今頃はニッコウキスゲが花盛りで、雄国沼へはシャトルバスのみが上がれる時期だ。 マイカーはすれ違いもままならず、渋滞が発生するのでしばらくの間は通行禁止。 始発に乗っても、かなり太陽が昇ってから到着するしかないので この風景は見ることが出来ない。通行止めの直前に撮った雄国沼の第3弾。 ほとんどの撮影では24-240mmが1本あれば事足りる。 ただ風景写真では動ける場所に制限があるのでどうしても300が欲しい時がある。 そんなとき、このレンズ、FUJIの55-200mmと同じでちょっと開放F値を落としてコンパクトに仕上げてあって大変よろしい。 とは言っても結構大きいが、リュックに1本忍ばせて行くくらいは何とかなる。 #
by nontan91
| 2019-06-15 00:58
| SONY α9
ファインダーをのぞいただけで、これはいいレンズだ!と思った。 R天のカメラ店を通じて購入したXF 55-200mm。 およそ半値で、ほとんど使用感の無いきれいなレンズを手に入れた。 評判どおりのいい写り、問題は腕だな(笑) フジノンはプロ用レンズを作ってきた富士の製品だから信頼感がある。 どこにも尖がった写りも無いかわりに、文句をつけたくなるようなところも無い。 優等生と言えばそうだが、80点平均ではなく限りなく100点に近い優等生だから他のレンズとは違う。 それが面白くないと言う人もいるが、レンズの癖を利用して作品を作るというのができないので 逆に私のように適当に撮っている人間にはとても難しい(笑) それはそうですね、フジの中判カメラというのはカタログを作ったり雑誌の写真を撮ったりと プロの人たちが使っていたカメラですから、変な癖があっては困るわけだ。 その流れをくんだXFレンズは趣味レンズと言えども真面目そのもの。 仕事が早く終わって、夕陽がギラギラと輝いていたので浜辺に走る。 サングラスをかけていても光がまぶしくてまともに太陽を見られない。 南国のように照りつけるからまるで日南海岸を走っているようだ。 それでも日が落ちてくればN潟の海に戻る。 浜千鳥が一羽、渚の砂浜をつつきながらちょこまかと移動している。 こんなとき300mmはありがたい。 浜茶屋はまだ本格的に稼動してはいない。 マスターがいるかと思ったが、人影がなかった。 きっと週末にはやってくるのだろう。 夕方はこのくらい雲があったほうが空の変化があってよろしい。 ピーカンはピーカンで面白いけども。 釣り人は見えているところでは三人だけ。 ちっとも釣れていない、こんな日もあるさ、という感じ。 最近は晴れていても、仕事が終わるとがっくり疲れて浜まで走る気がしなかった。 夕焼けがきれいでも他人事のように空をチラッと眺めるだけ。 久しぶりに海へ出てみたら、やっぱり何となく元気になるから 閉じこもってばかりいてはいけないな。 さて日付も変わってしまった。 シャワーでも浴びて寝るとしましょうか。 #
by nontan91
| 2019-06-12 00:09
| X-T30
2012から2013にかけて訪れたイスタンブール。 当時はまだ安全で、一人で路地裏に迷い込んでも危険を感じることは無かった。 その後政情不安定になり、大統領の政策に反対する市民のデモ、例のISによるテロなど相次ぎ、 ツアーに紛れ込んで行動を共にするのならともかく、ひとりで夜中に歩き回るのは、ちと怖い状況になった。 それでも自分の中ではもう一度訪れてみたい都市の筆頭にあるのがイスタンブール。 当時、iPhone 4が手元にあったが、GPSの精度がいまいちで旧市街の細い路地に迷い込むともういかん! 平気で路地2本分くらいずれたところを指し示すので、どこを歩いているのか見当がつかなくなってしまう。 そうなると自分の勘だけが頼りで、何度か元の場所まで戻ってやり直し、ということがあった。 観光地に近いところだけ歩いている分には特に問題なく、魚屋さんの前ではずいぶん撮らせてもらった。 