カテゴリ:GFX50S( 51 )
今日でなければ撮れなかった風景 cold wave #FUJIGFX50S
昼間のうちにマイナス5℃まで下がった。
夕方になってこれはやばいかも?
と、風呂場へ走り水道の蛇口をひねると水が出ない!?凍ったのか?

見ていたら細く水が出てきて、ゲボッ、ゲボッと咳き込んだかと思うと茶色い水を吐いて
お湯が出るようになった。やばかった。
あと一時間遅れていたらきっと凍ってしまいお風呂には入れなかったところでした。

みなさん、チョロチョロと水を出しておきましょうね。
最強寒波ですよ!
c0065410_21571141.jpg
FUJI GFX 50S & GF 32-64mm F4


若いときならいざ知らず、こんな寒いときに外に出て写真なんか撮りたくないですよねぇ。
でもこうやってトタンに雪が張り付いて午後になってもそのままなんて一日氷点下でなければ無理。
c0065410_21571812.jpg
GF 32-64mm F4


海の側では台風並みの風が吹いていたのでみんな流れてしまう。
雪の粒を止めるためにISO感度を6400まで上げて瞬間を切り取ってみた。
写真の左側は海。どうやってもそっちには向くことが出来ない。
c0065410_21573437.jpg
GF 110mm F2


港へ出てみたが、ものすごい風で海の方を向くことが出来ないので
後ろ向きになって風に背中を預けて進む。
まるで極寒の蔵王地蔵山の頂上にいるみたいだ、頭がキリキリと痛む。
しゃがみこんでいてもカメラを安定させることが出来ない。何枚もシャッターを押して
ぶれていないものを探した。
c0065410_21574043.jpg
GF 32-64mm F4


浜に向かう途中、何回かホワイトアウトの状態になった。
短時間だったので助かったが、前の車のテールランプも見えなくなった。
最近当地での地吹雪は久しぶりだ。
c0065410_21574526.jpg
GF 32-64mm F4


家にもどって現像していて初めて気がついたが、画角の設定が6X7になっていた!
ここで気がついたというのもひどい話だが(笑)悪天候で余裕がなかったのだろうということにした^^;

RAWで撮影しているので元画像の4:3は残っているのでLight Roomで4:3に戻したり
8X10で切り直したりしてみたら意外とバイテンは緊張感があることがわかった。
4X5(シノゴ)や8X10(バイテン)のフィルムは使ったことが無かったので今度は最初っからこの画角でいってみよっか(笑)

一枚目と三枚目がそれです。
なに?
微妙すぎてわからない?
ただの自己満足ですから気にしないでください(笑)


今日の一枚は

アンドレアス・セゴビア(g)

1927年から1939年までの名演、もちろんSP録音で、それをLPに焼きなおしたもの。
バッハからポンセ、ソル、アルベニス・・・キラ星のような名演、名曲が続く。
セゴビアはギターの神様である。ナルシソ・イエペスでも現代の超一流といわれるギタリストでも
このセゴビアの域に達したものはいない。

またまた手前味噌ですが、ギターの音を再現するにはアナログが最高でしょう。
デジタルではその素晴らしさが半分も出せない。
1939年製のドイツTELEFUNKENの20cm励磁型スピーカー、いわゆる電磁石なので
電流を流した瞬間にその当時の音が蘇る。セゴビアがそこにいるのが感じられます。

どうしてそんな古いスピーカーで?
この当時のスピーカー以上に良いものは存在しないです。
ポンとその辺に置けばいい音で鳴ってくれます。

1Kwもあって抵抗が2Ωなどという電熱器のようなアンプも要りません。
よくできた真空管アンプがあればいいのです。





by nontan91 | 2018-01-24 23:25 | GFX50S | Comments(12)
空と海の狭間に Snow land #GFX50S
とうとう本格的な大雪になってしまいました。
一応ブログですから現在の状況も掲載せねばなりません。
ホイアンは一時休載してN潟の今。
c0065410_22293632.jpg
GFX 50S & GF32-64mm F4 画像クリックで拡大できます Click to enlarge


