーよりもいいな。

1964年にこんなモダンな演奏をしているのだから、やはりマイルスの先進性は凄かったのだろう。
他のメンバーはついていくのが大変だったに違いない(笑)






by nontan91 | 2018-12-12 00:03 | X-Pro2
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