この街では、ネコは神様の贈り物と言われ、とても大事にされていた。 Istanbul KartというSuicaのような何でも乗れるカードを手に入れてフェリーでボスポラス海峡を何度も渡り アジア側とヨーロッパ側を歩ける場所はくまなくまわった。このころは足も丈夫だった。 今はすぐにくたびれて半分もまわれないだろう(笑) 海峡を横断するのは、だいたい20分くらいで何箇所かの港に着ける。 そこからまた別の港に行く船が出ているので一日に何度も乗船しては見知らぬ街を探検した。 食い物は美味い。 いままで行った国の中ではベスト、特にスイーツの美味しさは他と比べ物にならない! こうやって路地裏の地元の人しか行かないような食堂でも美味いものを必ず食わせてくれるのだ。 もちろん、言葉は通じなくとも身振り手振りでなんとかなる。上の写真の右端のおじさんが私にそっくりだといってみんな笑うのだが・・・ ここは東南アジアとはまた違った活気があった。 食い物から比較すれば、こちらの方がずっと好みなのは間違いない。 とにかくあれも食べてみたい、これも食べてみたい状態で、店を見つけるたびに手を出していた(笑) リスボンつながりで過去の旅行から最近画像を引っ張り出しているが、 以前は気がつかなかった面白いものがたくさん眠っていることがわかった。 いつかまとめてみようと思って整理している。 イスタンブールには成田から直行便があるので助かる。 何度も乗換えというのは国内線でもくたびれる。 沖縄の与那国島に行った時がそうだった、三度も乗り換えるといい加減疲れる。 もっとも台湾からたった100kmしか離れていない場所に行くのだから仕方ないことだけど、 与那国島ももう一度行ってみたい。 #
by nontan91
| 2019-06-04 23:58
| M9
午前3時前から雄国沼をウロウロして山を登り下りして木道を歩き 撮影を終えて駐車場に戻ったのが8時半ごろだった。 前回来たときは晩秋で、木道の周囲の草木は朝露にびっしょり濡れていて通りにはみ出しているので 通過するたびにズボンはぐしょぐしょ。なので今回はオーバーズボンを着用してきたけれど 気温は10度以下にはならず、それほど酷い目にあわずに済んだ。 暗いうちから待機して、持参した小さな折りたたみ椅子に腰掛けながらコンビニのおにぎりをほおばって夜明けを待つ。 とても美しい光があたりに満ちてきた。 私の後からやってきたカメラマンがひとり、ちっとも焼けないとか何とかいいながら じきに引き上げていった。きっとこういう光や色が見えないのかもしれない。 派手に雲が赤く焼けてくれなければつまらないのだろう。 また広い湿原に一人きりになり、どこかにいい光が入っていないか探し回る。 岸辺に1本光のラインが入る。どうしてここだけそうなるのかよくわからない。 わからないけれど、きれいだった。 今回雄国沼に持っていったカメラはFUJI X-T30とSONY α9の2台。 三脚はGITZOのトラベラーで細いものを1本。レンズも最小限にして重量を押さえ、機動力重視。 FUJIも独特の発色をして喜ばせてくれるけれど、SONY αもまた他のカメラでは得られない世界を見せてくれる。 そういえば、GITZOのカタログを見てたら、SONY α専用のトラベラー三脚というのが発売されていた。 カメラプレートがαにぴったりとしてねじれないで済むという。 GITZOから専用機が出るということはSONY αシリーズもメジャーになったということだな。 ただ、値段を見てびっくり!ずいぶん高くなったものだ。 一度買えば一生使い続けられるモノとはいえ、踏ん切りをつけるのは大変だ。 #
by nontan91
| 2019-05-31 23:55
| SONY α9