この景色を見るために50mも膝まで雪に埋まりながらラッセルしないといけませんでした。
とても三脚なんぞ立てていられる状況ではなかったので全部手持ちです。
砂丘まですべて雪に覆われるというのはN潟でもそんなにあることではありません。
c0065410_22294286.jpg
GF 32-64mm F4



道もひどいです。
圧雪が凸凹になって凍っていて、どうやっても40km/h以上出せないところばかりで
軽トラが電柱に突っ込んでいたり、雪国の人もビックリ!
c0065410_22294650.jpg
GF 32-64mm F4


N潟市へ近づいていくほど積雪量が多くなり道も荒れてきます。
こんなことは滅多にありません、いつもは反対なんですけど。
この浜では砂丘を乗り越えて波打ち際まで行ってみたかったのですが、腿まで埋まる雪の深さに
途中でラッセルをあきらめざるを得ませんでした。
c0065410_22295080.jpg
GF 32-64mm F4


どんなに雪が積もっても海岸でそこまでラッセルしなければいけなかった、という記憶はいままでにありません。
だいたい、すれ違えるようなところに車を停めることすらままならなかったのです。
風が無かったので雪が平地に降り注いだのですね。季節風が強ければ山の方へ飛んで行ったに違いありません。

明日は午後から晴れる予報で、来週は雨の日が多くなるとのこと。
今でしか撮れない風景があるので出かけてみましたが、なかなかしんどかったです。



今日の一枚

コダーイの弦楽四重奏曲 第1番及び第2番

TATRALY OUARTET : タートライ弦楽四重奏団
HARMONIA MUNDI(ドイツ)のLP

タートライはハンガリーの弦楽四重奏団で、同じ国にはハンガリー弦楽四重奏団やバルトーク弦楽四重奏暖もいて
皆それぞれに好きな楽団なのですが、東欧の楽団の演奏っていいですね。
なんとなく温かみがあるのに渋さというか暗さというか、そういうものが纏わりついている。
コダーイあたりの現代曲はどうも敬遠されがちですが、慣れてくれば面白いもので(笑)
バルトークとかその辺が聴けるようになるともう後戻りできないです。

by nontan91 | 2018-01-13 23:44 | GFX50S | Comments(8)
バイクに乗った少年 Hoi An,La Cité antique II #GFX50S
かなり昔の映画で「島の女」というソフィア・ローレン主演の映画がある。
彼女のアメリカ映画デビューで「イルカに乗った少年」というジュリー・ロンドンの歌った主題歌がヒットした。
ソフィア・ローレンも映画の中で原曲のギリシャ語でこれを歌っている。それがまたいいんだ!
若かりしソフィア・ローレンの何と美しいこと!!映画の中で彼女が泳ぐ姿に見とれていた。
あの映画のような美しい海を見ると今でも頭の中に「イルカに乗った少年」のメロディが流れてくる。

題名を考えていて、フッとこの映画のことを思い出してしまった。
c0065410_22575971.jpg
FUJI GFX 50S & GF110mm F2 画像クリックで拡大できます  Click to enlarge



ギリシャとはまったく違うホイアンで。
小さい頃は何でも大人のやることに憧れる。
これで街中を飛ばしたらどんなに気持ちがいいだろうか?と夢を見ているように見えた。
c0065410_22580870.jpg
GF 32-64mm F4



とにかくホイアンはバイクが多い。
東南アジアはどこでもそうだが、特にホイアンの旧市街は車が乗り入れ禁止なのでバイクは大活躍。
縦横無尽に走り回っているから、歩行者もバイクも四方八方に気を配りながら通行している。
それが当たり前のように体にしみこんでいる。私も二度目となるとアンテナが常に四方に向くようになっているのがわかる。
日本の歩行者は過保護すぎる。横断歩道を歩いていても安全ではないことをもっと知るべきだ。
c0065410_22581563.jpg
GF 32-64mm F4



魚市場付近で。
この川から毎朝魚がやってくる。
新鮮な魚が並んでいるが買って調理できないのが残念。
c0065410_22581996.jpg
GF 110mm F2


