それは突然始まった
21日、空も晴れて雲の状態もいいから、絶対きれいな夕焼けが撮れるぞ!
と出かけた桃崎浜。ところが、太陽はまたも沈む途中で雲につかまってしまって、
夕焼けもなし。ふと下を見ると、漁師さんが舟を砂浜に出している。
これから出るのですか?と聞くと、明日の朝のための準備だという。
これを本日のベストショットにするはずだった。     R-D1 : U-W HELIAR 12mm f5.6
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そしてこの砂浜に降り、ぶらぶらと海岸を歩いていたら、海の彼方の一点が、急に赤く、ルビーのように輝きだした。
始めは何なのか、まったく理解できなかったが、よく見たら、雲と水平線のわずか数ミリの隙間に
太陽が顔を出しているではないか!

しまった!カメラが無い!!
砂浜を約50m猛ダッシュ、これがちっとも進まない。最後の20mを駆け上がり車のドアを開け
600mmを引っ張り出して、堤防に体を預けて立射。肩で息をしているので狙いが定まらない。
まるでバイアスロン!雲にわずかの隙間が出来て、そこから太陽が海に転がり落ちてきた!
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息と息の間でシャッターを押していく。
手ブレ補正もついてないが、ブレ写真なし!ペナルティなし(笑)   1DsMk2 : SIGMA 120-300mm f2.8 + X2
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しかし、メインディッシュはこれからだったのだ! 今までのは前菜?
これ以上変化が無いようなので、帰り支度を始めたその直後、
何の前触れも無くいきなり空が赤くなった!
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久しぶりに1000ピクセルに拡大できます↑
つけかえていたSummicron-R 50mmで数枚↑。持ってきたはずのDistagon 25mmが
見当たらないので、EF28-300mm L ISに取り替える↓
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炎がなめるように四方に足を伸ばして空を焦がしたあと、天空スペクタクルは終焉を迎えた。
これだけの夕焼けはなかなかお目にかかれない。        R-D1 : U-W HELIAR 12mm f5.6↓
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ちょっと長くなってしまいましたが、細切れに出すのもなんなので、
一気に掲載しました。出来るだけ軽くしましたがお使いのPCによっては重くなったかもしれません。

なかなかいい夕焼けでしたので、速報でした^^
by nontan91 | 2007-05-22 00:51 | デジタル
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