日は落ちて The day was over#NikonD810A
各社のレンズのフラッグシップに、いわゆる「サンニッパ」というのがあって
300mm F2.8で、どれもとんでもない写りをするというので垂涎の的になってるシリーズがある。

10年ほど前に数寄屋橋のニッコールレンズ専門店に時々通っていた頃、「いいのが入りましたよ。」と
見せてくれたのがそのサンニッパだった。ところがそのレンズ、フィルム全盛期のMF時代のものでオートフォーカスは無い。

「でかくて重くてMFなので、動きモノを撮るには相当の慣れと体力が要りますが風景などには最高でしょう。」
隣には500mm F5.6もあってそれぞれ立派なアルミケースに入っている。
「いや、そんな高いものは使えませんよ~」と言ったら「今じゃAF、手振れ補正付が当たり前で、この頃のレンズは誰も使わなくなったんですよ、これが底値でしょう。」
探していたNoct Nikkorの半分以下の値段だったのでそのままアルミケースをぶら下げてN潟に連れて帰ってきてしまった(笑)

しかしながら、いくら体力があった頃とは言えこのサイズと重さでは車以外に運ぶ手段が無くいままでお蔵入りに。
ただ、最近になってこのレンズでなければ撮れない世界があることに気づき、このところ出動回数が少しずつ増えているのです。
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Nikon D810A & ED Nikkor 300mm F2.8





今日の一枚は
「EXODUS」 : BOB MARLEY & WAILERS

ボブ・マーリーの後期の重要アルバムで、オリジナルが発売されてから40年がたったことを記念にして作られた3枚組みのCD。
ボブ・マーリーの名声を利用しようとした政治闘争に巻き込まれて暗殺者の銃撃を受け、ジャマイカからバハマへ逃れた。
こうしたEXODUS「出ジャマイカ」の直後に作られたアルバムで強い政治的メッセージとラブソングで満たされており
タイム誌が「20世紀最大の音楽アルバム!」と評していた。
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EXODUSのTシャツつきのCDがあって予約しなきゃな、と思っていて次に見たときにはTシャツ付きは無くなっていた!
仕方なくCDのみの予約となって金曜日に届いたばかり。

オリジナルは1977年だが、当時のレコードの記憶では音のバランスが悪く、高音寄りで音も細くあまりいい印象は無かったが
今回のリミックスでとてもバランスが良くなったのでボブ・マーリーのメッセージがより直接的に伝わってくるような気がする。

# by nontan91 | 2017-06-18 13:10 | Comments(10)
まだ風邪が抜けない #GFX50S
スカッと風邪が抜けてくれればいいのだけれど
年取るとなかなかそうはいかないみたいだ。

こういうときは静かな海辺に出て潮風を吸い込んでみるのもいいかもしれない、と
勝手に考えて海岸線を20kmほど北上する。

だいたい自分は、ここ!という場所を決めたらそこから動かないでじっと待っているというタイプなので
ところどころ良さそうなロケーションは覗いてみるのだが、結局最初に考えていた場所にたどりついてそこに碇を下ろす。
砂地を歩いて荷物を何度か運び、そして小さな椅子など持ち出して腰掛けてそのときが来るのを待っている。
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FUJI GFX 50S & 32-64mm F4


静かな静かな夕暮れ時の入り江の風景。
こんな時の流れ方が一番好きだ。

雲が日の光をさえぎる、華やかに色づいていた風景が一瞬暗転すると、それまでとはまるで違った世界がそこに出現した。

ぱちり。


月末には23mm(18mm相当)が来る。
周辺が流れない超広角レンズはどんな風景を見せてくれるだろう?


# by nontan91 | 2017-06-15 23:55 | GFX50S | Comments(10)
病み上がりの星 #PENTAXK-1#GFX50S
実は前回の一ノ倉沢で雨に打たれて風邪を引いてしまいました。
翌日の日曜日の夕方ごろから急に動けなくなり
月曜日はバッタリ!

2日間寝たきり状態となり、やっと回復の兆しが見えてきました。
今日もお天気が良かったんですけど、ぐっと我慢して撮影には出ませんでした。
いや~、久しぶりの本格的な風邪引きです。


で、「亜鈴星雲」

風邪を引く前に、K-1とGFXで撮り比べてみました。
ところが撮影した日は空は晴れていたのですが風が強く長時間露光では星がぶれてしまいます。
仕方なく40秒だけ露出して14枚シャッターを切りましたが拡大してみると使えたのは7枚のみ。
これをコンポジット合成し加算平均してノイズを少なくして出来上がった写真をトリミングしたのが一枚目の写真。
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PENTAX K-1 & BORG 55FL(レデューサー装着で200mm相当)

なんとなく鉄アレイのような形に見えてきませんか?
もうちょっと長い露出をかけられられれば、あるいはあと10枚くらいよけいにシャッターを押せれば
もっと星雲が滑らかに写しだされたでしょうに、ちょっと残念でありました。

で、この「亜鈴星雲」は、こぎつね座という星座にあるのですが
こぎつね座と聞いて、ああ、あれか!と思い浮かぶ人はまずいないと思います(笑)
なので、探すのは結構大変で、200mmレンズの実視界オリジナル画像は下の写真ですが
中央付近に青っぽい、周りの恒星とは違う写りをしている天体がわかりますか?
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PENTAX K-1 & BORG 55FL オリジナル画像