今日の一枚は

フォーレ ピアノ曲全集

EVELYNE CROCHET(p)

だいたい、フォーレの曲はどれも名人が弾かなければ聴くに堪えないものだ。
なかでもピアノ曲全集をレコーディングしているピアニストはあの伝説のティッサン・ヴァランタンをはじめ数人しかいない。

クロシェはフランスの女流ピアニストで後に米国に定住するのだが、そのフォーレ全集をレコーディングした数少ないピアニストの一人だ。
しかもレコードはVOXから出ている~名人にしかレコーディングさせていない会社なのでそれを見ただけで実力者だということはわかる。

クロシェは日本ではまったくの無名の存在だが、非常に陰影に富んだ、しかも隈取りのはっきりしたピアニズムでありながら
そこにそこはかとなくフランスのエスプリを漂わせ、これぞ現代的なフォーレと思わせる演奏を繰り広げている。

Vol.1しか手に入っていないが、三枚組みで盤質も最高、VOXの録音も最高!で1050円は安い!
何とかVol.2も手に入らないものか?

by nontan91 | 2018-01-12 00:16 | GFX50S | Comments(10)
黄金の輝き Autmn leaves #FUJIGFX50S
いえね、今日運転免許証の更新に行ったんですよ。
それで、やっと金色免許に返り咲きました。

長かったなぁ(笑)
これで5年間更新しなくて済むし、
なにより講習の時間が短くなったのがありがたい!

帰りに免許センター近くのロッテリアで13個もバーガー買って
みんなでお祝い(笑)
c0065410_22432846.jpg
FUJI GFX 50S & GF110mm F2  画像クリックで拡大できます Click to enlarge

というわけでもないのですが、旧味方村の笹川邸。
安土桃山時代から続いた大庄屋の風格ある建物。

もちろん、この正面玄関から下々のものは入れません。
現在でも封印してあります。

ただの家なのに、カメラを向けただけでは簡単に撮らせてもらえません。
300年の歴史の重みに跳ね返されてしまいます。

新潟にはこのような旧家が多く残されていて観光名所になっていますが
いざ撮ろうとするとシャッターを押す指がためらっているのに気がつきます。
以前はどこへ行ってもバンバン撮ってたんですけどねぇ。
c0065410_22433397.jpg
GF 110mm F2


今日の一枚は

ベートーベンのピアノトリオ 第1番

ヴァイオリン Josef Suk
チェロ Josef Chuchro
ピアノ Jan Panenka

スークもパネンカも好きな演奏者ですし、レコードはチェコのSUPRAPHONとくれば
聴かなくともどんな音だか想像がつきます。ちょっと渋めでちょっと暗くて音楽の内面をとてもうまく聴かせてくれる
とにかく東欧の録音はいいものが多いですね。音ではなくて音楽を聞かせるための録音です。
演奏の方も大向こうを唸らせるような派手さは微塵もなく、ホントに素敵なベートーベンです。
いつまでもこの音楽に浸っていたい。




by nontan91 | 2017-12-14 00:19 | GFX50S | Comments(8)
夏の名残の浜辺で In the last lights of summer #FUJIGFX50S
日々の仕事の疲れでパソコンに向かう時間が少なくなりました。
夜は転がって録りためた映画を見たり、音楽を聴いたりして体力の回復に努めています。

撮影はしているのですが、なんとなく億劫でほったらかしです。
一年に一回はこういう時期がありますね~最近は。
しばらくはフル充電できるまでこんな調子が続くかもしれません。
c0065410_23181119.jpg
FUJI GFX 50S & 23mm F4 画像クリックで拡大できます Click to enlarge



というわけで、ブログの更新が遅れているのを言い訳しながら秋の夜長を過ごしています(笑)


本日のレコードは

フルトベングラーの指揮、ベルリンフィルでチャイコフスキーの交響曲「悲愴」
もう一枚は、トスカニーニとABC交響楽団、義理の息子のホロヴィッツのピアノでチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番。

