久しぶりの車中泊で温身平。 フェーン現象で絶対晴れると確信を持って出かけた。 一枚目は天の川と共に西に沈んでゆく白鳥座。 中央付近に少し青っぽく光る星が白鳥の尻尾のデネブ。 その少し上に赤いしみのように見えるのが北アメリカ星雲。 逆立ちして写っていますが、このサイズだと北アメリカには見えませんね(笑) 何とか撮影に間に合ったのが午前1時58分。 FUJI FILMやPENTAXのカメラは単体でも赤い星雲がよく写ります。 SONYはその赤がうまく写りません。赤い星雲の出しているHα領域の感度がきっと低いのです。 SONYは繊細な画質なので星の粒々はよく写りますが・・・ ISO8000まで上げていますが処理に困るようなノイズはあまりありません。進歩したものですね^^ で、ここで撮影は中断して仮眠。 午前3時半に目覚ましをセットし、4時には出発。 支度を終えて車の外に出てみたら、なんと! 東の空にオリオンが上がっている!! まだ山に隠れて見えないだろうと思っていたのに、もはや冬の星座が昇ってきているのです。 予定変更! 三脚をセットし、オリオンを撮影すること数回。 見た目は真っ暗ですが、長時間露光すると朝の青い光が写るようになって来ました。 時間は午前4時16分です。 のちほど触れることになると思いますが、実は車が変わりました。 3ナンバーのでかいワゴンから5ナンバーのコンパクトなワゴン車に。 年とったんだから小さいのにしなさい! そらぁそうだ。道なき道を走って枝にこすれた車体の傷は数知れず、 そこらの岩角にぶつけて四隅を修理すること数回。これではまわりから車を変えろ、といわれるわけで(笑) 小さくはなりましたが、パッケージングがいいので荷物は前の3ナンバー車と同等、それ以上に積むことができます。 また、2列目シートが810mmもスライドさせることが出来るので膝前に1m近くの空間が確保できる。 そのために靴を履き替えたり着替えをすることがとてもやりやすいのです。 冬の撮影をしたことのある人はわかるでしょう、雪の中を戻ってきてオーバーズボンを脱いだり 靴を履き替えたりという動作が車の中で楽に出来ることがどれだけありがたいことか。 また、シートをフルフラットにして凹凸が少ないことも決め手になりました。 高級車のシートは厚く凹凸で段差がひどく、とてもそのままでは寝られませんがこの車は クッションなど使わなくとも寝られるレベルでした。 とりまわしはとても楽になりました。 ただスピードが上がってくると微妙に直進安定性が悪くなる。 これは車体の形状の問題なのか、タイヤが踏ん張っていないような感じも受けるので メーカーから届いたままの履いているエコタイヤの性能もあるのか、それはまだわかりません。 なんだかんだしているうちに、時間が経ってしまい気がついたら午前4時30分。 出発時間を30分も遅れてしまいました。 まだ真っ暗な中、あわてて出発です。 これはフラッシュではなく、ヘッドランプの灯りです。 山用のヘッドランプは長持ちさせるためとそれほど明るくなくコンパクトですが これはでかく、USB充電できる大きなバッテリーがついていて車のライトといい勝負が出来るほど明るいのです。 道は最初はこんなものです。 環境保全に携わる車だけは途中の砂防ダムまで入ることが出来ます。 そこまではゆるやかな登り。でも30分かかるのでこれがけっこう帰りはきついのです。 飯豊山から帰って来てやっと平らなところに着いたと思ったら気温は上がるし虫はまとわりつくし、 こんな道で足がつって道端に転がったこともありました(笑) 歩けども歩けども終点が見えない道です。今回はそんなに遠くまで行くわけではないですけど 目的地では夜が明けた頃に霧がかかって欲しかった。 #
by nontan91
| 2019-09-09 22:31
| X-T30
気がついたらもう夏も終わりに近づいている。 新発田祭りのけんか台輪、そろそろ準備が始まったところだ。 引き回す台輪は一度バラバラにしてすべて点検する。 なにしろガッタンガッタン煽られるので少々ぶつかっても大丈夫なようにしておかなければならない。 例年であればお盆を過ぎると少しは涼しくなるものだが 今年はまだまだ暑い! カメラを2台持ってウロウロしているだけでも暑いのに 35度を越えたこの暑さの中、肉体労働は堪えると思う。 慎重に屋根飾りを下ろす。 じっとりと汗が滲んでくる。 提灯も十分に手入れする。 祭りが終わるとボロボロになっているものもある。 車輪は大事。 汚れを削り取ってグリースを詰める。 重労働。 車軸の点検もとても重要。 折れたりしたらえらいこと。 暑くてもがんばる。 今年の夏の最後を飾る新発田祭りは8月27日から8月29日まで。 一般の目にはあまり触れない神事は26日の夜中、30日の明け方まで。 眠れない夜が続くので体力温存。祭りが終わったらどうなってもいい、というのはよくわかる(笑) #
by nontan91
| 2019-08-18 23:49
| 祭り
