N潟はまたお天気が悪くなってきました。
来週の初めは雪マークの予報です。
それでも春はすぐそこまで来ています。
庭を注意深く歩いているとスミレのツボミ見つけました。
あまりに小さいので踏みつぶさないように草の根を分けてそ~っと近寄ってみます。
FUJI X-T30 & XF 60mm F2.4 Macro (以下同データ)画像クリックで拡大できます Click to enlarge
風もあって花が揺れているので息を止めて何枚かシャッターを切ります。
地上すれすれにカメラを置いていますから、可動式の液晶モニターはやはり有難いです。
X-Pro2にもつけてくれればよかったのに。
でもこだわりがあるんでしょうね、レンジファインダーにはそんなものイラン、って。
そうそう、庭のサクランボの花も咲いていました。
これから赤い実がなるのですが、毎年食べる寸前に小鳥たちが持っていってしまいます。
明日の朝にはちょうどいい具合になるから早起きしてとろう、と出て行くと、ものの見事に無くなっています。
これから咲こうとしている花もあれば、落ち椿もあります。
季節が移り変わろうとしているんですね。
この60mm F2.4 Macroは、X-Pro1が発売の時に同時に発表された古いレンズですが
その描写力はものすごいと評判でした。ただ、AFがトロくて最短距離付近で合わなくなると
延々とジーコジーコと繰り返し、ほとんど使い物にならなかったので出番はあまりありませんでした。
ところが、X-T30になったら、AFがビシビシ合うようになったという話があったので
試してみたら、ホントにすばやく合うようになった!
これならポートレートにも使えそうです。
上の写真の一部を切り取ってみました↓
この質感描写には圧倒されます。
並みのマクロではこんな表現は出来ません。
カメラの設定でシャープネスを一段落としていますからカリカリシャープではありませんが
その分フィルムライクな感じがします。
もう一枚。
こうやって朽ちていくものに【美】を感じてしまうのは、自分も歳をとってきたからでしょうか?
いやいや、もっと新しいものに挑戦しないといけませんね。
なにか新しい表現方法がないか模索中ではあります。
ただほとんどの表現は1950年代までにはやりつくされているわけですから、
我々アマチュアがやれることなど無きに等しいのではありますが。
この写真も拡大してみました↓
これだけの大きさに切り取ってもまだ十分使える画質がありますから
フジさん、いい仕事してくれましたね(笑)
今日の一枚は
シャーリー・スコット(org)の サテン・ドール というPRESTIGEのLP。
Shirley Scott : SATIN DOLL
デューク・エリントンのナンバーからサテン・ドール、スイングしなけりゃ意味ないね、
パーディド、ムード・インディゴなど7曲を演奏していますが、とてもソウルフルでいて繊細で
聴いていてとても楽しい作品。独特なハモンドオルガンの音は某エレクトーンでは絶対マネのできない音。
カウント・ベイシーのオルガン演奏もとても素晴らしいので時々聴いていますが、ジミー・スミスはLP一枚だと飽きてしまう。
シャーリー・スコットはそんなことはありません、何が違うんでしょうね?