いずれもSPレコードです。
フルトベングラーにしてもトスカニーニにしてもSPレコードで聴いて初めてその凄さがわかるといわれています。
ベルリンフィルの地の底から沸いてくるような、弱音部から強奏部への流れ、背筋がぞくぞくするような旋律を余すところなく表現するフルトヴェングラー。
それと対照的に、ストレートにスパッとオーケストラを鳴らして、超絶技巧のホロヴィッツピアノと渾然一体となり見事なまでのチャイコフスキーを作り上げるトスカニーニ。

これはどちらがいいか、悪いかではなく両者とも鳥肌モノの演奏であることは間違いなく
両方とも楽しめばいいのであって、フルトヴェングラー派、とトスカニーニ派に分かれてけなし合うような輩は
ホントは何もわかっていないのではないかと思う。

SPレコードは3分少々で片面をひっくり返さないといけないが、なぜかこの時ばかりは億劫に思わないのが不思議(笑)


by nontan91 | 2017-10-07 00:36 | GFX50S | Comments(12)
大人の方が夢中 Return home #SONYα7II#GFX50S
お盆の直前、8月11日は花市。
盆花や飾り物を売るお店が三ノ町通りにたくさん出店され、縁日のように華やかになる。

ただ最近は盆花はスーパーなどでも気軽に買えるため地元の盆花を作っている人たちも少なくなって
出店も減っているので、なんとかして以前のように賑やかな花市にしたいとみんながんばっている。

うれしいことに、8月11日は「山の日」、休日になったことで人出も増えてくるのではないか?
みんな期待している。
c0065410_23090420.jpg
SONY α7II & APO SUMMICRON-M 50mm F2 ASPH.


史上最強の50mmのひとつ、LEICAにつければもっと本領を発揮するのかもしれないが、
こうやってスナップするには自分にはちょっと大きすぎるようになってしまった。

「お~、なっつかしぃ~!小さい頃は自分で作って遊んでたっけ^^」
子供そっちのけでのりのりの知人。地元なので数メートル進むごとに誰かに出会う(笑)
c0065410_23093454.jpg
FUJI GFX 50S & 32-64mm F4


いい男に撮ってね!
月末の新発田祭りのときは、きんつば屋の前に店出してるからプリントして持ってきてよ!
ジョーキパン屋さん。了解です、正体ばれちゃってるなぁ(笑)
c0065410_23093128.jpg
FUJI GFX 50S & 32-64mm F4


新発田が発祥と言われるジョーキパン、名前を変えて今では「ポッポ焼き」として
祭りにはかかせない食べ物になっている。焼いている人はこわもてだが実はやさしいおじさん^^
c0065410_23092727.jpg
SONY α7II & APO SUMMICRON-M 50mm F2 ASPH.


当地の名物の一つ「金魚台輪」のミニチュア。
主に子供たちが引っ張る。これの大きいものを祭りの当日町中を「わっしょい」の掛け声とともに引き回す。

花市の開催される通りは、三ノ町台輪の保存場所でもあるので、当日は外に出されて
普段は乗せない子供たちを乗せて「アオリ」を体験してもらう。
その時間が始まる前から長蛇の列。三ノ町お囃子組が路上で演奏して盛り上げる。
c0065410_23092517.jpg
FUJI GFX 50S & 32-64mm F4


ジョーキパンの仕込み中に地元の馴染みの男性が通りかかって盛り上がっている。
何十年も同じ場所に出店していれば、地元の人との交流も当たり前、「まだ生きてたの?」みたいな話になる(笑)
c0065410_23092072.jpg
FUJI GFX 50S & 32-64mm F4



20年前は人とぶつからないで歩くことは不可能だった花市も今はちょっと寂しくなってはいるが、
そのうちまた盛り返すことだろうと思う。お盆の行事がある限り。
c0065410_23091739.jpg
SONY α7II & APO SUMMICRON-M 50mm F2 ASPH.