聖籠の二宮様のバラ園が今年も一般公開となりました。 毎年期間中には何度も撮影に出かける。入場料は500円なのでシーズンパスが欲しい(笑) 今年はFUJIの中判にCarl ZeissのMakro Planar 120mm F4をつけていく。 写りはおもしろいです。背景との距離や被写体によってはボケがざわつくこともあるのですが。 そのかわり、ピントの合ったところはカミソリシャープで、不思議な立体感、奥行き間が出るんですね~。 このレンズ、まったく寄ることの出来ないレンズで、結構遠くから狙うしかないし、 当然MFで、RAYQUALのどでかいマウントアダプターをつけているのでレンズフードをかぶせると まるでサンニッパでもつけているかのような巨大な姿となってちょっと恥ずかしい。 どうにも使いづらいレンズだったので、フィルム時代もあまり出番がありませんでした。 例えれば、暴れ馬のようなもので、その印象はデジタルになっても変わりません。 そのかわり、上手く御することが出来ればこれほどすごいレンズも無いと思います。 フィルムの頃は、現像が出来上がってから、あっちゃ~!?ということが何度もありましたが、 デジタルになって試行錯誤が簡単になったので、少しずつこのレンズの使い方を覚えていけそうです。 歳をとってから新しいことにチャレンジすることが出来ればボケ防止にもなるかもしれません(笑) 面白いのはマニュアルフォーカスで、EVFの性能がいいのでピタッと決まるのです。 この際、ピントアシストの色つきピーキングなど必要ないみたい。 赤だの青だのの線がつくと本当に合っているところがどこだかわからなくなるんですよ。 最近のEVFは進化したのでSONYもFUJIもMFはカラーピーキング無しでいけそうです。 今日の地方紙にこの二宮家バラ園のことが載ったので平日にもかかわらず 結構な人出でした。新聞のことを話題にしながら散策する人が何人かいたのできっとみんな読んでるんですね。 ピーク時には駐車場待ちになっていましたが、自分はお昼を食べないですっ飛んできたので何とかセーフ。 受付の方も覚えていてくれて、「あら、去年も?」 そうなのです、覚えてもらうほど通わないとここのお花は撮れません、 なにしろバラだけで400株あるそうです。圧倒される種類の豊富さですが、薔薇の名前はまったくわかりません(笑) シャッターを押した瞬間に風が吹いて花が煽られました。 それもまた良し^^ ここにはバラだけでなく、たくさんの種類の花が咲いているので目移りして困るくらいです。 特にクレマチスは種類も豊富です。花好きの方にはたまりませんね。 庭内には休憩所もあり、冷たい飲み物など販売しています。 テラスの椅子に腰掛けて、ゆったりと花を眺めるのもまた良し。 カメラを持っている方も大勢いらっしゃいます。 スマホで撮っている方、コンデジで撮っている方、どうみても某社のフラッグシップに大三元をつけて撮っておられる方、 意外と年配の女性が小さなミラーレス一眼をもってまわっているのを何人も見かけてちょっと驚きました。 好きな花の写真はちゃんとしたカメラで撮って保存しておくのだそうです。 う~む、まだまだカメラの需要はありそうですね^^ そういえば、FUJIから1億画素のカメラが発売されますね! 某カメラ店から電話がかかってきて「どうですか?」 どうですか?って50Sだってやっと持っているってのに、これ以上重くなるのは無理! それが10年若かったら買っちゃうかもしれませんが(笑) 車だって、みんなに年取ったんだから小さいのにしなさい!って言われて 3ナンバーから5ナンバーに変わることになったくらいですから、 これからはコンパクトで性能のいいものに切り替えていくのが良し。 とは言えど、最近のレンズはでかくて重くて性能だけはいい、というレンズばかり発売されます。 買うのは年寄りが多いんだから(?)もっとコンパクトなものを作ってくれないかな~?
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by nontan91
| 2019-05-29 23:04
| GFX50S
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