この小さな天体は肉眼では見えませんし、カメラのファインダーにも背面モニターを拡大しても見えません。
なので近くの明るい星をさがしてそこから少しずつ移動、この辺だろうというところで試し撮りしてみます。
ISO12800くらいで短時間露出したものを再生してさがすのですが、これだけ小さいとカメラのモニター拡大でも時間がかかります。
画面の端っこにあると全画面をさがさないといけません。

それがレンズの倍率が小さくなるとファインダーの中に周辺の星座が入ってきますので探すのは楽になりますが
今度は拡大の無理が効きません。倍率を上げたいのはヤマヤマですけど、上げれば上げるほど探すのは大変になります。
下はGFXの120mm(96mm相当)の視界です。
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FUJI GFX50S & GF120mm F4 Macro

このサイズだと画面上部に白鳥座のアルビレオ(中央上部の←)とη(エータ:左上部の←)が視界に入ってきますので
このアルビレオとエータ間と同じ距離だけアルビレオから下にさがれば、そこにアレイ星雲がいるはずです。
見つけましたね?(笑)

GFXを取り出したときにはさらに風が強くなっており、時折り体が揺さぶられるようで三枚しかシャッターを押すことが出来ませんでした。
倍率が低いのと枚数を多く撮れなかったので拡大画像は厳しいのですが、集光力と色の乗りかたはさすがで、たくさん枚数を重ねられたら
きっと良い画像が得られるのではないかと期待しております。
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FUJI GFX 50S & GF120mm F4 Macro トリミング


夜空に星が一杯見えていたなら、いろんな星雲を探してみたいのですが、年々空の条件は悪くなってきます。
市街地の灯りの光害のためです。今のうちですね、やれるのは。

見えているのものを撮るのはもちろん面白いですが、見えていないものを探し出すというのも
大変面白いものです。写っていたときの喜びは何物にも替えがたいですね。
もっともっと研究して綺麗に写し出せるようにしてみたいものです^^



# by nontan91 | 2017-06-11 23:04 | PENTAX K-1 | Comments(6)
一ノ倉沢、雨 Ichinokura-sawa , Mt. Tanigawa-dake #GFX50S#PENTAXK-1
土曜日が臨時の休みになったので通行規制が始まる前の雄国沼に行こうと思っていたら
すでに通行規制、シャトルバスで上がるしかなくなったので断念し、第二候補の飯豊石転び沢の出会いへ雪渓歩きを目論んだが
ここは雨の予報でまたも断念。第三候補の谷川岳一ノ倉沢、ここは何とか晴れ間がのぞきそうだったので、ここに決定。
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FUJI GFX 50S : 32-64mm F4 画像クリックで拡大できます Click to enlarge 午前4時9分撮影、日の出前。




真夜中は月が顔を出し、星も見えていたので仮眠するのものどかしく午前2時過ぎにヘッドランプをつけながら歩き出す。
ところが、先ほどまで見えていた星はほとんど見えない。月も沈んでしまったので真っ暗な中林道を登る。
駐車場からだと約4kmの道のり。途中道端で「グゲゲッ!!」という大きな鳴き声にビックリ!
沢でカエルが啼いていた(笑)大きな音がするたびに振り返りライトを向けて確認するが何も無し。
この時期、夜中の山道一人歩きは肝を冷やすことばかり。冬場の方が精神的に楽だ。
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FUJI GFX 50S : 32-64mm F4

午前3時過ぎ、一ノ倉沢に到着する。
かすかに山影が見える。尾根の方は雲がかかっているが風向きが谷から吹き上げているので、いずれ雲は取れるだろうと踏んで小休止。
真っ暗で星もないので、仕方なく10年間ご愛用のEPIgasストーブで湯を沸かしコーヒーを飲もうと準備していると
突然雨がパラパラと降ってきた。気がついたら風が山からの吹き降ろしに変わっている!?
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PENTAX K-1 & SIGMA APO 70-300mm


これでは雲は稜線からこちらへ向かって降りてくるばかり。
山を覆い隠してしまうのでなんとか明るくなるまで持って欲しいという願いもむなしく本降りとなった。
リュックをくるんだ防水シートの上に雨の水溜りが出来る、コーヒーは雨水で薄まってしまう(笑)

今年は昨年の同時期に比べるとはるかに雪がたくさん残っている。
雪渓の厚みはかなりあり、登山者は苦労して雪渓に登りついている。
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PENTAX K-1 & SIGMA APO 70-300mm

それでもここから大きな岩がごろごろしている沢筋を登っていくよりは雪渓の方がずっと楽だ。
ただ、雨はどうしようもなく降り注ぎ、ここまでやってきて登山をあきらめたグループもある。
「この雨では岩場を登る自信がないよ」きっとそれが正解でしょう。
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PENTAX K-1 & SIGMA APO 70-300mm
雨に煙る衝立岩の基部。
もちろんわたしゃ登りませんけど、みなさんここを上がっていくんですよね。


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PENTAX K-1 & SIGMA APO 70-300mm


帰る途中で撮影したマチガ沢。
初冬の厳しい風景はありませんが、誤算がひとつ。
木が育ちすぎて下の方がまったく見えません。この時期に来たことがなかったから予想はしていたものの
もうちょっと上が見えるかと思ってた(笑)


カメラ2台とレンズが3本、がっちり三脚に食い物、水、ストーブ、椅子など全部あわせると重さは10kg近くになってしまった。
近くの低山では大丈夫なはずのトレッキングシューズでは重量を支えきれなくて、このあたりで足に違和感を覚え、しまいに足指の付け根が痛くなってしまった。
次回は山登り用のがっちりした靴が必要になる。