スナップ中心の写真家の個展などに出向いていると、たまたま紛れ込んできた風景写真専門のカメラマンは
よく「ブレてる!」と評して素通りしていくことが多い。
「ただの記念写真じゃないか?」とか。

おもしろければ何でもいい、と思うのだが自分たちは高尚な写真を撮っていると考えているのか
実に見下した態度で写真展を覗いていく。もっと勉強しなさい!と言いたいところだ。

もちろんそうでない人も大勢いるのだが、どうも気になる。
アレ、ブレ、ボケの森山大道や中平卓馬を始めとする町撮りの大家たちを論じた本はたくさんあるが
風景写真家を論じた本は殆どみたことが無い。どっちが高尚だとかいう話ではなく違うジャンルのものを
理解できないからと言ってけなしてはならない、ということ。
c0065410_23091489.jpg
FUJI GFX 50S & 32-64mm F4


この日だけは道路に落書きしてもいい。
チョークがたくさん用意してあって、子供たちは大いに喜んでアスファルトに書きまくっている。

私の子供の頃は、釘で地面にたくさん絵を描いていた。
今みたいに車もそれほど多くなかったから路地裏ではそうやって遊んでいたものだ。
c0065410_23091133.jpg
SONY α7II & APO SUMMICRON-M 50mm F2 ASPH.


さて、もうじき盂蘭盆会。
故郷を目指して大移動が始まっている。
今日たどり着けた人は幸せだ、まだ大渋滞の中でうんざりしている人たちも多いことだろう。
今年は渋滞の時間がかなりずれているらしい。50kmの渋滞なんて走りたくもないが
それでも人は故郷を目指す。
c0065410_23090824.jpg
SONY α7II & APO SUMMICRON-M 50mm F2 ASPH.


今日の一枚は

ドビュッシーの牧神の午後への前奏曲

フランス国立オーケストラで、アンゲルブレシュトの指揮。
ライブ盤だが仏ERATOの作成で、名盤、そして超高音質盤。
海、やノクターンなど網羅した三枚組みのLP。

ドビュッシーのオーケストラもどうもとっつきにくいところがあって、というか
なにか引っかかるものがあって心穏やかに聴いていられないところがある。
フランスものは得てしてそういうものが多いような気がするが、この辺は文化の違いを強く感じる。
フランス人はこれを心地よいと感じているのだろうか?
「海」などは聴いていてしんどい(笑)
異質の文化を吸収したくて時々針を下ろすのだがいまだに慣れない(笑)


by nontan91 | 2017-08-12 01:19 | GFX50S | Comments(8)
新潟祭りフィナーレ Fireworks #GFX50S
新潟祭りの花火は、長岡の花火に隠れてはいますが、毎年50万人超の観客動員数があるなかなかの催しです。
今年も快晴の夕に開催されました。写真はHDRではなく、ハーフNDフィルターを使っています。
この、やすらぎ堤と呼ばれる河川敷一杯に詰めかけた観客を写したかったのですが、こちらに露出をあわせると
花火とせっかくの夕空が露出オーバーになってしまいますから、フィルターで調整してみました。

まずは一発目のスターマインが上がったところ^^
c0065410_23345376.jpg
FUJI GFX 50S & 32-64mm F4 画像クリックで拡大できます Click to enlarge


台風の影響か綺麗過ぎる夕焼けと、左には県庁舎、右奥には佐渡の山並みが見えています。
橋は昭和大橋、奥にはJR越後線の鉄橋。川面には屋形船が停泊し、近くから花火見物をする人たちが身を乗り出しています。
風に乗ってひっきりなしに「場所がもうありませんから、ここからは入らないでください!」という
拡声器のアナウンスが聞こえてきます。それでもどんどん人が押しかけてきます。
c0065410_23345177.jpg

一発一発どの団体の協賛かアナウンスがあるのですが、観客の拍手の度合いは花火の大きさと上がるスピード、斬新な構成に比例して大きくなるようです。
ですからヘタな花火は上げられません、拍手と歓声の大きさは企業イメージにも大きく関わります(笑)
c0065410_23343762.jpg


Fujifilmからはまだ長距離砲が発売されていないので、ハッセル用の250mmを使って撮影してみましたが、
なかなかの写りで、純正といい勝負をしています。花火ではどうせMFなので使用にはまったく問題がありません。
c0065410_23344851.jpg
Carl Zeiss Sonnar 250mm F5.6



