わたしの生まれたところ
撮影を終えて風の中浜辺を歩いてくると、遠くの山に光が射し、
手前の暗く沈んでいた集落の屋根が、シルエットとなって浮かび上がった。
季節風の中で静かに眠る北の漁村の姿がそこにあった。
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実際にここで生まれたわけではない、しかし、確かにこの同じ場所から
ずっと同じ光景を見続けてきた気がする。何かとも懐かしい不思議な感覚。
南国の海にも憧れる、でもやはり自分はこの海に身を置くのがふさわしいのだな。

CANON EOS 1DsMkⅡ と SIGMA120-300mm F2.8
by nontan91 | 2005-12-12 18:54 | 風景
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