# by nontan91 | 2017-06-04 16:45 | GFX50S | Comments(6)
水田に日は落ちて Sunset at rice field #SONYα7II
田んぼシリーズ、第2弾。

山の中、急に開けたところがあって水田が広がっていました。
まだ田植えが終わったばかり、水面に夕焼けの雲が映っていました。
こんな光景は今の季節だけのものです。車を停めて三脚をセットし、いいなぁ!とか言いながらシャッターに指をかけていました。
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SONY α7II & 16-35mm F4


こういう場面に出くわしていつも困るのがどこに露出を合わせようか?ということ。
空が飛ばないように設定すれば影の部分は全部真っ黒になってしまう。
それはそれで写真に撮れば当たり前のことなのですが、実は人間の目には土手の緑も見えているし
空も飛ばないで見えている。カメラの機能を大きく上回る我々の眼と脳ミソ。

両方とも描写するためにはハーフNDフィルターを使って明るさを調整するのが手っ取り早い。
しかし、取り出して装着して、というのが面倒だし、だいたい持ってくるのを忘れていることが多い(笑)
HDRという手もあるが、なんとも不自然で絵画のようになってしまう。

ところがこのαシリーズのカメラには強い味方がありました!
本体に必要以上の装備を載せないで必要なものをソニーストアから、あとでアプリとして購入すればいいという。
その中にデジタルフィルターシリーズがあって、なんと画面を二分割、三分割してNDフィルターをかけ、それぞれに露出や絞りを設定できる。
さらに、フィルターの境界部分のぼかし具合まで調整できるすぐれもの。斜めがけまで出来ちゃうんですね^^

やってみましたよ。
まずは二分割して1stパートの空の部分が飛ばないように露出を決める。
2ndパートで田んぼの部分の明るさを調整し、土手の緑が薄っすらと不自然に見えないように描写できるように境界部のボケ具合を調整する。

極端にしてしまうとそれこそヘタなHDRの見本みたいになってしまうので、モニターを見ながら微妙に調整をして撮影したのが一枚目。
肉眼で見えているものとは違うけれども、写真と肉眼視のよいところ取りが出来るかもしれない。
そんな可能性を秘めたアプリでありました。
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さらに、さらに。
この同じアプリの中にはカラーフィルターもついているのです。
それもどこまでかけるか簡単に決められるし、強さ、露出も設定できます。
二枚目はアンバーフィルターを空の部分にのみかけてみました。

こういうeffectをかけるとほとんどのカメラはjpegでしか保存できないのですが、αはRAWのまま保存ができます。
それがありがたいですね。
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ただ、このフィルターには問題点があって、二分割ならシャッターが2回、三分割なら3回のシャッターが少し間をおいて切られることです。
手持ち撮影には自信があったので(笑)試しにやってみました。
うまくいった!

いい感じに撮れてるじゃないですか?
空がいい具合に落ちていて、田んぼの緑は日が当たって明るく描写されている。空がここまで落ちる露出で撮ったら田んぼは暗くなりますからね・・・
やったね~とPCでよく見てみたら、右端の方は見事にずれていた(笑)
つまりは三脚が必須ということです^^

こういうeffectをかけることを嫌がる方もおられますが、肉眼で見たものが正しいのであれば
写真にした時点で肉眼視したものとはすでにかけ離れてしまっているのですから、うまく調整することはかまわないわけです。
いろいろ試してみて良いものを取り入れていくのもいいのではないでしょうか?

これらのアプリはα7シリーズだけでなく、α6000や6300、6500などのAPS-Cカメラにも対応していますから
お持ちの方は試してみるのもいいですよね、有料のものも無料のものもあります。
一度購入すると、登録したカメラ10台まで使用できるらしいですからね^^


# by nontan91 | 2017-05-30 21:07 | α7II | Comments(6)
古都逍遥 Nara city #SONYα7II#RX1RII
モノクロームで歩く奈良の町。

廣目天 東大寺。
きっと大映の大魔神のモデルに違いありません。
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SONY Rx1RII 画像クリックで拡大できます Click to enlarge


日輪山 新薬師寺。
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SONY α7II & SUMMILUX-M 50mm F1.4



飛火野。
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SUMMILUX-M 50mm F1.4




若宮神社 春日大社。
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SUMMILUX-M 50mm F1.4




飛火野。
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SUPER ELMAR 21mm F3.4




日輪山 新薬師寺。
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SUMMILUX-M 50mm F1.4




JR奈良駅前。
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SUMMILUX-M 50mm F1.4


モノクロームで撮るには最初からモノクロに設定しておかなければならない。
カラー画像をあとでモノクロ化しようと思ってもろくなものができない。
最初っからモノクロの目で見ていることが肝心だと思う。

いつも後から思うことだけど、もっとモノクロを撮っておけばよかった!
後悔ばかり。





# by nontan91 | 2017-05-27 02:11 | RX1RII | Comments(6)
久しぶりの雨 rain,rain #GFX50S#RX1RII#DP0Quattro
今日は久しぶりに雨が降っています。
このところお天気が続いていたのでカラカラに乾いた地面も少しは潤ってくれるでしょう。

先日の天王の春祭り、いつもの巫女様の写真はどうした?と言われ
出し忘れていたことに気がつきました、いや、出し惜しみじゃないんですよ(笑)
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FUJI GFX 50S & 32-64mm F4  画像クリックで拡大できます click to enlarge


