そもそも、この吊り橋を撮りに行くのがメインだったのだけれど、
あまりの荒れように頭を抱えてしまった。
初めてここへきた数年前、下の渓谷にも降りてみたかったが、どう探しても道がなく、
翌週に10mのロープを用意してカラビナで固定し懸垂して川まで降りたことがある。
晴れた日には透明なエメラルドグリーンの水がとてもきれいだった。
画像クリックで拡大できます
ここは数メートルの積雪がある豪雪地帯で、当然冬季は林道が閉鎖され近づくことも出来ない。
通常、そういうところの吊り橋は、冬期間橋が傷まないように板をはずしておくものだが、
予算がないのか、使われない道だから放っておかれたのか、はずされた形跡はない。
傷むにまかされているようだった。

とりあえず、渡ってみようと足をかけると板がきしんで、左右に振れる。
おまけに斜めにかしいでいるので、濡れた板が滑る。登山靴なら一発で谷底だ。

つり橋が揺れるのは当たり前だが、板がこれではとても渡れない。
途中でターンして(これがまた怖い 笑)逃げ帰った。
①Mamiya7Ⅱ: 43mm F4.5 : ILFORD XP2
②③SIGMA DP1