次の一枚は、今回一番気に入った花火。
小規模ですが、とても可愛らしく、見ていて思わず「いいねぇ!」と声が出てしまいました。
c0065410_23344070.jpg
GF 32-64mm F4


実は新潟の花火は2日目と3日目の2回にわけて行なわれます。
今までのは最終日の花火でしたが、前日2日目は音楽とシンクロして打ち上げられる音楽花火。

打ち上げられる場所は八千代橋と万代橋の間。
昨年までは、しょぼい花火で不評でありました。PAのセッティングもヘタなのか音楽がワンワン反響するだけで
何が鳴っているのかよくわからない。それが今年は一転してアナウンスもよく聞こえるし音楽もきれいに流れています。
花火の方も去年より格段によく、これならば続けてもいいだろうというレベルになって大いに楽しめました。
c0065410_23344366.jpg
GF 120mm F4 Macro


左岸の河川敷に人がびっしりいるのがわかるでしょうか?
その奥には新潟のホテル群、そして新潟のシンボル萬代橋の上にも人が大勢。
奥には柳都大橋、さらにその奥は信濃川河口、日本海へと続きます。
c0065410_23344604.jpg
それにしても、こんな至近距離でこれだけ大きな火の玉が上がるのを見ているのですから大迫力です。
本当の街の中心部なので、いくら信濃川が大きいとは言え四尺玉はあげられませんが
年々花火も進歩してきており、夏の風物詩として新潟の夜空に彩を添えてくれています。




by nontan91 | 2017-08-08 00:50 | GFX50S | Comments(11)
サソリ座からの招待 Invitation from Scorpius #GFX50S
南天の比較的低い位置に赤く輝く星がある。
それがサソリ座の盟王「アンタレス」。
一度これがアンタレスだよ、と教えられたらけして忘れられない印象的な星だ。

アンタレスは美しいパステルカラーの散光星雲に包まれて、まるで多くの天女たちに傅かれ
優雅に暮らしているように見えるのだが、実はウラで暗黒帯の触手を伸ばし、天の川銀河と絡み合い
穏やかな様でいて複雑な様相を呈しているのである。

この美しく複雑な星域を撮影することは一つの夢だった。
c0065410_20500727.jpg
FUJI GFX 50S & GF 120mm F4 Macro 画像クリックで拡大できます Click to enlarge



ところがこのアンタレス周辺の領域、簡単に写ってはくれないのである。
さすがのNikon D810Aでも短時間の露出では二本の触手のような暗黒帯はおろか、パステルカラーの「カ」の字も見えてこない。
かなりの長時間露出をしないと描出されないのである。

素人ではちょっと難しいか?と思っていた或る日、たまたまこの星域をGFXに23mmをつけて1分の露出で撮ったものを
あとでPCで見たらこの暗黒帯が綺麗に写っていたし、パステルカラーがかすかに見えていた。
これはいけるかもしれない!と空の状態が良い日に山の中へ出かけた。

事前にステライメージ7(天体観測ソフト。任意のレンズの写角を天体の任意の場所に投影できる)で何ミリの画角でアンタレスをどこに置いたらいいのか
何度もシミュレーションを繰り返し、現場では一回で構図をキメ、総露出時間15分、15枚の画像をコンポジット、加算平均した。
そして最終現像を始めた途端、この写真!

思わず椅子の上でのけぞった(笑)

右側のオレンジに光る星さそり座の一等星「アンタレス」のすぐ右下に星のように見えるM4球状星団。
左上の明るい星の直下にS字状暗黒星雲(Sが横倒しになっている有名な暗黒星雲、拡大してもこのサイズでは確認しづらいですが)があり、
左下には赤い発光星雲NGC6357、通称「彼岸花星雲」が見えている。何本もの光芒が触手のように伸びていて彼岸花を連想させる。
これらをすべて一画面に収めるように工夫したが。もちろんこれらの星雲は見えていないので明るい星を基準にして
えいや!っと配置するだけで、あとは出来上がってのお楽しみなんであるよ(笑)





by nontan91 | 2017-07-27 21:58 | GFX50S | Comments(10)
光芒は予報の誤り Light and shade #GFX50S
自分の中で晴れる予想は60%。
外れたら雨の中をトボトボとブナ林の中を歩くことになる。