これは4月19日ですからだいぶ時間が経ってしまいましたねぇ。
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SIGMA DP0 Quattro



7月になると今度は夏祭りが控えています。
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SONY RX1RII



天王祭りは雨祭り、とはよく言ったもので
今年の春祭りも雨、そして風が強かったのです。
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SIGMA DP0 Quattro



あまりの風雨にお宮の正面入り口を閉めたまま執り行われたのを見たのは初めてでした。
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SONY RX1RII



今年も巫女様はご健在、そしてますます美しくなられておりました。
アップの写真もありますが、もったいなくて出されません。
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SONY RX1RII


本日の一枚は
TITO GOBBI ティート・ゴッビで「A LA SCALA」という一枚。

イタリア生まれのバリトン歌手です。
1913年生まれで1984年に亡くなっていますが演技がとてもうまく、よく通るバリトンで
私の好きな歌手の一人です。レコードはフランスのパテという名門のレコード会社から発売されたもので
ライナーノーツがフランス語なものですから、何が書いてあるのかよくわかりません(笑)

ミラノスカラ座でよく公演された演目から、ということでしょうか?
トスカや椿姫、リゴレットなどからおいしいところをミラノスカラ座オーケストラと共に
気持ちよさそうに歌い上げています。






# by nontan91 | 2017-05-23 22:11 | GFX50S | Comments(6)
穴うえ rice field #GFX50S
平野部ではとっくに田植えが終わりましたが、
山間部ではまだこれからというところもあり、桜の開花と同じで県内でもいろんな時期の田んぼが見られます。
そんなところを探して歩くのもこの時期の楽しみの一つです。
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FUJI GFX 50S & GF120mm F4 macro : 画像クリックで拡大できます Click to enlarge


昔はすべて手作業、己の肉体を使っていましたが、田植え機が普及して大昔に比べれば楽にはなってきたようです。
また基盤整備をして小さな田んぼを統合し一枚の大きな田んぼにして作業の効率化を図り、
それとともに個人ではなく何軒もの家が合同で米の生産を始めるようになっています。

もちろん機械の入らない山の中の棚田もたくさん残っていてカメラマンの被写体になったりしているのですが、
農業従事者の高齢化が進み、そのような人力に頼らざるを得ないところは次第に作付けをやめるところも散見されるようになり、
私たちも去年素晴らしい写真が撮れたから、と出かけたところが荒地に変わっており愕然としたことが何度かあります。

そんなこんなで、最近の田植え機は大型化し性能がよくなり、隅を上手に植えるようになったりGPSで直進性をコントロールしたり
と盛りだくさんの機能を搭載していますが、どうしても多少の植え残しは出るものです。
またそういったミスの少ない最新の機械は何百万もしますからおいそれと買い換えるわけにはいきません。
最後は人力で植え残しの穴の開いた部分はこうやって腰に苗箱をぶらさげて一箇所一箇所と埋めていきます。

こんな凄い作業、私だったら15分もしないうちに足腰が立たなくなり、田んぼの真ん中から救急車を要請することになるでしょう(笑)
このような作業を目の当たりにしていると、生産者米価がもっと上がってもいいのになぁ、と思うのですが、
そうなると今度は米離れがいっそう進んでしまうのかもしれません。


というわけで、今日の一枚は
吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」

青森県が生んだ偉大なるラッパーです。
若いモンのラップなど遠く及びません。こんな村いやだ、俺ら東京さ行ぐだ~と唄ってますが
実は故郷への賛歌、Youtubeあたりで探してみてください。
マイケル・ジャクソンのスリラーやビリージーンをバックにうたっているものもありますが、おいおい、こんなことしていいのかよ?(笑)


# by nontan91 | 2017-05-21 18:07 | GFX50S | Comments(8)
GFXで星を撮る billions of stars #Fujifilm#GFX50S
あまりに天気が良かったので山の中へ出かけました。
前回固定で星を撮ったときにいい感触があったので
赤道儀につけて撮ってみたいと思っていました。

赤道儀というのは簡単に言うと、星の動きに合わせて回転してくれる装置で
長時間の露出を行なっても星が点状に写ってくれます。

一枚目は誰でも写せる銀河の中心方向、great star cloudと呼ばれる星の密集地帯。
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画像クリックで拡大できます FUJI GFX 50S & GF120mm F4 macro (F5.6 120sec. ISO 3200)
You can see M8 and M20 in the center, M17 and M16 left upper side.

最初は広角で撮っていましたがガイドの精度がいいようなのですぐに120mmに交換し、
星像をきれいに描出するためにF5.6に絞り、ISO 3200で2分の露出をかけました。

中央付近にある赤く大きな星雲は「干潟星雲」と呼ばれるM8。
その直上にある小さな赤い塊が「三裂星雲」M20。暗黒帯によって三つに分かれて見えるのです。

左上には二つの赤い星雲が見えますが、南側(下)にあるのが「オメガ星雲」M17。
北側(上)にあるのが「わし星雲」M16。

大きなM8は条件がよければ肉眼でも確認できるほどですが、色は見えません。光のにじみ程度です。
ほかの三つは肉眼では見えません。一番左上にある「わし星雲」M16などはかなり長い間星団としか認識されておらず
20cm位の大きな望遠鏡でも光が滲んでいる程度にしか確認できないそうですが、
カラー写真に撮るとご覧のようにきれいな赤い色の星雲として写ってくれます。