18:00 14/Aug 昼飯を食べようと出かけたが、どこも開いていなかったり、満員で入れない。 車内のエアコンはフル回転、それでも天井から熱波がやってくる。 車外気温計は41℃を示していた。 あきらめてスーパーで寿司を買うことに。 駐車場でクラクラした。 Fujituka beach, 20minutes from my home town. 昼間は暑くて出られなかったので、夕方になって浜辺へ車を走らせた。 台風が西日本に上陸するという、そのフェーン現象なのだろう、 6時になってもまだ暑いが風があるのできつくない。 もっとも真っ昼間からカメラ2台ぶら下げて浜辺に出ては 盗撮か?と思われるに違いないので夕方になって三脚持って 夕陽を撮りに来たんだよ、水着を撮りに来たんじゃないんだよ、とアピールすることが大事。 まあ、たまたま画角の中に入るのは仕方が無い^^; この暑さでは、昼間はそれほどの人出はなかっただろう。 テントが何張りかあったが、泊まったのかどうかはわからない。 犬を連れて海に来ている人たちもけっこういる。 いつもなら海の中に入ってはしゃぐ犬もいるのだが この日はみんな怖がっているのか入ろうとしない。 そろそろ帰る人も増えてきたが、 私と同じような時間に来た人たちは日が沈むまで待っているようだ。 人はまばらになっていくが、そのぶん撮りやすくなってくる。 家から持ってきたOS-1を飲みながらこちらも日が暮れるのを待つ。 傘をさしてしゃがみこむ人、波打ち際でカメラを構える女性、沖で手を振る男の子、 渚を歩く二人連れ、穴を掘る少年、みんなまとめて画面の中に入ってきた。 おもしろい^^ この辺の海は夏になると鏡のように凪いでほとんど波が立たなくなる。 台風直撃の方々には申し訳ないようないい天気、 これでも波があるほうだ。 キャンプをしていた人たちも帰り支度。 こちらの側は、突堤に波が当たって常時離岸流が発生しているので遊泳禁止区域。 人も少ないのでテントを張りやすい。 もうちょっとパンツを上げたほうがいいと思うが(笑) You can see Sado Island on the horizon. 夕陽は佐渡島に沈んだ。 この気象条件だとグリーンフラッシュが見えてもおかしくなかったのだが 海に沈んでくれないことには見れないんだな~ ちょっと残念。 とうとう暗くなってきた。 それでもまだ30度ある。ただ風が涼しいので体感温度はもっと低い。 これで引き上げることにする。 台風が通過したらきっと涼しくなる。 夏の海の撮影はこれが最後かな? #
by nontan91
| 2019-08-15 01:37
| 街撮り
04:00 12/Aug. 今年も村上の花市が始まった。 起きたのは午前2時過ぎ。前日の新潟花火が終わってすぐに寝て数時間で起きて 50km先の新潟県北の村上市へ車を走らせた。 お盆。 県外車が目立つ。みんな故郷に帰ってくる。 村上の六斎市には馴染みになった方もおられるので 暗いうちに場所の設営から邪魔しないように撮影させていただく。 通常2,7の六斎市だが、この日は特別。 例年、平日だと仕事前に花を買いに出てくるので午前3時過ぎからごった返しているという。 ただ、昨年は日曜日、今年は代休ということで出足はやや遅い。 なんだかんだしている間に、あっとう間に夜は明けてくる。 花屋の店先にもたくさんの花が出揃った。 人出も増えてくる。 ハスの花や、ハスの実も大切なお飾り。 良さそうなものを選ぶ。早く来ないと良いものはなくなってしまう。 撮影を中断して、とりあえず自分の墓花、仏花を選び車の中に入れて また市場へ舞い戻る。いったいこの市場を何往復することか? 市場の花はほとんどの場合、値段がついていない。 値段表などつける暇も無い、というのが本音だろうが、 売り手と話をして、これとこれとこれを合わせて、さあいくら?というのが 私たちの世代では当たり前だが、若い人たちはスーパーの店先でちゃんと値段のついているものを買うのだろう。 だいたい盆の支度をするのは年寄り、と相場は決まっているから 若い人たちが花市を歩いている姿は少ない。 もっとも5時過ぎから起きているのは年寄りばかり(笑) おっと、私も年寄りの部類だ(爆) 毎年のようにこの市をみていると、少しずつ歯が抜けていくように出店が減っていき 空きスペースが出来ていくのが残念なことだ。 出店している人たちもほとんどがお年寄りだから仕方ないことだけど これも記録だ。 年寄りばあちゃんの手を引いて花市を歩く。 毎年この日に花を買いに来ているのだろう、もう一人では歩けない。 それでもやってくる。この花市は大切な行事なのだ。 なくしてはいけない。 #
by nontan91
| 2019-08-13 11:16
| 街撮り
もういい加減百葉箱の中の温度で気温を予想するのはやめてもらいたい。 現実にそぐわないと思うのだ。 たとえば、小学校のグランドの真ん中、地上1mでむき出しの温度計の気温とか、 市役所前のアスファルト上1.5mの気温とか、現実的な気温でないと本当の危険性を認識できないと思う。 ベビーカーは高さが低いので道路からの照り返しをまともに受けてしまうから散歩だって危険なこともある。 犬の散歩だって、年寄りの買い物だって危ないぞ! なので路上気温の予報というのもそろそろ考えた方がいいんじゃないか? 今年はなんだかセミの数が多いような気がする。 7年前にたくさん生まれたということか? 猛烈に暑い時間帯に三脚を据えて撮影した。 やぶ蚊に喰われたので、パーカーを着て顔を網で覆った。 ダラダラと汗が流れ落ちてきて、網も邪魔になってファインダーが覗けない。 網をまくったら首を喰われた。 そのあと松浜の漁港に出かけた。 港のテントの中にいるおじさんたちに声をかけて撮影の許可をもらったが 暑すぎて撮影にならない。カンカン照りの港を撮るはずが自分が日干しになりそうで 早々に車に戻って水を1リットル飲んだ。 庭木が水を欲しがっていたので注水。 虹が出た。 またやぶ蚊に喰われた。 お盆が来ますが、台風もやってきます。 お天気が気になりますね。
#
by nontan91
| 2019-08-08 00:28
| GFX50S
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