出発は4時過ぎ。やはり雨で、傘を差しながら2kmほど林道を歩く。
ところが林道の終点近くになって雨が止み、川に沿ってモウモウと霧が湧いているのが遠くからも見える。

そして太陽が山間から顔を覗かせた。
直前まで降っていた雨が猛烈な勢いで蒸発する、気温差で川霧も湧いている。
雨の中歩いてくる登山者は二人だけ。もちろんカメラマンなどいないから独占生中継^^
c0065410_13405827.jpg
FUJI GFX 50S & 32-64mm F4


ところがいいことばかりではなかった。
バッテリーが乏しくなってきたので予備のバッテリーを探すが、どこにも無い!?

おかしいな?
持ってきたはずなのに??

あ、車の中で充電していてそのままだった!
二キロを歩いて取りに戻るわけにもいかないし、結局なんとかごまかして10枚ほど残りを撮りきり、終了。
ああ、疲れた(笑)



しばらくブログの更新が出来ませんでした。
いろいろとありまして、今は一段落したのでまた再開して行こうと思います。
お休みの間、お越しいただいた方々には大変ご迷惑をおかけしました、陳謝!


by nontan91 | 2017-07-17 13:54 | GFX50S | Comments(8)
日暮れる頃 GF23mm F4 #GFX50S
晴れた日に23mm一本だけ持って海へ出かけました。
これが初めての撮影になります。

お天気はいいし、海辺に出たら釣りをしている人がいて
後ろで猫が一匹、釣れるのを待っています。
持って帰ってもどうしようもないような小さいのが釣れたとき、その魚をもらえるのです^^
c0065410_22511846.jpg
FUJI GFX 50S & GF 23mm F4 画像クリックで拡大できます Click to enlarge


「ちょっと待ってろよ」
このあと、5cmにも満たない小さなアジが釣れて
ピチピチ跳ねているのをもらって踊り食いです。

「すいません、撮らせてください!」
と一声かけて猫とおじさんの釣りの一部始終を撮らせていただきました^^
c0065410_22512836.jpg


そうこうしているうちに、他の猫たちも寄ってきて総勢4匹が私のまわりをウロウロ。
たくさんポートレートを撮らせてもらいました。

家に帰ってPCで画像を確認して「あれ?画角がおかしい??」
そうだったのです、家で画角を3:2に設定して、そのまま戻すのを忘れていたのです。
どおりで構図が決めやすいと思った(笑)

一般的な3:2の画角は嵌れば一番緊張感の高い絵が撮れます。
645の画角は4:3で昔のテレビの画面とほぼ同じ、若干ゆるくなってしまうので実はあまり好きではありません。
初撮りだというのにレンズをフルに使えなかったうらみは残りますが、仕方ないです、ごかんべんを(笑)
c0065410_22512499.jpg


世の中にモンスターと呼ばれるレンズはいくつかありますが、最近のものではフォクトレンダーで出した
HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6なんかそのひとつでしょう。
E-マウントのフルサイズ用レンズですが、いったいどうやって撮ったらいいかわからない(笑)

他にはライカのAPO SUMMICRON 50mm F2でしょうか。
撮り始めは何が凄いの?という感じですが使えば使うほどにその恐ろしさがわかってくる。




で、この23mm F4(18mm相当)ですが、これだけの広角レンズなのに当たり前に撮れてしまう。
周辺のゆがみや収差もなく、まっすぐのものはまっすぐに、まるで標準レンズで撮っているかのごとくです。
いや、へたな標準レンズよりよほど普通に撮れてしまう。

この当たり前に写る、ということがとても凄いことで、広角ということをまったく意識しないで撮影できる
唯一のレンズかもしれません。そういった意味で私の中ではこれをもモンスターレンズとして認定することにしました(笑)



by nontan91 | 2017-06-30 00:25 | GFX50S | Comments(6)