二枚目はやはり星の密集地域、白鳥座の尻尾にあたるデネブ(青く明るい星)とその下の北アメリカ星雲。
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GF120mm F4 macro : F5.6 : 240sec : ISO 3200
Around the Deneb (Bright blue star : Cygnus α)



これは思い切って4分の露出をかけてみました。
通常は短時間の露出を行なったものを何枚もコンポジット合成し、さらに加算平均したり結構調整をして
仕上げることが多いのですが、中判カメラは、その集光力が違うのでしょう、たった一枚だけでもこれだけ写ってくれます。
縮小されたブログの写真ではモヤっと見えるかもしれませんが、是非拡大してください。
右下に網状星雲のきれっぱしが写っていますが、こんなに見えるんならもう少しアングルを下げればよかった(笑)

何度も言うように私は星の写真は素人です。
ただ星を見るのは昔から大好きなのでいつかは写真に撮りたいな、と思っていました。
ここへきてその望みは少しずつかなえられそうになってきましたが、問題は普通の写真を撮った上に
夜中も撮りっぱなしでは、眠る時間がなくなってしまうということが大問題となっています(笑)

三枚目は昇る銀河。
現地に到着したときには、こんなに星が見えているのになんで天の川が見えないんだ??
と焦りましたが(笑)まだ昇ってきていなかったんです。一枚目の写真にあるM8もM16,M17も見えていますね。
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Milky Way rising : GF32-64mm F4 (F5.6 : 120sec : ISO 3200)



赤道儀はピンからキリまでたくさんの種類がありますが、最初に使ったのはVIXENのポラリエ。
安価でコンパクト、実は胎内星祭りの会場で発売前の試作品の状態を見せていただいたのが縁で購入しました。
これは非常に使いやすく、本体についた小さな穴の中に北極星を導入するだけで立派な写真が撮れるので重宝しましたが
比較的軽いカメラで短めのレンズに限られるので(オプションでサードパーティの部品を取り付ければ200mmくらいまで写せないことはないですが)
現在はケンコーのスカイメモSという機材に、バランスウエイトなどのオプションパーツを取り付けて使用しています。

スカイメモSはGFXに120mmをつけた状態で十分長時間のガイドが可能なのでとりあえずこれで撮影です。
あと、トーストやSWATなど良いものはたくさんあるんですけどね~(笑)

そうそう、同じケンコーからスカイメモTというさらにコンパクトでスマホからも操作できる赤道儀が6月に発売されます。
耐荷重量3kg(雲台やその他オプションパーツ含めて)ということなのでポラリエの1.5kgに比べればフラッグシップに24-105mmでも
十分耐えられそうなので、自重640gということもあり持ち運びも楽なのでこれから始める方にはもってこいかもしれませんね^^




# by nontan91 | 2017-05-19 21:40 | GFX50S | Comments(4)
逆走する風景 Snaps, Nara City #RX1RII
無理や、通れんわ!
一方通行、逆走しとるんと違うか!?
横浜ナンバーやで、こいつ!
迷惑なやっちゃなぁ!

ならまちの狭い路地で動けなくなった車に怒号が飛び交う。
というか、動けなくなったのを見て楽しんでるみたいだ(笑)
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SONY RX1RII : Carl Zeiss Sonnar 35mm F2


奈良に一回行ったくらいで面白さがわかるわけがない。
もっとたくさん歩き回ってみたいが、N潟からはとにかく遠い。
与論島へ行くのと同じくらい時間がかかるのだ(笑)
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持って行ったのカメラは3台。
みんなリュックに入れて一日中担いでまわった。
さすがに三脚は早朝だけ、ホテルに置いてきた。
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とにかく暑いのだが、これが初夏だからこんなもんで済んでいるけど
奈良盆地の真夏は京都とどっちが暑いのだろう?
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懐石料理をいただく。
さすがに関西の味付けはレベルが違う。
ここに比べれば東京の料理もN潟の料理も一律に田舎料理だ(笑)
田舎人、大いに喜ぶ^^
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地元のお酒の飲み比べセットというのがあったのでお願いしてみた。
確かに単独でいただくにはどちらも美味しい。
ところが、酒飲みでない私が言うんだから当てにはならないが、いずれのお酒も微妙に料理の邪魔をするのである。

おかしいな?とは思ったが、それが新潟のお酒と違うところなのだそうだ。
新潟のお酒は料理の邪魔をしない、料理を引き立てる。なるほどそういうことなのか!
もっとも酒飲みでない私が言うことだし、教えてくれたのが新潟の酒飲みだから身びいきということもあるかもしれない(笑)
それでも素人でもそれがわかるということだからある程度は真実ではなかろうか?



本日の一枚は
ビリー・ホリデイの唄でYESTERDAYS。

SPレコードです。
シェラックという硬く厚いレコードで77回転という高速でターンテーブルがまわります。
以前はVICTOROLAという蓄音機で聴いていましたが、あまりにでかく場所取りでゼンマイを巻くのも面倒で
SP用のカートリッジを使って電気的に増幅するいわゆる電蓄方式に切り替えました。
現在は1939年製のテレフンケンの励磁型、フィールドタイプの8インチ径のスピーカーで再生していますが、
目をつぶると、まるでビリー・ホリデイが目の前で歌っているような錯覚にとらわれます。
いや~、本当に凄い歌手だったのだな、と聴くたびに鳥肌が立つのです。


# by nontan91 | 2017-05-17 01:29 | RX1RII | Comments(8)
真夜中の風景 somewhere on Sado island II #GFX50S
漁師たちの町。
車がすれ違うのも大変な狭い路地を通り抜けると、ポンっと漁港前の広場に出た。
こんな時間に三脚をたてて写真を撮っているところを住人に見咎められたら、何と言い訳しようか?
などと考えながらそっとシャッターを押した。
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FUJI GFX 50S & 32-64mm F4




オレンジ色のナトリウム灯と水銀灯の二種類の光がミックスして
あちこちの板張りの外壁や道の上に複雑な模様を描き出している。
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あまりここに長くいるのも気が引けたので、30分ほどで切り上げる。
できれば2~3時間歩き回りたかったけれど。



今日の一枚は
CLIFFORD BROWN
jazz immortal
featuring
ZOOT SIMZ

いったいどこからあのアドリブのフレーズが湧き出てくるのだろう?
1952年から56年までのわずか4年間で、彼は他の誰もが一生かかっても成し遂げられないことをやってしまった。
人々の耳に鮮烈な記憶を残したまま25才で自動車事故のため亡くなってしまう。

クリフォード・ブラウン(tp)
イーストコーストのジャズの中心人物としてマックス・ローチなどと組んで活躍していた彼が
唯一ウエストコーストのメンバーと組んで録音したのがこのレコードで、手元にあるのは
67年に東芝が発売した国内盤で、「不滅のクリフォード・ブラウン」と邦題がついている。
イーストコーストのレコーディングと違いスリリングさでは一歩譲るけれども編曲の妙があり
大変魅惑的な一枚となっている。


# by nontan91 | 2017-05-14 22:03 | GFX50S | Comments(8)
鬼太鼓の日 somewhere on Sado Island #PENTAXK-1
春になるとやってくる鬼太鼓の季節。
動ける限り記録に残していこうと思う。
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PENTAX K-1 & SIGMA APO 70-300mm F5.6








最初GFXで撮っていたが、この渋い色合いはPENTAX+SIGMAでしか出せないことがわかり途中で切り替える。
古い設計のレンズなので手振れ補正も搭載されていないが、K-1のカメラ内手振れ補正がある程度効いてくれるから安心してシャッターを押せる。
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集落を一軒一軒まわって、最後は夜になる。
踊り手は相当きつい。
鬼は雄と雌がいて、この白髪は雌鬼。
それぞれに踊りも違う。今年は佐渡のTVクルーも途中まで参加していて
あちこちの鬼太鼓を収録してきたけど、ここの踊りと太鼓のリズムは他と違って盛り上がりがすごい!と驚いていた。
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毎年鬼太鼓を見ていると毎度おなじみで挨拶をしてくれる人、初めて逢う人
いろんな方に出会えて、それも面白い。
昨年デビューした子鬼君もずいぶん大きくなって大人びてきてびっくりしたり。
いつも一緒に行くT*さんが所用で参加できなかったため、このサイトで今年の佐渡を見てもらいましょう^^
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5時頃にパンを一切れ食べただけなのですが、じつは回る家々に飲み物や食べ物を用意してあるので
寄るたびに「食べてけ!」と差し出されるので2~3軒行くともう昼飯も食えなくなるくらい腹一杯になるのです。
とにかく断れないので、これが大変(笑)


# by nontan91 | 2017-05-12 21:09 | PENTAX K-1 | Comments(14)
伊藤邸の藤が満開 #wisteria flowers on the water#GFX50S
北方博物館、伊藤邸の藤の花が満開という話が2,3日前に伝わった。
その後、強い風が吹いたのでみな散ってしまったかと思っていたが、まだしっかりと残っていた。
今週末までは十分大丈夫かな?
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FUJI GFX 50S & GF32-64mm F4

いつもは裏の大駐車場に停めて西門~中門から藤の花を見に伊藤邸に入るのですが
今回初めて普段は使わない正門である大門からの入場となります。
なので、大駐車場に停めると結構歩かないといけません。
途中の黒塀などライトアップしているので、それなりに楽しいのですが、今日のように雨が降ったり
足腰の弱っている方にとっては負担になりますので両方から入られるようにしていただければありがたいのですが・・・


今日の一枚は
ベートーベンのヴァイオリンソナタ第5番「スプリング」

D.オイストラフとL.オボーリンの演奏で。
いつ誰によって名づけられたかは不明ですが、この曲は「春」と呼ばれるようになりました。
確かに出だしこそ「春」のうららかな雰囲気に満ちていますが、途中からは春一番、春の嵐、
まだまだ本当の春は来ないんだよ、と言われているようで、初夏に近い春というより
3月初めの三寒四温、まだ厚いコートが必要だけれども暖かい日もあるという春の兆しを歌ったものという感じでしょうか?

多くのレコードがありますが、何といってもオイストラフのヴァイオリン、オボーリンのピアノ、この二人で作り出した名演奏は誰も超えることができません。



# by nontan91 | 2017-05-10 23:59 | GFX50S | Comments(4)
休憩は極上のカフェで teabreak at Nara Hotel #RX1RII #GFX50S
いきなり休憩?
だって暑いんですよ(笑)

確かに午前4時に春日大社に向かったときはタクシーを使いました。
そのあとは背中に3台のカメラとレンズを入れたリュックに三脚までくくりつけてぐるぐると歩き回りました。
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SONY RX1RII

もう、ここのティールームとバーを見たとき、なんでここのホテルにしなかったんだろう?と思いましたね。
もし風雨で出歩くのが大変なときでも一日中ホテルを撮影していればいいじゃないですか(笑)
でもきっと高いんでしょうね?
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SONY RX1RII

フロントへ行って二階にあがって撮影してもいいですか?と聞くとOKとのこと。
いいですね、この古き佳き佇まい。
なんとなく日光の金谷ホテルにも似ていますね。
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FUJI GFX 50S & 32-64mm F4

ティールームはこの奥、今人が出てきたところです。
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FUJI GFX 50S 6 32-64mm F4

一階に下りてみると正面玄関に向かうとこんな感じ。
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SONY RX1RII

外に出てみるとその外観、いいですねぇ。
最近のモダンなホテルにはない雰囲気がたまりません。
スタッフの皆さんも素敵ですよ、何十年も勤めておられるベテランの方と
若いスタッフがじつにきびきびと動かれていて。
うん、次回はなんとかこのホテルをリクエストしてみましょう^^
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# by nontan91 | 2017-05-08 23:59 | RX1RII | Comments(6)
古都幻想 Nara, ancient city #GFX50S
奈良は修学旅行以来一度も訪れていなかった。
ところが、大仏もみんな見たはずなのに、その記憶がない。
実際に東大寺を歩いて南大門を見ても、大仏殿に入ってもその当時のことは蘇ってこない。
ただ先日TVで見た記憶だけが脳裏に浮かんでくる。

本当に奈良に来たのかさえあやふやになってしまっていた。
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画像クリックで拡大できます FUJI GFX 50S & 32-64mm F4

朝3時に起きて4時前には春日大社にいた。
暗い中、どこが本殿かもわからずうろうろしながら撮影を続ける。
やっと明るくなったところで鹿が出迎えてくれて大社の本殿へと導いてくれた。


Twitter仲間には大変お世話になった。
もちろんGWはそれぞれ別の場所へ取材に出かけてすれ違い。
それでも電波が仲間をひとつにしてくれる。
その場にいなくともいろんな情報を教えてもらえるのはありがたい。

お土産も、あれを買え、これを買え!(笑)とtwitが飛び交う!
おかげで袋一杯のお土産をぶら下げることになり、指がちぎれそうだった(笑)


# by nontan91 | 2017-05-06 00:53 | GFX50S | Comments(8)
佐渡によこたふあまの川 Milky way on Sado Island #PENTAXK-1#GFX50S
芭蕉はN潟の出雲崎から あらうみや佐渡によこたふあまの川 と詠んだとされています。
この句の解釈には様々あって、天候が荒れていたら佐渡も星空も天の川も見えんだろう?
自分の親しい人となかなか逢えないのを、佐渡と自分を隔てている荒海を、織姫、彦星の天の川伝説に
なぞらえてこのような句を読んだのだ、とか、まあ色々な意見がありますね。

しかし、佐渡に行ってみればわかります。
あまりの星空に、夜中に路肩に雪の残る大佐渡スカイラインを駆け上り
展望台から星空をみれば、夜空にくっきりと天の川が!
しかも真野湾から両津湾にかけてまるで夜の虹のように佐渡に横たわっている姿が見えるのです。
芭蕉は実は佐渡に渡っていた!?


15mmでも全貌を捉えるのは無理、魚眼レンズが欲しかった!
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PENTAX K-1 & 15-30mm F2.8

拡大すると、真野湾の輪郭がわかります。
佐渡は地図で見るとS字型をしているのですが、真ん中のくびれの部分の左側が真野湾で日本海を向いています。
そのくびれの右側が両津湾で本土、新潟を向いています。ここから見ると天の川は真野湾から端を発し、
写真で云うと左側へ続いていき、両津湾の向こうに沈んでいるんですね。

一枚目は空が青く写っていますが、これを撮影したのは午前3時44分です。
まさに航海薄明の始まりの時間。航海薄明と言うのは太陽が地平線または水平線の下6度~12度にあり
肉眼では真っ暗な星空なのですが、海と空の区別が薄っすらとつき、航海に必要な星はまだ十分に見えている状態です。
でも、撮影するとこうやって空が青くなっているのがわかるんですね、この時間帯が一番好きです^^
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二枚目はもっと前の時間に撮影したもので、まだ空は真っ暗ですね。
地上付近がなんとかくモヤっていますが、この日は黄砂がひどかったのでその影響もあるのかもしれません。
天の川のクッキリ度が違いますが、一枚目はGPS機能を利用したアストロトレーサーを使って60秒の露出をかけているからなんです。
当然地上の明かりはぶれているのですが、15mmでこのくらいの露出ならほとんど目立ちません。
二枚目は普通撮影で20秒です。


さて、GFXでは星空の撮影は可能なのでしょうか?

大丈夫です。ただし、25mm相当でF4ですからPENTAXのようにうまくは写ってくれません。
25mmだと星が点状に見えるギリギリは13秒の露出なのでISO6400に上げて撮ってみました。
当然写る星の数は少ないです。でも中判カメラだけあって画像の素性はとってもいいです。
こんなに晴れることがわかっていれば赤道議を持って来ればよかったな~
ISO感度を落して1分くらいの露出をかけたらかなりいい写り?をするのではないでしょうか
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FUJI GFX 50S & 32-64mm F4



こちらは両津湾方面です。東側なのですでに明るく日の出が近いことがわかりますが、まだ午前3時46分です。
かすかに天の川が残って見えていますね。山頂の風は冷たく、車に積んであった厚手のダウンを着込んでブルブルしながら撮影してます(笑)
これもアストロトレーサーで60秒の露出です。海岸の明かりは当然ぶれてますが星は点状です。
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PENTAX K-1 & 15-30mm F2.8


佐渡行きにはいつもご一緒するT*さんが今回所用でどうしても参加することができず、
この景色を見ることができませんでした。来年は是非に^^

ほとんど寝ずの状態で日の出直前までここに残り、今度は山を駆け下り目的地の鬼太鼓の里へ向かいます。



本日のお供は
セルゲイ・ラフマニノフの13の前奏曲。
リヒテルのピアノ演奏で。

MELODIAというロシアのレコードですが、この曲集を聴いたのは初めてでした。
録音はとてもいいんです。真空管での古くて良い録音装置が残っていたからなんですね。
これは東欧のエテルナやスプラフォンなどにも共通して云えることですが、最新の録音機器が必ずしも良いとは限らないのです。
また、曲はいかにもラフマニノフらしく豪快で美しくスケール感のあるものが多く、それをまたリヒテルが
彼にしか出来ないタッチで演奏してるんですよ、弱音部なんか消え入りそうで、ええです^^




# by nontan91 | 2017-05-01 23:38 | PENTAX K-1 | Comments(8)
ワタシをカモメと呼ばないで #GFX50S
佐渡汽船のカーフェリー「おけさ丸」に乗って両津港へ向かいます。

年に二回くらいは佐渡へいきますね。
ところがN潟県民でも佐渡へ行く人はそれほど多くありません。
近すぎるのであえて出かけることもないということなのでしょうか?

天候が許せばフェリーに乗っている間、かっぱえびせんでカモメと戯れています。
いや、正確にはカモメではないですね。わかっていてもカモメと呼んでしまうのですが、
みなさんがカモメ、カモメと呼んでいるのは実はカモメではなくウミネコだったりすることをご存知でしょうか?

いてて!
ワタシの指まで持っていこうとしているこの鳥もウミネコなんです。
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画像クリックで拡大できます FUJI GFX 50S & 32-64mm F4


ウミネコの特徴はくちばしの上嘴、下嘴ともに先端に黒い模様があり、さらに最先端には赤い色が入っています。
尾羽の先端に黒い帯が入っているのも特徴。足の色が黄色。目の周りの赤いアイリングも特徴だとする文献もあれば、
そのことには全く触れていない文献もあるのでどちらか判断はつきません。
ま、だいたい尾羽と嘴の色で見分けをつけるようです。
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カモメもウミネコも同じチドリ目カモメ科ですから同じようなものですが、
いやいや、それは違いますね~人間だって関西人と関東人はあれだけ違うわけですから、同じ人間としてひとくくりに扱うわけにはいかない(笑)
カモメもウミネコも同じといっては怒られます^^;

普段は可愛いと思えるウミネコもこうやって精密に瞬間を捉えてみると猛禽類と同じような獰猛さを持っているように思えます。
ほら、三枚目なんか羽でライバルをブロックしているのがわかりますか?
えびせん持ってる方も実は怖いんです(笑)
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GFXでこんな写真を撮っている人もいないと思いますが(笑)
最短撮影距離の関係で左手は精一杯伸ばしてえびせんを、右手は精一杯後ろに引いて
弓矢をつがえたようなスタイルでノールック置きピンで撮影しています。

AFは役に立ちません、ピントが合った瞬間にはすでに何センチもずれているわけですから、列車の撮影と同じですね。
ものすごい勢いで突っ込んできますから、目で見ていては間に合いませんので、
えびせんを持った指の感触で、来た!と思った瞬間にシャッターを切るのです。これは釣りのアタリと一緒(笑)

# by nontan91 | 2017-04-29 23:58 | GFX50S | Comments(16)
大般若会 II DAI-HANNYA-E II #GFX50S
GFXの写真を出さんとは何事だ?
というご指摘があり(笑)急遽第2弾として掲載することとなりました。
詳しいことは前回のものを参考にしてください。
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FUJI GFX50S & GF120mm F4 Macro 横画像はクリックで拡大できます



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FUJI GFX 50S & GF120mm F4 Macro




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GFX 50S & GF 32-64mm F4






本堂に展示してあった襖絵の一部です。
どこかで見たことのあるような物語が描いてありました。
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FUJI GFX 50S & GF32064mm F4




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FUJI GFX 50S & GF32-64mm F4





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FUJI GFX 50S & GF32-64mm F4

今日は海の方の婆ちゃんと話をしていたら
「すほんが つこたてば うでいどなった」

???

さすがに私もベテランの従業員もわかりません。
「すほんが」が全く意味不明なのです。よくよく説明を聞いてみると、
四本刃の鍬(クワ)のことのようです。
「しほんぐわ」がなまって「すほんが」
しかも「す」はシとスの中間で「ん」は小さい「ん」。「が」はよく聞くと「ぐぁ」。
四本刃のクワを使って田んぼの代掻きをしていたら、あまりがんばったので腕が痛くなった~そういうことらしいです。

「じゃあ、普通の鍬はなんて云うんですか?」と聞くと

「ひらがー」

なるほど、平らな鍬のことですか!
地元ですから殆どの方言は理解しているつもりですが、まだまだ新しい言葉が出てきます^^




さて、29日は佐渡へ渡ります。
このところいろんな行事の予定がびっしりと入っていて休む暇なし。
フェリーに乗っている間は寝ていられますから何とかなるでしょう(笑)

# by nontan91 | 2017-04-27 23:28 | GFX50S | Comments(6)